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【連載】いつのまにか影は長く伸びていた #4
歪んだ情
母の料理は美味くなかった。
でも唯一愛してやまないものがある。
3つのとき小学生の兄の思惑で母の小銭入れから10円玉をたくさん盗んだことがあった。
すぐにばれて父に「お前ら捨てにいく」と田んぼ道まで連れていかれたが母は2人分のおにぎりを持たせてくれた。
唯一今もなお愛してやまない母のおにぎり。
【連載】いつのまにか影は長く伸びていた #3
勲章
小学生のとき、父が救急車で運ばれたことがある。
母に何か言われて腹が立ち、ドアを蹴って割れたガラスが足に突き刺さったのだ。
7針縫ったその傷痕を「ラッキー7や」と言ってしばらく勲章のように見せていた。
そんなん勲章ちゃう…と思いながらも、なぜあんなにも父のことが好きだったのかわからない。
【連載】いつのまにか影は長く伸びていた #2
母の涙
釣りの帰りに決まって父は、阪神ファンが集まる居酒屋に寄っていた。僕を車に残したまま。
巨人ファンなのに嘘ついてそこに通っていた。
1時間ほどたって戻ってきて僕に焼き鳥をくれる。家に帰ると父はまた母と喧嘩して再び飲みに出て行く。父の家なのに。
台所で米を研ぎながら、母はいつも泣いていた。
【連載】いつのまにか影は長く伸びていた #1
父の横顔
遠い記憶がよみがえる。
そのほとんどが父の車の助手席でカセットテープをカチャカチャと選びながら海釣りへと向かう車内。
釣り場についてからはリュックサックに詰め込んだ母が作ったおにぎりと少し焦げたハムを食べることが本当の楽しみだった。
遊動浮きを見つめる優しかった父の横顔が夕陽と重なる。
【連載】いつのまにか影は長く伸びていた #0
プロローグ
思考と感情を変えれば、変わらないはずの過去が変わるのか…事実…何もなかったかのように豪雨が霧雨へと穏やかに変わり…あまつさえ、雨降って地固まることも起きた始末。
大葉の脇にはネギトロとらっきょう、そしてつがいになった半熟卵。
目の前に好物たちが揃い、めおとグラスは静かに音を鳴らした。