FitPartners

「Fair/公平」「integrity/誠実」「trust/信頼」の頭文字に企業の人事にとって最適なパートナーでありたいという思いから「FitPartners」という社名で人事領域のコンサルティングや事務領域のオンラインアシスタントサービスを行っています。

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産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

産休育休の取得促進は組織全体を強化する 産休育休制度が整備されてかなり取りやすくなっていますが本質的な対策ができていない会社はまだまだたくさんあります。 今回は取得の推進を企業の競争力向上につなげる本質的な取り組みを紹介します。 そもそもなぜ産休・育休が取りにくいのかまだまだ取りにくい・戻りにくいという会社があると思います。 よくある課題を整理します。 1. 経営層の意識不足 経営層が産休・育休の重要性を認識していない場合、推進が難しくなります。特に短期的な利益や業績

    • ノンコア業務を内製するデメリット

      企業にとって、ノンコア業務の外注はコスト削減の観点で消極的な選択肢に見えるかもしれません。 しかし、実際に内製化するには多くのデメリットが存在します。 本コラムでは、ノンコア業務を内製する際に発生しうる主要なデメリットについて詳述します。 1. コストの増加 ノンコア業務を内製化するには、専用の人材を雇用し、訓練し、管理する必要があります。これに伴い、給与、福利厚生、オフィススペース、設備費用などが発生します。これらのコストは長期的に見て大きな負担となります。 2.

      • ミーティングだらけの弊害

        現代のビジネス環境では、ミーティングは重要なコミュニケーション手段とされています。しかし、過剰なミーティングが逆効果を招くことも少なくありません。今回は、ミーティングが多すぎることによる弊害について考察します。 1. 生産性の低下 ミーティングが多すぎると、社員は自分の業務に集中する時間が減少します。特に長時間にわたる会議や頻繁なミーティングは、作業の中断を引き起こし、生産性を著しく低下させます。社員は会議の合間に短い時間で仕事を片付けようとするため、質の低いアウトプット

        • いい管理職より嫌われない管理職を目指せ!

          嫌われない管理職になるためのポイントはじめに 管理職としてのスキルや理想的な姿勢についての研修は数多く存在しますが、どれほど理想的な管理職像を掲げても、部下に嫌われてしまえばその効果は半減します。 研究によれば、部下は嫌いな管理職のもとでは意図的にパフォーマンスを低下させる傾向があります。今回は、「嫌われない管理職」になるために避けるべきことについて考察します。 嫌われる管理職の典型的なタイプミクロマネージャー 特徴: すべての細かい作業に干渉し、部下に自由を与えない

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        産休・育休の取りやすさが企業競争力に直結する理由

          仕事へのアプローチを経験則型、論理思考型、直感型で分類する

          仕事に対するアプローチの性質を理解する仕事を進めるにあたって、人は様々なアプローチを取ることができます。 ここでは、経験則型、論理思考型、直感型の3つのアプローチについて、それぞれのメリット・デメリット、活かし方、見極め方を紹介します。 人事・経営者層・管理職者層の皆様にとって、これらのアプローチを理解することで、チームや組織のパフォーマンス向上に繋げるヒントとなるでしょう。 1. 経験則型アプローチメリット 迅速な意思決定:過去の経験をもとに即座に判断ができるため、

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          最高のメンバー育成方法は”育てないこと”

          チームで最大の成果を出せばメンバーは勝手に育つ現代の企業において、メンバーの育成は重要な課題の一つです。 しかし、育成の方法には多くの議論があり、その中でも「育てないこと」が実は最も効果的な方法であるという意見も存在します。 本コラムでは、その理由と具体的なアプローチについて考察します。 成長の邪魔をしないことの重要性自律性の尊重 メンバーに自分で考え、自分で行動する余地を与えることで、真の意味での成長が促進されます。 成長する人は放っておいても成長します。逆に、成

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          価格を適正化するために必要なこと

          適正価格はどんぶり勘定で成り立たない ビジネスを運営するうえで、サービスの価格設定は非常に重要な要素です。価格が高すぎれば顧客が離れ、低すぎれば利益を確保できません。では、どのようにして適正な価格を設定すればよいのでしょうか? 1. サービスの価値を理解する まず、提供するサービスの価値をしっかりと理解することが不可欠です。サービスの価値は、顧客がそのサービスを利用することで得られる利益や満足度に直結します。たとえば、時間の節約や業務の効率化、ストレスの軽減などが挙げら

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          人脈からの協業は経営を危機にさらす

          経営にとって人脈は借金と同じ多くの経営者が経営者のコミュニティを持ち、情報交換を目的とした交流会を行っています。 ただ、遊んでいるようで実は会社にとって重要な役割を果たしています。 経営人脈の短期的なメリット経営において人脈は一見、非常に重要な資産のように思われがちです。特に、短期的には以下のようなメリットがあるとされています。 情報の獲得 業界の最新情報やトレンドを早期に入手できることで、迅速な意思決定が可能となり、競争優位を保てると言われています。 ビジネスチャ

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          仕組化を促進するために理解すること

          形だけの仕組化がビジネスアジリティを低下させているビジネスの現場では、「仕組化」の重要性がますます増しています。 特に、企業の成長と効率化を目指す経営層や人事の意思決定者にとって、仕組化は避けて通れない課題です。 しかし、仕組化をするうえでポイントを理解せずに仕組化してしまうことは企業としてビジネスアジリティを低下させ、将来的な競争力を失う要因になります。 失敗してしまう理由と仕組化する際のポイントを押さえて促進する手立てを打ちましょう。 仕組が機能しない要因現場の抵

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          企業が可変性を失う理由-停滞の第二創業期-

          会社が変わらない理由は往々にして役員~管理職にある。こんにちわ。私はこれまで様々な企業に出入りして組織を客観的に眺めてきました。 今回はよく言われる第二創業期がうまくいかない組織に見られる可変性を失ってしまうという問題を解説していきたいと思います。 共通のマネジメントスタイルが原因? この問題の背後には、共通のマネジメントスタイルが原因であるケースが多々あります。 例えば、「それは社員に考えさせる」とか「ケイパビリティが低い」という言葉が頻繁に聞かれます。 第二創業

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          社長盲信型の会社組織が崩壊する理由

          トップダウンかボトムアップかではない社長盲信型組織社長盲信型組織とは社長の判断・決断・見解をすべて真に受けて依存してしまう組織を指します。 現代のビジネス環境では、リーダーシップのあり方が組織の成功に大きく影響しますが社長盲信型の会社組織は、しばしばその成功を危うくする要因となります。 なぜ盲信型組織が生まれてしまうのか盲信型組織が生まれる理由には、いくつかの要因が考えられます。トップダウン型組織のみならずボトルアップ型の組織であっても発生する可能性があり、以下に主な理由

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          サービス残業が競争力に及ぼす悪影響

          様々な企業が働き方改革に取り組む中でサービス残業が文化になってしまっている会社は多くあります。 そういった会社の多くは競争力が下がっている現実に気づくことができず業績を上げようとしてさらにサービス残業が増えるという悪循環を繰り返しています。 サービス残業が企業の競争力に及ぼす悪影響について、いくつかの重要なポイントを紹介します。 生産性の低下 サービス残業が恒常化すると、従業員の疲労が蓄積し、生産性が低下します。疲れた状態での仕事はミスが増え、結果として品質が低下します。

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          意思決定プロセスのコントロール

          過当競争で生き残るための手段 ビジネスの現場では、特に過当競争が激しい業界において、物を売るためには単なる製品やサービスの提供以上に、商談相手の意思決定プロセスをコントロールするスキルが求められます。このコントロールが成功を左右する鍵となることが多いのです。 1. 相手のニーズを深く理解する 商談相手のニーズを深く理解することが重要です。相手が何を求めているのか、どのような問題を解決したいのかを把握することで、最適な提案が可能となります。 どこまでの解像度でどのような

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          ChatGPT-4oを使ってみた感想!(えぐすぎ)

          世の中の常識が間違いなく変わるという確信AI技術の進化は日々加速しており、その中でも特に注目されているのがOpenAIのChatGPT-4oです。今回は、この最新のAIツールを実際に使ってみた感想をシェアしたいと思います。 プロンプトの作成能力と目標設定能力が最重要スキルになる ChatGPT-4oを効果的に活用するためには、適切なプロンプトを作成する能力と、明確な目標設定が欠かせません。プロンプトとは、AIに対する指示や質問のことで、これが適切であればあるほど、AIから

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          コア業務に集中するための取り組み

          リソースをコア業務に集中させられるかが競争力のカギを握る 現代のビジネス環境では、競争が激化し、企業は効率と生産性を最大化することが求められています。特に中小企業にとって、限られたリソースで最大の成果を上げることが重要です。そのためには、社員がコア業務に集中できる環境を整えることが不可欠です。この記事では、コア業務に集中するための取り組みと、その中でオンラインアシスタントサービスが果たす役割について考察します。 1. 時間管理の改善 まず、社員がどのように時間を使ってい

          コア業務に集中するための取り組み

          今だからこそ業務設計を再設計する必要がある

          業務設計があいまいな会社が淘汰される未来現代のビジネス環境は、かつてない速度で変化しています。テクノロジーの進化、グローバル化の進行、消費者ニーズの多様化など、多くの要因が絡み合い、企業には常に適応し続ける柔軟性が求められています。このような状況の中で、業務設計があいまいな会社は、競争の激化する市場で生き残ることが難しくなると予測されます。以下、その理由を詳しく解説します。 1. 効率の低下 明確な業務設計がない場合、従業員は自分の役割や責任範囲が不明確になりがちです。

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