子どものころのわたし、よくがんばったね、ありがとう。
小さいころよく行った公園を、久しぶりに訪ねてみました。
小学生のわたしが蘇るような、でも「こんなだったっけ?」とも思ったり。
いろんな感覚が混じりあっているのを感じながら、かつて通っていたはずの道や遊具を辿りました。
当時のわたしは、同世代の子ども達と外で遊ぶのが好きではありませんでした。
一応はみんなに混ざって公園に行くのだけど、でもいつも、幼いわたしなりの孤独みたいなものを感じていたことを思い出しました。
そして数十年の時を経た今日、どうして孤独を感じていたのか、わかった気がしました。
たぶんわたしは、「子どもは元気に遊ぶものだ・友達となかよくして、いつでも楽しそうにはしゃぐものだ」という、大人が子どもに対して抱いている期待や規定のようなものを感じとっていたのです。だからその中でそれらしくしていなければと思っていた。
でも実際のわたしは、近所の子ども達と遊ぶより大人と話している方がラクで、できれば家で過ごしていたかった。
自分の本質にそぐわないことを仕方なくやっていたこと、それを誰にも話せずわかってもらえずに続けるしかなかった日々のわたしは、いま考えてもそうとう孤独だったと思います。
大人になれば、広い世界があることにも気づけるし、居場所や逃げ道があることも知っている。
けれど子どもは、自分がいる行動範囲がすべてで、その先があることも知り得ないから、そこでなんとか生きるしかないんですよね。
「今いる世界が合わないなぁ…」と感じながら、長い子ども時代をよくサバイブしてきたなと、あの頃のわたしをねぎらいたい気持ちになりました。
〝よく生きてきてくれたね〟と、過去の自分に感謝したいです。
わたしは子ども達にリーディングやヒーリングセッションをさせてもらうこともあるのだけど、今日思い出したことが活きてくればいいなと思います。
かつてのわたしのように、見えない期待の中で生きなくてもいい。
自分の好きなことをして、自分のままで生きられたらいいよね。
という想いを、子ども達と共有したいな。
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来月2月4日の立春に、大久百合子さんとおしゃべり会を開きます。
気軽で楽しい会です。ためらわず、ぜひ❤️
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