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なっち
2019年9月4日 03:20
ふぁー、みさきは欠伸をした。「ねえー、もう帰ろうよー」という言葉が喉まで来ていた。だって。暗い青青青。どこをみてもどこまでいっても同じ景色。私たち、何してるんだっけ?そう思わずにはいられない。とにかく何にもない海中をただ真っ直ぐに進んでいる。リアムは、「もう少し進んだら、強い海流があるから、流されないようにするんだよ」という。「なにそれ、
2019年6月6日 20:39
岬、みさきは、友達と海に遊びに来ている。友達の名前は、リカ。2人とも高校生だ。みさきの家の近くの海には、飛び込み台がある。飛び込み台は、この海で、一番の名物アトラクションだ。夏になると、たくさんの子供たちが飛び込み台から飛び込んでいる。子供たちが遊んでいるからといって侮ってはいけない。大人でもつい、足がすくんでしまうほど、こわいのだ。水面から160cmほどの高さにある台。そこから、
2019年6月9日 15:04
パチっあ、私、海の中で目を開けれる。一面の青い世界、、、水の中って気持ち良いってあれ?私、息ができる!!海の中で混乱してジタバタする。それだけじゃない、海は、想像以上に深かった。そして、透き通って、遠くまで見えるてゆーか!!肝心の飛び込み台がどこにもない!!おかしい。普通、海の中に、飛び込み台の台の部分があるはずだ。水面に浮いてるわけじゃあるまいし。
2019年6月9日 19:09
名前の知らない、手のひらくらいの魚たちが通り過ぎていく。黄色に青いしま模様。かわいくて触ろうとすると、スルッと避けられた。クラゲだ。小さなクラゲもいる。かわいー。子供かな?ツンツンと指でつついてみる。クラゲは、ふにゃと、形を変えて、また、もとの形に戻った。くすくす海の中って、楽しい。それに、宙返りだってできちゃう。まるで、空を飛んでるみたいだ。スーッ
2019年6月9日 19:47
確かめるために、もぐろうとすると、向こうからやってきた影が、顔を出したプハーなんと、影の正体は、男の人だったのだ!誰???とみさきは思った。20歳前後の青年。みさきの知らない人だ。その男の人は、「人間?」とみさきに尋ねた。「え、うん」と答えたみさきは、変な質問、と思った。その男の人は、「人間かあ。きいたことあるなあ」と言いながら、頭をかいた。いや、でもほんと
2019年6月12日 20:50
リアムについて泳いでいく名前の知らない、手のひらくらいの魚たちが通り過ぎていく。黄色に青いしま模様。かわいくて触ろうとすると、スルッと避けられた。あ、クラゲだ。小さなクラゲもいる。かわいー。子供かな?ツンツンと指でつついてみる。クラゲは、ふにゃと、形を変えて、また、もとの形に戻った。くすくす海の中って、楽しい。「ぼくたちは、サンゴ礁の近くに住んでるん
2019年6月17日 00:34
2019年6月17日 11:15
「あ、リアムだ!」とエマが言った。リアムに会うのは3日ぶりだ。「エマって、いっつもリアムが帰ってくるときに気づくよなー」とノアがつぶやいた。エマは、えへへ、と照れたように笑った。「ただいま」とリアムがいった。みさきも、リアムに会えてなんだか嬉しかった。リアムは、ふぅ疲れた、といって、大きな岩に座った。「お疲れさん」とノアが声をかけた。「すごいよな、よく3日間も、1人
2019年6月19日 00:42
ゆらゆら〜ゆらゆら〜ゆらゆら〜あ、クラゲ。真夜中の海は、真っ黒ーーーじゃなくて、月がぼんやりと、照らしている。ふと、横を見てみた。くぅくぅジャック、ノア、ソフィア、エマみんな寝ている。あ。リアムが岩に腰掛けて、ぼんやりとどこかを見つめている。起きてたんだ。ぶくぶくリアムのところまで泳いでいく。夜の海は、特に冷たい。だけど、不思議と、そ