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「Fair/公平」「integrity/誠実」「trust/信頼」の頭文字に企業の人事にとって最適なパートナーでありたいという思いから「FitPartners」という社名で人事領域のコンサルティングや事務領域のオンラインアシスタントサービスを行っています。

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固定された記事

産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

産休育休の取得促進は組織全体を強化する 産休育休制度が整備されてかなり取りやすくなっていますが本質的な対策ができていない会社はまだまだたくさんあります。 今回は…

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3週間前
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最高のメンバー育成方法は”育てないこと”

チームで最大の成果を出せばメンバーは勝手に育つ現代の企業において、メンバーの育成は重要な課題の一つです。 しかし、育成の方法には多くの議論があり、その中でも「育…

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1日前

価格を適正化するために必要なこと

適正価格はどんぶり勘定で成り立たない ビジネスを運営するうえで、サービスの価格設定は非常に重要な要素です。価格が高すぎれば顧客が離れ、低すぎれば利益を確保できま…

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9日前
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人脈からの協業は経営を危機にさらす

経営にとって人脈は借金と同じ多くの経営者が経営者のコミュニティを持ち、情報交換を目的とした交流会を行っています。 ただ、遊んでいるようで実は会社にとって重要な役…

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11日前
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仕組化を促進するために理解すること

形だけの仕組化がビジネスアジリティを低下させているビジネスの現場では、「仕組化」の重要性がますます増しています。 特に、企業の成長と効率化を目指す経営層や人事の…

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13日前
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企業が可変性を失う理由-停滞の第二創業期-

会社が変わらない理由は往々にして役員~管理職にある。こんにちわ。私はこれまで様々な企業に出入りして組織を客観的に眺めてきました。 今回はよく言われる第二創業期が…

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2週間前
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社長盲信型の会社組織が崩壊する理由

トップダウンかボトムアップかではない社長盲信型組織社長盲信型組織とは社長の判断・決断・見解をすべて真に受けて依存してしまう組織を指します。 現代のビジネス環境で…

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2週間前

サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

様々な企業が働き方改革に取り組む中でサービス残業が文化になってしまっている会社は多くあります。 そういった会社の多くは競争力が下がっている現実に気づくことができ…

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2週間前

意思決定プロセスのコントロール

過当競争で生き残るための手段 ビジネスの現場では、特に過当競争が激しい業界において、物を売るためには単なる製品やサービスの提供以上に、商談相手の意思決定プロセス…

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1か月前

ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

世の中の常識が間違いなく変わるという確信AI技術の進化は日々加速しており、その中でも特に注目されているのがOpenAIのChatGPT-4oです。今回は、この最新のAIツールを実際…

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1か月前
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コア業務に集中するための取り組み

リソースをコア業務に集中させられるかが競争力のカギを握る 現代のビジネス環境では、競争が激化し、企業は効率と生産性を最大化することが求められています。特に中小企…

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1か月前
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今だからこそ業務設計を再設計する必要がある

業務設計があいまいな会社が淘汰される未来現代のビジネス環境は、かつてない速度で変化しています。テクノロジーの進化、グローバル化の進行、消費者ニーズの多様化など…

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1か月前
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早期離職は学生ではなく企業に問題がある

離職率には組織戦略に明確な勝ち負けが表れている新卒者の早期離職が社会問題としてしばしば取り上げられますが、実際のところ、新卒の3年以内の離職率は上がっているわけ…

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1か月前
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経験則一辺倒で仕事をすることの危険性

経験則だけではなく創造力を併せ持つ必要性私たちは、しばしば「経験は最良の教師である」という言葉を耳にします。確かに、経験から得られる知識や洞察は非常に価値があ…

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1か月前

ボトムアップ型組織の作り方と経営者の役割

ボトムアップを”待つ”という圧倒的悪手ボトムアップ型組織は、従業員の意見やアイデアが組織運営に反映されることで、革新的で持続可能な成長を達成する可能性が高まり…

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1か月前

革新を起こしたい経営者が覚悟すべきこと

革新を求める経営者へ:嫌われる覚悟が必要な理由革新的な変化を推進する経営者にとって、常に全員からの支持を得ることはほぼ不可能です。実際、革新的なアプローチを取…

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1か月前
産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

産休育休の取得促進は組織全体を強化する

産休育休制度が整備されてかなり取りやすくなっていますが本質的な対策ができていない会社はまだまだたくさんあります。
今回は取得の推進を企業の競争力向上につなげる本質的な取り組みを紹介します。

そもそもなぜ産休・育休が取りにくいのかまだまだ取りにくい・戻りにくいという会社があると思います。
よくある課題を整理します。

1. 経営層の意識不足

経営層が産休

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最高のメンバー育成方法は”育てないこと”

最高のメンバー育成方法は”育てないこと”

チームで最大の成果を出せばメンバーは勝手に育つ現代の企業において、メンバーの育成は重要な課題の一つです。

しかし、育成の方法には多くの議論があり、その中でも「育てないこと」が実は最も効果的な方法であるという意見も存在します。

本コラムでは、その理由と具体的なアプローチについて考察します。

成長の邪魔をしないことの重要性自律性の尊重

メンバーに自分で考え、自分で行動する余地を与えることで、真

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価格を適正化するために必要なこと

価格を適正化するために必要なこと

適正価格はどんぶり勘定で成り立たない

ビジネスを運営するうえで、サービスの価格設定は非常に重要な要素です。価格が高すぎれば顧客が離れ、低すぎれば利益を確保できません。では、どのようにして適正な価格を設定すればよいのでしょうか?

1. サービスの価値を理解する

まず、提供するサービスの価値をしっかりと理解することが不可欠です。サービスの価値は、顧客がそのサービスを利用することで得られる利益や満

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人脈からの協業は経営を危機にさらす

人脈からの協業は経営を危機にさらす

経営にとって人脈は借金と同じ多くの経営者が経営者のコミュニティを持ち、情報交換を目的とした交流会を行っています。

ただ、遊んでいるようで実は会社にとって重要な役割を果たしています。

経営人脈の短期的なメリット経営において人脈は一見、非常に重要な資産のように思われがちです。特に、短期的には以下のようなメリットがあるとされています。

情報の獲得

業界の最新情報やトレンドを早期に入手できることで

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仕組化を促進するために理解すること

仕組化を促進するために理解すること

形だけの仕組化がビジネスアジリティを低下させているビジネスの現場では、「仕組化」の重要性がますます増しています。

特に、企業の成長と効率化を目指す経営層や人事の意思決定者にとって、仕組化は避けて通れない課題です。

しかし、仕組化をするうえでポイントを理解せずに仕組化してしまうことは企業としてビジネスアジリティを低下させ、将来的な競争力を失う要因になります。

失敗してしまう理由と仕組化する際の

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企業が可変性を失う理由-停滞の第二創業期-

企業が可変性を失う理由-停滞の第二創業期-

会社が変わらない理由は往々にして役員~管理職にある。こんにちわ。私はこれまで様々な企業に出入りして組織を客観的に眺めてきました。

今回はよく言われる第二創業期がうまくいかない組織に見られる可変性を失ってしまうという問題を解説していきたいと思います。

共通のマネジメントスタイルが原因?

この問題の背後には、共通のマネジメントスタイルが原因であるケースが多々あります。

例えば、「それは社員に考

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社長盲信型の会社組織が崩壊する理由

社長盲信型の会社組織が崩壊する理由

トップダウンかボトムアップかではない社長盲信型組織社長盲信型組織とは社長の判断・決断・見解をすべて真に受けて依存してしまう組織を指します。

現代のビジネス環境では、リーダーシップのあり方が組織の成功に大きく影響しますが社長盲信型の会社組織は、しばしばその成功を危うくする要因となります。

なぜ盲信型組織が生まれてしまうのか盲信型組織が生まれる理由には、いくつかの要因が考えられます。トップダウン型

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サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

様々な企業が働き方改革に取り組む中でサービス残業が文化になってしまっている会社は多くあります。
そういった会社の多くは競争力が下がっている現実に気づくことができず業績を上げようとしてさらにサービス残業が増えるという悪循環を繰り返しています。
サービス残業が企業の競争力に及ぼす悪影響について、いくつかの重要なポイントを紹介します。

生産性の低下

サービス残業が恒常化すると、従業員の疲労が蓄積し、

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意思決定プロセスのコントロール

意思決定プロセスのコントロール

過当競争で生き残るための手段

ビジネスの現場では、特に過当競争が激しい業界において、物を売るためには単なる製品やサービスの提供以上に、商談相手の意思決定プロセスをコントロールするスキルが求められます。このコントロールが成功を左右する鍵となることが多いのです。

1. 相手のニーズを深く理解する

商談相手のニーズを深く理解することが重要です。相手が何を求めているのか、どのような問題を解決したいの

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ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

世の中の常識が間違いなく変わるという確信AI技術の進化は日々加速しており、その中でも特に注目されているのがOpenAIのChatGPT-4oです。今回は、この最新のAIツールを実際に使ってみた感想をシェアしたいと思います。

プロンプトの作成能力と目標設定能力が最重要スキルになる

ChatGPT-4oを効果的に活用するためには、適切なプロンプトを作成する能力と、明確な目標設定が欠かせません。プロ

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コア業務に集中するための取り組み

コア業務に集中するための取り組み

リソースをコア業務に集中させられるかが競争力のカギを握る

現代のビジネス環境では、競争が激化し、企業は効率と生産性を最大化することが求められています。特に中小企業にとって、限られたリソースで最大の成果を上げることが重要です。そのためには、社員がコア業務に集中できる環境を整えることが不可欠です。この記事では、コア業務に集中するための取り組みと、その中でオンラインアシスタントサービスが果たす役割につ

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今だからこそ業務設計を再設計する必要がある

今だからこそ業務設計を再設計する必要がある


業務設計があいまいな会社が淘汰される未来現代のビジネス環境は、かつてない速度で変化しています。テクノロジーの進化、グローバル化の進行、消費者ニーズの多様化など、多くの要因が絡み合い、企業には常に適応し続ける柔軟性が求められています。このような状況の中で、業務設計があいまいな会社は、競争の激化する市場で生き残ることが難しくなると予測されます。以下、その理由を詳しく解説します。

1. 効率の低下

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早期離職は学生ではなく企業に問題がある

早期離職は学生ではなく企業に問題がある


離職率には組織戦略に明確な勝ち負けが表れている新卒者の早期離職が社会問題としてしばしば取り上げられますが、実際のところ、新卒の3年以内の離職率は上がっているわけではなく、むしろ減少傾向にあります。この事実は、早期離職が個々の学生や若手社員の問題ではなく、企業側に深い問題があることを示唆しています。特に、組織戦略の勝ち負けが明確になる現代において、企業の対応が早期離職の鍵を握っています。

早期離

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経験則一辺倒で仕事をすることの危険性

経験則一辺倒で仕事をすることの危険性



経験則だけではなく創造力を併せ持つ必要性私たちは、しばしば「経験は最良の教師である」という言葉を耳にします。確かに、経験から得られる知識や洞察は非常に価値があります。しかし、現代社会が直面しているVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity:変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の特徴を考慮すると、経験則だけに依存することは大きなリスクを伴

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ボトムアップ型組織の作り方と経営者の役割

ボトムアップ型組織の作り方と経営者の役割


ボトムアップを”待つ”という圧倒的悪手ボトムアップ型組織は、従業員の意見やアイデアが組織運営に反映されることで、革新的で持続可能な成長を達成する可能性が高まります。しかし、この組織形態を成功させるためには、経営者の積極的な役割参加が不可欠です。ただ「ボトムアップを待つ」という受動的な姿勢ではなく、能動的に環境を整え、従業員が自由に意見を述べられる文化を築くことが求められます。

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革新を起こしたい経営者が覚悟すべきこと

革新を起こしたい経営者が覚悟すべきこと


革新を求める経営者へ:嫌われる覚悟が必要な理由革新的な変化を推進する経営者にとって、常に全員からの支持を得ることはほぼ不可能です。実際、革新的なアプローチを取ることはしばしば抵抗や批判を引き起こし、それに直面するためには「嫌われる覚悟」が必要です。この記事では、なぜ革新的な経営者がこの覚悟を持つべきなのかを探ります。

1. 革新は快適ゾーンを超えることを要求する

革新は、既存の枠を超え、未知

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