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父親が認知症と診断されて1年半近く、グループホームに入って1年近くになります。父親と長…

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父親が認知症と診断されて1年半近く、グループホームに入って1年近くになります。父親と長年2人暮らしをしていたアラフィフの私。自身も車いすユーザーの障害当事者で社会福祉士です。自分の老後のことも考えながら日々の暮らしをつづっています。

記事一覧

精神病院の怖さ

父親は昨年12月にグループホームを変わり、そこでの介護抵抗の強さで職員が悲鳴をあげて精神病院に医療保護入院となった。病院では面会禁止、ベッドから降りてはいけない…

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5日前
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父親が亡くなった

ロングショートにやっとはいって特養が目前だったのに、突然父親が亡くなりました。心肺停止で病院に搬送されてから1日ももたなかった。最期は私と姉に看取られながらすっ…

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10日前
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特養に早く入るコツ

父親は特養待ちで5月から同じ施設内のロングショートに入った。と思ったら、もうすぐ特養があきそうだからどう?との連絡が先週入った。え、もう??だって何度聞いても1…

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2週間前
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認知症は進む・・・

父親が5か月近い医療保護入院から退院して、特養と同じ施設内にあるロングショートにうつって1週間半。その間、2回ほど面会に行った。 病院と違って好きなときに好きなだ…

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3週間前
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『わたしたちの親不孝介護』

川内潤著『わたしたちの親不孝介護』を読んでいる。前作『親不孝介護 距離をとるからうまくいく』からの続編。親の介護をしている人との対談形式。 親の介護が必要になっ…

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3週間前
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親切な人、親切じゃない人

あるヘルパーさんが言っていたことば。「親切って伝染しますよね」 先日、車を降りて車いすで目的地まで。2ブロックほど。 途中、道路から歩道にあがり、信号を渡り。 その…

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1か月前
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父親の退院が近そう

1月から入院していた父親。その間に歩けなくなり立てなくなり、無気力でベッドの上で過ごしていた。でも相変わらずおむつ交換の時は力いっぱいの抵抗はまだ続いている。 3…

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1か月前
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親戚には言わないこと

父親が入院して4か月。家族の意思に配慮してくれて、最近また介護抵抗が強いらしいが主治医は向精神薬で「抑える」のではなく、つなぎ服みたいなパジャマで勝手なおむつは…

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1か月前
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リカバリーウェアを買った

講演、お仕事…と続いた今週。さすがに疲れた。ここ1年ほど、更年期だからなんなのか、夜寝てるときのトイレ起きが激しい。夜の間に2~3回。そして行っても出ないときもあ…

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1か月前
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行動範囲が狭まる私

お腹の調子もよくないし、足の調子もよくないし、車に乗り移るのが不安やし(特に冬の間はよく失敗していた)。なんなと理由をつけて外出はすぐ帰ってこれる範囲に。 それ…

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2か月前
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やっと対面面会が可能になった

コロナ以降、リモート面会しかできなかった父親が入院している病院。私は車いすユーザーで病院までは車を運転していかないといけない距離なのですが、車の乗り降りもちょっ…

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2か月前
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障害者も更年期になる

先月、腸炎になってなかなか大変な日々でした。そもそもが過敏性腸症候群なので、なかなか治らないし。実はいまもすっきり感はありません。はぁ。 そして、昨日の夕方から…

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2か月前
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面会禁止、でも会える裏技

父親が精神病院に医療保護入院となってもうすぐ3か月。 主治医が私達家族の心情を読んでくれて向精神薬はだいぶ前から無くしてくれていたし、退院後行ける施設に向けて「介…

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2か月前
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親切は伝染する!?

3月から新しいヘルパー事業所に変わった。このご時世、介護職員はどんどん減っているし、訪問介護の点数切り下げの予定だからますます辞める人が増えるだろうと言われてい…

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3か月前
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障害者がサポートをお願いする

今年に入って一難去ってまた一難、災難続きの日々が続いている。 1月初め、父親が介護拒否で介護者をたたいたりしてグループホームの嘱託医から告げられた「集団生活が難…

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お腹が痛くなったときどうする(車いすユーザー)

私、ストレスにめっぽう弱くてすぐにお腹にきます。ここ数年、外でトイレでの衣服の着脱が自分でできなくなって、紙パンツをするかパッドをつけるか、短い時間の外出なら何…

kei
3か月前
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精神病院の怖さ

父親は昨年12月にグループホームを変わり、そこでの介護抵抗の強さで職員が悲鳴をあげて精神病院に医療保護入院となった。病院では面会禁止、ベッドから降りてはいけない、拘束パジャマ、箸はあぶないから取り上げられスプーンで食事、退院するまでずっとおかゆだった。最初、向精神薬を投与され、誤嚥性肺炎で中止された。
それでも父親は父親なりに頑張った。私たちも人間らしい生活に戻れるよう、月2回の主治医面談には出席

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父親が亡くなった

ロングショートにやっとはいって特養が目前だったのに、突然父親が亡くなりました。心肺停止で病院に搬送されてから1日ももたなかった。最期は私と姉に看取られながらすっといってしまった。最期の日は私たちと会話をすることもなく。でも耳は聞こえてるらしいから、私たちはずっと話しかけた。こんなこともあったよねー、あんなこともあったよねー、楽しかったねー、私たちを育ててくれた父親に感謝。本当にありがとう。

巻き

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特養に早く入るコツ

父親は特養待ちで5月から同じ施設内のロングショートに入った。と思ったら、もうすぐ特養があきそうだからどう?との連絡が先週入った。え、もう??だって何度聞いても10人待ちぐらいだったのに。とにかくありがたい一心で、「ぜひ!」と答えていた。

全国的に特養待ちの人数は緩和されている、なんてニュースでやってたけど、まだまだ100人待ち、200人待ちなんて近所の特養ではざら。「いい」と評判のところなんかは

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認知症は進む・・・

父親が5か月近い医療保護入院から退院して、特養と同じ施設内にあるロングショートにうつって1週間半。その間、2回ほど面会に行った。
病院と違って好きなときに好きなだけ行けるのはいいところ。
1回目は入って4日ほどたって。それから1週間ほどして2回目に行った。
入院で認知症は一段と進み、入院前は何を言っているかわからないことも多かったけれど自分から話すことも多かったし、笑顔も多く顔の表情も豊かだった。

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『わたしたちの親不孝介護』

川内潤著『わたしたちの親不孝介護』を読んでいる。前作『親不孝介護 距離をとるからうまくいく』からの続編。親の介護をしている人との対談形式。

親の介護が必要になったとき、多くの人は仕事をやめたり自分の家の近所に親を呼び寄せたりして「親孝行な」介護をしようとするし、社会もそれを求めている。でも距離感が近くなることでの葛藤、摩擦・・・。
うちもそうだった。父親との2人暮らし。毎日毎日追い詰められていく

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親切な人、親切じゃない人

あるヘルパーさんが言っていたことば。「親切って伝染しますよね」
先日、車を降りて車いすで目的地まで。2ブロックほど。
途中、道路から歩道にあがり、信号を渡り。
そのちょっとした段差(というほどでもないけれど)に上れなくて困っていたら、通行人の一人が声をかけて手伝ってくれた。
目的地に行く間にまた声をかけてもらえ、目的地まで車いすを押してもらった。
帰り、車に乗るのにいったん立位になるのだけれど、な

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父親の退院が近そう

1月から入院していた父親。その間に歩けなくなり立てなくなり、無気力でベッドの上で過ごしていた。でも相変わらずおむつ交換の時は力いっぱいの抵抗はまだ続いている。
3月に介護保険の区分変更を申請して要介護4がでたので、主治医も退院してもいいと言っていて、特養待ちだったのだけど同じ施設内のロングショートに入って特養待ちになりそう。施設から電話があったのが先週、ばたばたと決めて明日ケアマネ交えて父親もいれ

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親戚には言わないこと

父親が入院して4か月。家族の意思に配慮してくれて、最近また介護抵抗が強いらしいが主治医は向精神薬で「抑える」のではなく、つなぎ服みたいなパジャマで勝手なおむつはずしを「抑える」ようにしてくれている。
ある文献では、認知症の人が向精神薬を摂取すると、肺炎や脳梗塞を起こすリスクが大幅に高まったとか。そんなリスクはいらない。

ここの病院、4月から対面での面会が可能になったというが、面会日は週に1回、1

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リカバリーウェアを買った

講演、お仕事…と続いた今週。さすがに疲れた。ここ1年ほど、更年期だからなんなのか、夜寝てるときのトイレ起きが激しい。夜の間に2~3回。そして行っても出ないときもあり。これでも頻尿の薬飲んでるし、体を冷やさないようにいまだにボアのシーツ、結局のところ使ってないけど電気毛布も設置。
トイレで車いすから立位になり、ズボン脱いで便座に移乗。結構大変。眠いけれどはっきりした頭じゃないと余計にこけるからしっか

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行動範囲が狭まる私

お腹の調子もよくないし、足の調子もよくないし、車に乗り移るのが不安やし(特に冬の間はよく失敗していた)。なんなと理由をつけて外出はすぐ帰ってこれる範囲に。
それが春になっていろいろお誘いを受けるようになって問題化。というか不安で不安で。

来週、ある集まりがあってその後、食事会があるのだそう。集まりには行くのだけど、食事会は断ってしまった。夜間に車を運転して帰ってくるのが不安だから。たぶん食事会に

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やっと対面面会が可能になった

コロナ以降、リモート面会しかできなかった父親が入院している病院。私は車いすユーザーで病院までは車を運転していかないといけない距離なのですが、車の乗り降りもちょっと大変で・・・ということで自宅からzoomでさせてもらっていた。zoomにすることで海外に住んでいる姉も時差はあるけれど参加でき、一石二鳥。父親は認知症なのでリモート面会だとなかなか私達を認識できないのだが。

コロナも5類になってずいぶん

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障害者も更年期になる

先月、腸炎になってなかなか大変な日々でした。そもそもが過敏性腸症候群なので、なかなか治らないし。実はいまもすっきり感はありません。はぁ。
そして、昨日の夕方から腹痛から始まって体がしんどくてしんどくて。
どうやら足が冷えたみたいで触ってみると冷たい。こうなったらどれだけ温めても私の足は温かくならない。
あきらめて早めにお風呂に入って寝ました。

どうやらこのしんどさ、更年期障害なんだろうか。
ここ

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面会禁止、でも会える裏技

父親が精神病院に医療保護入院となってもうすぐ3か月。
主治医が私達家族の心情を読んでくれて向精神薬はだいぶ前から無くしてくれていたし、退院後行ける施設に向けて「介護拒否」「介護抵抗」を少なくできるよう沈静化も効能としてある認知症薬を使ってくれている。
先日、介護保険の区分変更の申請で要介護4がでた。いまは特養さがし。特養が余ってる、なんてネットでは書かれていたのに、なかなかなかなか。問い合わせたと

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親切は伝染する!?

3月から新しいヘルパー事業所に変わった。このご時世、介護職員はどんどん減っているし、訪問介護の点数切り下げの予定だからますます辞める人が増えるだろうと言われている。そんな中で運よく新しい事業所が見つかった。ほんとラッキーだった。
新しくできたところで、まだ2年目ぐらい。ヘルパーさんはここでも担当制ではなく、この1か月で5人来た。
普段、料理とか掃除とかぐらいしかお願いしていないから、ものすごく介護

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障害者がサポートをお願いする

今年に入って一難去ってまた一難、災難続きの日々が続いている。

1月初め、父親が介護拒否で介護者をたたいたりしてグループホームの嘱託医から告げられた「集団生活が難しいから精神病院で治療を」と医療保護入院させられた。家族でも面会禁止で2週間に1回、リモート面会できるのみ。ほとんど私や姉が分からなくなってしまっている。
ヘルパーに玄関ドアを壊されて応急処置はしてもらったものの、この際リフォームしようと

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お腹が痛くなったときどうする(車いすユーザー)

私、ストレスにめっぽう弱くてすぐにお腹にきます。ここ数年、外でトイレでの衣服の着脱が自分でできなくなって、紙パンツをするかパッドをつけるか、短い時間の外出なら何もしないか。
家のトイレは4か所も手すりをつけてて、どこで体を支えられるか体に覚えさせてるからなんとかできるんだけど。
脊損や頚損の人みたいに手で体を起こすプッシュアップの力もないから、なんとかなんとかで頑張ってるかんじ。
神経難病だから進

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