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「花粉症」について

こんにちは。
ちょくちょくと、くしゃみを連発することが増えてきました。春と同様のあの季節が今年も来たかという気もしています。と同時に今年はどんな感じだろうかとちょっとした結果を確認する点でそわそわしし出します。

花粉症は発症すると治らないと言われます。本当に?って今でも疑っています。というのも、少食に纏わるものや食べる物の選別についての書籍や動画の解説を漁っていると少なからず花粉症が治っている例がわりとあったので、時間をかけて自分の生活を正していけば改善できるんじゃないかなと思わされます。ちょっと前から自分で実験的にやってみた方法、とはいえ、そんなに大それたものでもないですが、それらをこの記事にリストして書いてます。書籍でこれもそういう方法にあたるのかというものも載せたいのでそれは「おまけ」でリストにしていきます。
ちょくちょく過去に投稿した記事と重複していますので、ご興味ありましたら、そちらもご覧いただければ幸いです。

改めて花粉症ってとさくっと見直してみました。定義としてはこうみたいです。

「花粉が体内に侵入した時に、それを異物として体外に排除しようとする免疫の異常反応が花粉症の原因。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花粉の改善には、体内の免疫力を高める食べ物を摂ることが大切です。粘膜を強化するビタミンA、血管を丈夫にするビタミンCなどを積極的に摂りましょう。」

これは「クスリごはん」という本からそのまま抜粋させていただきました。一ページも満たないほどの簡単なレシピと食材の効能が書いてあります。使いやすいです。
花粉症が出るのは、異物を体外に出そうとする大事な役割からではありますが、ずっと出ていけと指令を出され続け、命令通り動いていたら辛いですよね。なので、薬で緩和を期待するのも大事です。ただ、薬では完治はしない、あくまで、症状の悪化を一時的に止めているだけと心に留める方がいいかもしれません。
花粉症に善いとされる食物として、無糖ヨーグルト、緑茶、シソ、タマネギが良いようです。あと免疫力を高める納豆、バナナ、トマト、レンコン、ニンジン、キウイなども。ただし、食品アレルギーがある場合、それを特定し、避けることも大事です。

さて、ここからは目下実践中のことを箇条書きにしていきます。

・市販のジュースやお茶を飲まない。
基本、お茶葉や香料などを含まないパックのお茶(特に種類問わず)か水/白湯。煮だしたものでも水出しでも気にしません。

・そもそもしないけど、お酒も煙草を避ける。
お酒は消化器官系に、煙草は循環器系に各々の化学物質が反応して体が弱ってしまうようです。受動喫煙には気を付けるようにしてます。

・唐辛子のような刺激物を避ける。
腸や鼻の粘膜を弱らせてしまうため。

・ジャンクやカップ麺などは食べない。
お菓子もあんまり食べなくなった。(たまに自家製とか書いてあると気になってしまいますが、基本市販品は買わない)どうしても食べたくなったら、自作するか、小分けしたナッツをつまんだりする。
甘い物、買うってなったら原材料は割と見るやな客です。塩羊羹最強です。

・小麦は米粉に、上白糖やグラニュー糖はキビ砂糖や黒糖に代用して料理する。衣の必要な物は片栗粉に替える。
キビ砂糖や黒糖、かなり高価ですが甜菜糖などは白いお砂糖に比べてミネラルが豊富です。精製されていないため体への吸収がゆっくりで、血糖の急上昇などでくらっとなることが少ないです。

・噛む回数を意識する。
しっかり咀嚼すると体に吸収されるのも負担にならないのと、満腹感も得られるので間食が少なるようです。

・サラダ油をこめ油に替えた。
サラダ油は溶剤を使って油を精製しているものが多いこと、遺伝子組み換えの食物を使っていたり、除草剤の残留が油にもあったりするのに対して、こめ油は圧搾抽出で添加物がないことや、ビタミンEを多く含んでいること、臭みもなく、酸化しにくいという点から気に入っています。少しだけ、サラダ油より値は上がる点はあります。

・一日、一食から二食。食べない時間が増えて頭や体がすっきりしている間隔が増えた気がする。

・毎日、散歩する。
激しい運動が得意ではないので、毎日できて苦にならないものをって探した結果散歩になりました。

・たまにさぼるけど、なるべくはプランクはする。

・ちゃんと寝る。
*眠れなくても横になっているだけで、体の疲れは自然と回復に向かう、入眠障害などですぐに寝付けない場合は起きる時間を後ろにずらすように教えて頂きました。私はこのアドバイスのおかげで眠れるようになりました。

実験的にあれやこれやとしてみて思うのは、花粉症だけを治癒するというより、花粉症も改善するという感覚に近い気がします。なるべくは食の中では特に胃腸に負担を掛けないこと、運動では肺などの循環器が適度に活発であること、がいいのかなという感じです。後は、体温を一定に保つの、これが一番難しいと感じます。
全然難しい事はしてません、本に書いてあったことや教えてもらった事をできる範囲でやってみているだけです。
治っているのかは、自分でも明確には分っていません。酷かった時に比べたら症状は多少軽減した気がするという程度ではあります。完治しても、その状態の維持ができているのかはその時にならないとなんとも言えない心持もします。崩すのは一瞬。これだけは断言できます。

おまけ① 発見
・昔から花粉症には「べにふうき」という緑茶がいいと言われていました。でも、飲んだことはありませんでした。今回、本当に効果期待ができるのかも明らかにしてみたくて含めて購入して飲んでみています。一回ではならないだろうから、ひと箱(15袋分)をお試しで。効果に期待するなら粉末タイプのが良いようですが、売ってませんでした。(よく読んでくださる方はまたか!とお思いでしょう)というわけで、パックタイプです。
飲んでいて「思っていたよりもちょっとだけ甘い緑茶」という感じで驚いています。甜茶もいいそうです。お茶の専門店で試飲させてもらった事がありますが、確かこれも甘味がありました。砂糖入っていないのに、甘い緑茶でした。

・これは書籍で読んで、衝撃だった方法です。もしかしたら、医療の世界ではありふれた方法の一つなのかもしれません。本に合ったのは、杉のお茶を飲むこと、または杉の葉を入浴剤として用いることを挙げていました。
天敵じゃないかって見出しを読んだ時に、そんな考えが浮かびました。本文を読んでみると、杉の葉に含まれるテルピン油に期待した方法で昔の中国の民間療法としてあったもののようです。
この精油の中にある杉の抗原を、意図的に取り込むことで抗原抗体反応を抑制する効果があるそうです。杉の葉茶を飲むことで鼻水・鼻づまりのアレルギーを引き起こす「好酸球」が減ることから、花粉症の症状に適しているのではとされています。入浴によって、強い殺菌力によってアトピー性皮膚炎の予防効果も期待できるとのこと。毒ってほどでもないですが、外敵だと思っていたものをあえて取り込むってその発想に目から鱗でした。

おまけ② レシピ
・シソと肉の炒め物
材料:お肉(ブタ小間や鶏ももがおすすめ)シソ、お好みで玉ねぎやネギ
味付:醤油、みりん 各大さじ1
手順:
1.お肉を食べやすい大きさに切って、シソは茎を除いて千切りにする。
2.フライパンに分量外の油をひいて中火でお肉を炒める。(玉ねぎなどを入れる場合はお肉の前に加熱)
3.色が変わったらシソ、醤油、みりんを加えて完成。

・蜂蜜しょうが
材料:蜂蜜 200ml、しょうが 150g
手順:
*事前:保存する瓶を煮沸消毒して清潔にしておく。
1.しょうがをスライスする。
2.しょうがを瓶にいれて、蜂蜜を加える。
3.二日晩ほど漬け込んで完成。
しょうがを食べても良し、しょうが汁をお湯で割って飲んでも良し。
(神農本草経にも掲載されてたくらい古い方法のようです)

・黒豆の甘煮
厳密にはその「汁」のようですが、トータルして黒豆でもいいなかと。
作り方は家庭によっても分量や方法が違うと思うのでここは各にお任せします。

・トマトの味噌汁(目安2人分)
材料:トマト 1個、水 300ml、味噌 大さじ1、顆粒だし 小さじ1
お好みでオリーブオイル、胡椒
手順:
1.トマトを食べやすい大きさに切る。
2.鍋に水とトマト、顆粒だしを入れて沸騰させる。
3.煮立ったら火を止めて味噌を溶き入れて完成。
味変でオリーブオイル、胡椒を入れても美味しい。

余談ですが、味噌汁は二日酔いにも早めの効果が期待できるみたいです。
諸説ありますが、一度に水分とミネラルと塩分が摂取できること、薬と違って副作用がないことで重宝されているとのこと。
こっち(二日酔い)に関しては特に、具は固定はなかったので好みで作っても、最悪インスタントでも大丈夫です。強いて、効果を得たいのであれば「しじみ」の味噌汁は鉄板な気がします。
それを話した子が実際に実践してみてくれたところ、効果はあったようで「そういう事はもっと早く言って」と連絡を受けました。「前から言ってたよ」と返信しておきました。

おまけ③ 漢方
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種とされています。花粉に反応すると免疫系統が過剰に反応することで起こるとされています。五行ではこれらの水っぽい症状を水毒と見なします。水分代謝を整える漢方を利用する事で改善を図っていくとしています。花粉症の漢方の処方は、鼻水が出るか鼻が詰まるのかが目安になるとされます。書籍に掲載されていたいくつかの花粉症に効く漢方と効能について調べたことです。正し、漢方も薬です。他に服用中の薬があったり、漢方薬自体の使用上の注意などがあります。それによって、これはしてはいけない、これはしてください、というアドバイスが変化します。専門家との相談で自身に合った漢方を用いて改善を一番になさってください。

*花粉症に効く主な漢方薬
☆実証
・葛根湯(かっこんとう)
鼻づまりを解消。首の後ろが凝りやすい、頭痛が良く起こる、目、耳、鼻およびその粘膜に炎症や充血があるといった症状によく使う。

☆中間証
・小青龍湯(しょうせいりゅうとう)
鳩尾に水が停滞しぴちゃぴちゃとした音がする、くしゃみ、鼻水、涙がでて涎が流れるというのに効果的である。

・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
慢性的なアレルギー性鼻炎、鼻づまり濃い鼻汁が出る物に用いられる。皮膚が浅黒く、腹筋が緊張していてくすぐったがり、手足が湿りやすい人に向いている。

☆虚証
・麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
突然くしゃみと鼻水がでて、次第に鼻が詰まるおいう症状に有効。年配の人、脈が弱くて虚弱な人に向いている。

・苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
くしゃみ、鼻水が止まらないという症状に効果的。胃腸が弱く、小青竜湯を試して胃もたれを起こしたという人に向いている。

・小建中湯(しょうけんちゅうとう)
慢性的なアレルギー性鼻炎がある人の、体質改善に効果的。胃腸が弱く腹痛を起こす、血色が悪い、鼻血が出やすいという症状を持つ人に向いている。

この☆の証(しょう)は自身の体調の目安です。「体力や抵抗力が充実している人を「実証(じっしょう)」、体力がなく、弱々しい感じの人を「虚証(きょしょう)」と言い、その中間を「中間証」という。」葛根湯は有名かもしれませんが胃腸の弱い人が摂取すると消化が反って負担になってしまったりということがあるようです。

最近思うのは、QOLの考え方です。前までは、食も運動も休養(睡眠)もそれぞれ単一で質が高くないと健康じゃないって考え方をしていたのですが、そうではなく、食+運動=睡眠の質になるのかなって思うようになりました。外からどうにかなるって言えませんが、自分の内側から免疫システム強化以外にないのかもしれないという気がします。個人差もアレルギーの対象も全部違うので、一概にこれすればっていうのは難しいですね。けれども、この中からこれならできそうっていうのが合ったら、ぜひ取りいれてみて頂きたいです。少しでも症状を和らげる一端になれたら幸いです。

今は目新しいのだとその味噌玉を作って凍らせておいてどのくらいの効果があるのか目下実験中です。

参考にした書籍
・花粉症 アレルギーを自分で治す70の知恵
・花粉症がラクになる
・花粉症―対策と治療法
・おいしく食べて体に効く! クスリごはん


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