白鳥のりこ@周防大島町

せとうちの南に浮かぶ周防大島に住んでいます。 せとうちつなぐキッチン主宰、周防大島町議…

白鳥のりこ@周防大島町

せとうちの南に浮かぶ周防大島に住んでいます。 せとうちつなぐキッチン主宰、周防大島町議会議員(R2.11~)、時々小坊主(浄土真宗本願寺派白鳥山荘厳寺)。

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記事一覧

環境水族館宣言のアクアマリンふくしま

水族館好きのワタシとしては、再訪を誓っていたアクアマリンふくしま。10年ぶり。 東日本大震災の影響で電源消失により、20万匹の魚が死亡したアクアマリンふくしま。 哺乳…

いわきの震災後を学ぶなら薄磯海岸のいわき震災伝承みらい館オススメ!

いわき市には、3.11の震災から数年後、訪れたことがあります。 以前、(一財)地域活性化センターに派遣されていた時の同僚たちで、その中の一人、いわき市役所の友人を、…

いわきの記録・記憶(古滝屋旅館・原子力災害考証館)

3月21日、元原発技術者の今野寿美雄さんが、山口市での講演の前に周防大島にお立ち寄りくださり、急遽お話し会が催されました。 急遽だったにもかかわらず、30名を超える…

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スパリゾートハワイアンズで学ぶ人材育成と観光

町議会議員視察研修で、以前から”ハワイ”つながりで交流のある、スパリゾートハワイアンズを訪問しました。 スパリゾートハワイアンズと周防大島町調べてみると、スパリ…

東海第二原発の視察に行って考えたこと

周防大島町の近隣、上関町で、原発から出る使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設に向けた調査が行われています。 2月には、本議会に対して中国電力から計画に…

地方議員による地元案内〜流山市①

周防大島町議会議員視察研修での関東方面訪問を生かして、ソロ活視察してきました。 木下斉氏が所長を務めておられるLDLのメンバーであり、 都市経営プロフェッショナル…

太魯閣散策の旅(2024.1)

年に一度、旧正月前後に訪れる夫の故郷、台湾。 毎回、テーマをもってどこか小旅行に行くことにしています。 今回は、台湾東部の国家公園「太魯閣」を訪れました。 その…

地震津波災害、減災への備え(R6.3一般質問)

能登半島地震の被災、復旧復興の状況をニュース等で拝見する中で、 辺境の高齢化率の高い過疎地(=我が町) の災害への備え、減災の工夫について、考えさせられました。 …

周防大島町の下水道事業を考える 後編(R6.3一般質問)

一般質問の前に、2回にわたり、周防大島町の下水道事業の現状や全国の事例、気づいたことや考えたことをnoteに綴ってまいりました。 そして一般質問を行いましたので、そ…

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高齢化率50%超え、本土と一本橋の島の防災減災考

私が住んでいるのは、自然災害の絶えない日本列島ですが、 世界中の様々なニュースが毎日流れてくる中で、 自分事としてとらえることができなくなっていた、と気づかされま…

周防大島町の下水道事業を考える 中編

今回(R6.3議会)、下水道事業について、「財政を圧迫する下水道事業の今後」と題して一般質問をする予定なのですが、今質問しようと思った理由は、公営企業は全て経営が厳…

島の”芋あんたい焼き"誕生ストーリー

大島大橋からほど近く、小松開作の住宅街の中にあるカフェ「わたの花」。 「芋あんたい焼き」を開発・商品化された店長の山中静子さんに、お話を伺いました。 きっかけは…

周防大島町の下水道事業を考える 前編

例年、年末頃から年度末にかけて、その年度に策定することになっている各種行政計画案が示され、”パブリックコメント”の募集が行われます。 「これから○年間の町のこの…

R6周防大島町はどんな戦略で事業を展開するか?

本日、令和6年3月4日から、令和6年度周防大島町議会第1回本会議がスタートします。 議案は次のとおり。 何といっても、来年度の当初予算案を審議することが、大きなミッ…

最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(2)

周防大島町佐連地区の方々に、「大地と海の再生講座」の企画を持ち込んだ経緯について前回書きました。 今回は、講座の前後を含めて実施の様子や実施してみて感じたこと、…

最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(1)

去る2月3日、周防大島町の佐連地区で、大地と海の再生講座を開催しました。 私が大地の再生の考え方に出会い、地元で試したいと思ったきっかけについては以前のnoteで紹介…

環境水族館宣言のアクアマリンふくしま

環境水族館宣言のアクアマリンふくしま

水族館好きのワタシとしては、再訪を誓っていたアクアマリンふくしま。10年ぶり。
東日本大震災の影響で電源消失により、20万匹の魚が死亡したアクアマリンふくしま。
哺乳類や鳥類は、全国の水族館が受け入れ保護し、4カ月後の7月に再開すると戻って来たそうです。避難先で出産されたゴマフアザラシや、贈られた生き物もあったそうです。

環境水族館宣言発令!「アクアマリンふくしま」は愛称で、正式には「ふくしま海

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いわきの震災後を学ぶなら薄磯海岸のいわき震災伝承みらい館オススメ!

いわきの震災後を学ぶなら薄磯海岸のいわき震災伝承みらい館オススメ!

いわき市には、3.11の震災から数年後、訪れたことがあります。

以前、(一財)地域活性化センターに派遣されていた時の同僚たちで、その中の一人、いわき市役所の友人を、訪ねたのです。

写真の記録もなく、あれがいつだったのかもうろ覚えなのですが、
復活していたハワイアンセンターに泊まり、
彼行きつけのファミレスっぽいところでランチして、
再開したての水族館を堪能し、
いわきの美味しいお酒とメヒカリの

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いわきの記録・記憶(古滝屋旅館・原子力災害考証館)

いわきの記録・記憶(古滝屋旅館・原子力災害考証館)

3月21日、元原発技術者の今野寿美雄さんが、山口市での講演の前に周防大島にお立ち寄りくださり、急遽お話し会が催されました。

急遽だったにもかかわらず、30名を超える人たちが参加されました。
技術者だからわかる危険を、避難先でも啓発し、率先して除染すべき箇所を行政にも指摘して、子どもたちの遊び場などを守って行かれたそうです。

被災後何年かは、福島の子どもたちを夏休みに心置きなく屋外で遊ばせたいと

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スパリゾートハワイアンズで学ぶ人材育成と観光

スパリゾートハワイアンズで学ぶ人材育成と観光

町議会議員視察研修で、以前から”ハワイ”つながりで交流のある、スパリゾートハワイアンズを訪問しました。

スパリゾートハワイアンズと周防大島町調べてみると、スパリゾートハワイアンズ(常磐興産株式会社)と周防大島町との交流は、これまで数々重ねられていました(訪問前に把握しておけばよかったと反省しています)。

東日本大震災の後、ハワイアンズが一時休館していた間に、「フラガール全国きずなキャラバン」が

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東海第二原発の視察に行って考えたこと

東海第二原発の視察に行って考えたこと

周防大島町の近隣、上関町で、原発から出る使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設に向けた調査が行われています。

2月には、本議会に対して中国電力から計画についての説明が行われました。
今回は、現在中間貯蔵施設が稼働している茨城県の東海第二発電所に、周防大島町議会議員10名で視察研修に行ってきました。

再稼働に向けた対策工事の大詰めということで、地元の人たちを含め、多くの方が視察に訪れてい

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地方議員による地元案内〜流山市①

地方議員による地元案内〜流山市①

周防大島町議会議員視察研修での関東方面訪問を生かして、ソロ活視察してきました。

木下斉氏が所長を務めておられるLDLのメンバーであり、

都市経営プロフェッショナルスクールの先輩でもある

流山市議会議員の近藤みほさんを頼り、

流山おおたかの森駅から、近藤さんの車でぐるっとご案内いただきました。

ほんの4時間とは思えない、濃密な時間と気づきをありがとうございました。感謝!

駅周辺の官民連携

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太魯閣散策の旅(2024.1)

太魯閣散策の旅(2024.1)

年に一度、旧正月前後に訪れる夫の故郷、台湾。

毎回、テーマをもってどこか小旅行に行くことにしています。

今回は、台湾東部の国家公園「太魯閣」を訪れました。

その旅の記録を書こう書こうと思っているうちに、2024.4.3に、花蓮の近くで大きな地震が起こりました。

今でも鮮明に覚えている景色が、姿を変えて、ネットニュースに流れてきました。数少ないですが出会った地域の人々のことが心配です。

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地震津波災害、減災への備え(R6.3一般質問)

地震津波災害、減災への備え(R6.3一般質問)

能登半島地震の被災、復旧復興の状況をニュース等で拝見する中で、
辺境の高齢化率の高い過疎地(=我が町)
の災害への備え、減災の工夫について、考えさせられました。

今回の周防大島町議会一般質問では、
私も含め4名の議員が防災関連の質問を行いました。
それぞれの議員はそれぞれちょっとずつ違った視点で問い質があったと感じています。

YouTubeでの配信はもう少し後になりますが、
ぜひ町民の方々には

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周防大島町の下水道事業を考える 後編(R6.3一般質問)

周防大島町の下水道事業を考える 後編(R6.3一般質問)

一般質問の前に、2回にわたり、周防大島町の下水道事業の現状や全国の事例、気づいたことや考えたことをnoteに綴ってまいりました。

そして一般質問を行いましたので、その結果について、後編として綴らせていただきます。

まず驚いたというか、肩透かしを食らったな~と感じたのが、
一発目の回答

です。

ー嬉しいけど
ー切ない。

次の見直しっていつ?!

そういうところから、再質問を行っていきました

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高齢化率50%超え、本土と一本橋の島の防災減災考

高齢化率50%超え、本土と一本橋の島の防災減災考

私が住んでいるのは、自然災害の絶えない日本列島ですが、
世界中の様々なニュースが毎日流れてくる中で、
自分事としてとらえることができなくなっていた、と気づかされました。

それが、2024年の幕開け、能登半島地震でした。
2か月半が経つ今も、断水が続いたり、避難生活が続いたりと、大変な状況におられる方が多くらっしゃると聞きます。心からお見舞い申し上げます。

私が住む周防大島も、能登半島と似ている

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周防大島町の下水道事業を考える 中編

周防大島町の下水道事業を考える 中編

今回(R6.3議会)、下水道事業について、「財政を圧迫する下水道事業の今後」と題して一般質問をする予定なのですが、今質問しようと思った理由は、公営企業は全て経営が厳しいが、下水道事業の方向性が一番心配だ、ということです。

3つの公営企業とは、、水道事業、下水道事業、病院事業です。
前編では下水道事業の令和6年度予算案をもとに、どのくらいの赤字経営になっているかを確認しましたが、次に、全国の自治体

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島の”芋あんたい焼き"誕生ストーリー

島の”芋あんたい焼き"誕生ストーリー

大島大橋からほど近く、小松開作の住宅街の中にあるカフェ「わたの花」。

「芋あんたい焼き」を開発・商品化された店長の山中静子さんに、お話を伺いました。

きっかけは「周防大島の名産って、みかん以外に何があるの?」

看護師として医療介護の仕事を務めておられた静子さん。社交的で、前々から「いつかカフェをやってみたいな」と思われていたそうで、退職後、自宅の倉庫を改装して、カフェ「わたの花」をオープンさ

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周防大島町の下水道事業を考える 前編

周防大島町の下水道事業を考える 前編

例年、年末頃から年度末にかけて、その年度に策定することになっている各種行政計画案が示され、”パブリックコメント”の募集が行われます。
「これから○年間の町のこの分野の事業を、こういう方向でやっていきます」という計画を(本町の場合はほとんどコンサルに委託して)策定するときに、念のため見落としている意見や修正点がないか、町民や町内で働いている方などにみてもらい、意見を聞く、というものです。

本町では

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R6周防大島町はどんな戦略で事業を展開するか?

R6周防大島町はどんな戦略で事業を展開するか?

本日、令和6年3月4日から、令和6年度周防大島町議会第1回本会議がスタートします。

議案は次のとおり。

何といっても、来年度の当初予算案を審議することが、大きなミッションです。一般会計だけで予算規模が159億4千万円なので、住民一人当たり1千万円以上という計算になります。
新しい事業や、拡充される事業もあります。ワクワクもしますが、不安にもなります。

当初予算案については、3月5日に説明があ

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最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(2)

最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(2)

周防大島町佐連地区の方々に、「大地と海の再生講座」の企画を持ち込んだ経緯について前回書きました。

今回は、講座の前後を含めて実施の様子や実施してみて感じたこと、自分自身の変化について綴ります。

開催当日の2月3日は、だいぶ前から雨予報…
大雨じゃなければ開催しよう!と講師の方々や地元のさかえさんとは同意していたものの、ただでさえ寒い季節に雨予報で、参加者は来てくださるのかとても不安でした。

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最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(1)

最先端の過疎地域で自然との付き合いを考える(1)

去る2月3日、周防大島町の佐連地区で、大地と海の再生講座を開催しました。

私が大地の再生の考え方に出会い、地元で試したいと思ったきっかけについては以前のnoteで紹介しました。

ざっくりいうと、
 今すでに、人がたくさんいたときのような道普請や共有地の草刈りなど集落環境の整備は難しくなっていて、耕作放棄地も全体の内の50%を超えている。一度手を入れて放棄した自然は本当に自然の力を発揮できている

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