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店舗設計士の日常

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ステキなお店作りのヒントや、コツなどをプロ目線からお伝えします。インテリアデザイナーとして過ごす日々の出来事や趣味の話も。
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#日記

好きだけど邪魔なんだ

好きだけど邪魔なんだ

ひどい親だと思う。リモートワークに休校と外出自粛が重なった結果、家族が常に一緒にいる。そうなると、どうしても我が子のことでも「邪魔だなぁ...」と思ってしまう時がある。

文字通りの四六時中、ずっと一緒。

病めるときも健やかなるときもステイホーム、ただし仕事もしながら子供の面倒も見つつ、買出しは一人で1度に3日分を買ってこい、という生活。

これ、本当にみんな3日分を1回で買えてるの?

車ナシ

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花火のような仕事と、道や橋や灯台のような仕事

花火のような仕事と、道や橋や灯台のような仕事

感染症対策でのリモートワークの推奨に、リアルで対面してのビジネスが自粛を迫られて苦境に立たされる中、これからどんどん仕事のあり方・やり方も変わっていきそうな気配がしています。

もう少し具体的にビジネスをどうするのか?の話も近日中に書きますが、今日はもっと根っこの部分のお話です。

ここ数年、リーマンショックや震災以降の長期的な経済低迷から徐々に抜けてきて、株価なども上昇傾向にありました。

いよ

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平穏な日常を取り戻そう

平穏な日常を取り戻そう

モヤモヤしている。やることが雪のように少しずつ積もっていき、気づけば床が一面真っ白になっているような感覚...

慌てて少しだけ積もっているtoDoを払う。その合間に、他のところでもやることは少しずつ増えていっている。

いっそテトリスの縦棒のように、まとめて消せたらいいのになぁ...なんていう横着なことが頭をよぎる程度にはボンクラなのだけれど、一面がまっしろになると頭の中もまっしろになる。

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ありふれた題材ほど難しい現実

ありふれた題材ほど難しい現実

世の中のニーズとジャンルの関係性には、広さと深さがあると思うんです。何の話かっていうと、いろいろと新規でフォローしてくれた人とかを見にいった時に、興味を惹かれるプロフィールとまるで心が動かないプロフィールがあって、どうしてそう感じるのか?を考えていて気づいたんです。

まず、誰でも書けるありふれた題材をテーマにして、それをおもしろく表現することは実はとても難易度が高いんです。

誰でも書ける=参入

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やらない、という勇気

やらない、という勇気

この世の中にあるほとんどの事は等価交換です。それはお金だけではなく、時間や可能性などの目に見えない価値も含めての交換になっています。

そして、この交換は後からもう一回交換して元に戻せるタイプのものと、一回交換して手に入れるとよほどのことがない限りは元に戻せないタイプのものがあります。

たとえば、結婚は前者。離婚すれば元の状態に戻れます。

でも、出産と育児は後者。産まれてきた子供をなかったこと

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そしてすべてはネタになる

そしてすべてはネタになる

こうして毎日noteを書くようになって、しかも専門性特化のノウハウ系ではなく日常垂れ流しの雑記系で運用してみて、良かったと言えることがいくつかある。

そのうちのひとつが、どんなに嫌なことやツライことがあったとしても、書き方次第でそれを誰かの役に立つ(かもしれない)情報の案内看板のようなものにできることだ。

基本的に毎日書いているとネタに困るということよりもネタはたくさんあるのに書く時間がないと

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朝イチ更新ならリカバリーが効くという普通の日記

朝イチ更新ならリカバリーが効くという普通の日記

土曜日、d&deparmentさんへ家族で行く。途中で今ちょっとお仕事のご相談を受けている佐保さんと合流して、一緒にカトラリーなんかを選ぶ。

d&deparmentの東京本店は九品仏というちょっとマニアックな駅にあって、しかも駅からちょっと歩く。創設は2000年。

僕がちゃんと知ったのは桑沢デザイン研究所でデザイン学生をしていた頃なので、もうだいぶ前だ。

当時から、そのアノニマス(匿名性があ

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毎日更新のコツは日常と非日常と脱日常のバランス

毎日更新のコツは日常と非日常と脱日常のバランス

昨日書いた「毎日同じ時間にnoteを書くワケ」の中で“日常回を繰り返しつつ、転機になるイベント回をたまに挟む。”と書いたのだけれど、これをもうちょい補足しておこう。

まず、毎日書こうと思ったらネタの構成は8割は日常回だ。となると、出てくる問題はズバリ「ネタがない」という悩みだろう。これについてはバッサリぶった斬ったやつを読んで欲しい。

で、だいたいnoteで何かを情報発信しようと思うと方向性は

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続ける限りは、追いつかれることはない

続ける限りは、追いつかれることはない

現在、公開中のnoteが436個ある。正確にはこれが公開されるので437個になる。さすがにこれくらいの数を書いていると、自分でもいつ何を書いたのかを覚えていない。30代半ばにして記憶容量だけは老獪の域だ。

あぁ、そういえばあんな事を書いたかもしれない...程度の記憶はぼんやりある。ぼんやりなので間違っているかもしれないが、基本的には何回も同じ事を書いていることが多い。

もちろん、中にはハッキリ

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noteの毎日更新を再開して87日

noteの毎日更新を再開して87日

4月6日に復帰してから、今日で87日目の更新。今月で100日の毎日更新まで戻れそうです。

別に毎日じゃなくてなくてもいいと思うんです。ペースがつかめるなら自分のペースでいい。でも、僕は根が怠惰なサボリ魔なので、毎日と決めてやらないとあっという間にフェードアウトすると思います。

なんでそんなに毎日書くのかは、まぁ色々と打算的な部分もあるのですが、結局は楽しいから思わず書いちゃってます。

「これ

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もう広告を出すのをやめようと思った

もう広告を出すのをやめようと思った

僕は独立してからずっと店舗デザイン.comというサイトに登録していて、登録料を毎月払っている。金額は選べるコースで変わるのだけれど、そこまで広告費をかけたくないのもあり毎月1万円の最低スペックのやつだ。

実際のところそこ経由の大切な仕事も何本かとれているので、この月額1万円はまったくの無駄ではない。無駄ではないんだけれど、実はもう広告を出すのをやめようかと思っている。

理由は単純で、店舗デザイ

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SNSにいる一流はごく一部だよって話

SNSにいる一流はごく一部だよって話

本当のことを書くと叱られるからあまり書きたくないんだけれど、どうもマジで知らない人もいるみたいだから老婆心をポロリしておきます。

あのですね、SNSのフォロワー数と、その人の仕事の質やクリエイティビティには相関性はありません。

いいですか?大事なことだからもう一回言いますね。

SNSにいるクリエーターで一流はごく一部だけです。ガチでその仕事で戦っていて、SNSをやる暇もなく(SNSが好きでも

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社内で言いづらい事こそ外部に言わせよう

社内で言いづらい事こそ外部に言わせよう

僕はもう独立したフリーランスなので会社組織にはいないのだけれど、新卒で6年間は大企業に勤めていました。

で、やはり一部上場規模の会社になってくると、人数がすさまじいんです。社員数千人とかいる。関連子会社含めると1万人超えて来る。当然ながら管理職もたくさんいるし、出世競争や派閥もあるわけです。

そんな中で若い世代が何か声をあげてもなかなか取り入れてもらえないし、取り入れてもらえる時は大抵何か別の

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「少しずつはじめます」は不利になるよ

「少しずつはじめます」は不利になるよ

たまに見かけるのだけれど、プロフィールで「これから少しずつ情報発信していきます」と書く人がいる。

謙虚さと同時に自信のなさを感じるから、これはやめたほうがいい。

謙遜というのは、そもそも既になにかを成し遂げて一定の評価を持っている人が、あえてステージから降りてくる時に使うものだ。

まだ何者でもなくステージにあがってすらいないと、降りる場所がないのに謙遜していたらさらに沈んでいくしかない。

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