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吾輩は父である

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吾輩は父である。 自信はまだない。
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愛をまたくらう

愛をまたくらう

今日は父の日。

2年前にはこんなこと↓あった。

例によって、父の日については触れないようにしていたんだけど、今年も愛をくらった。

就職の試験があった高3の長男、硬式野球部最後の大会に向けてスパイクを新調したいとのことで待ち合わせに向かったんだけど、途中で買ったと紙袋を手渡された。

買い物済ませて家に帰り、玄関の鍵を開けようとしたのと入れ替わりで中1の次男が「買い物してくる」と飛び出して行っ

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無限ループ

無限ループ

先日の日曜日、次男がとある野球の試合に出ました。

昨年末に卒部した6年生で組んだチームによる対抗戦。
中学進学前、まさに最後の試合です。

4チームによるトーナメントで、次男のチームは1回戦は負けてしまいましたが、3位決定戦は1点ビハインドの最終回に逆転してサヨナラ勝ちという結果でした。

次男は2戦とも1番・ショートで先発出場。3位決定戦ではマウンドにも上がりました。

打者としては6打数3安

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名付け〜育児トークのタブー

名付け〜育児トークのタブー

少し前のニュースになりますが、キラキラネームを規制しようという動きがあるようです。

まあ、「太郎」と書いて『じろう』だの『マイケル』だの読ませるのはいかがなものかと思うけど、これは難しいところです。

親はそれぞれ子どもの名付けには思いを込めるわけですが、込める思いがズレたり狂ったりするケースがあるということですよね。

もうだいぶ前ですが、子どもに「悪魔」と名付けようと出した出生届が受理されな

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コレからパパになる人へ

コレからパパになる人へ

赤ちゃんが産まれたらママは超大変だから、育児も家事も手伝うんだ!

…とか抜かしてるそこのプレパパ気取り。

手伝うんじゃねぇ。

我が事として“やる”んだよ!

手伝うって他人事だろ?

主でやるのは母親だという誤解があるから「手伝う」なんてクズな発想になるんだろ?

父だろうが、母だろうが、同列に親なんだよ。

手伝うな、やれ。

むしろお前がやれ。

子ども4人もいるのに、育休は末っ子の時の

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旅の気配

旅の気配

優香さん出演の朝マックのCM。

「朝マックは、旅の前のにおいがする」

私は今の実感として、妻はそれに加えて子どもの頃の思い出も重なって、ともに納得の名コピーである。

私は子どもの頃、家族旅行にほとんど行かなかったし、親がファストフード嫌いだったのでマックも食べなかったので、このコピーが思い出としてハマる妻がちょっと羨ましい。

私個人としては、コピー以上に、優香さんが見せる何気ない母の表情が

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今日は一月七日なので

今日は一月七日なので

今日は一月七日なので、七草ですね。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草。

七草がゆ食べ…てるんですか?

我が家の一月七日は次男の誕生日なのでケーキです。

七草の“な”の字もありません。

次男のリクエストでタルトです。

美味しかった。

フルーツは7種類あったかも。

Happy Birthday !

サンタってもしかして

サンタってもしかして

クリスマスまであと1週間と少し。

先日、今年はサンタさんに何をお願いするのかという毎年恒例の会話になった時。

3号次男が、何年か前のプレゼントに言及した。

次男はその年、アンダーアーマーの黒と赤のバッティング・グローブに名前の刺繍を入れてほしいとリクエスト。
しかし実際届いたのは、名前の刺繍が入った赤と黒のミズノのバッティング・グローブだった。
それなりに気に入って使っていたものの、不満は残

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ラストゲーム

ラストゲーム

我が家の次男が小1の9月から、友達に誘われて入った野球チーム。

最初は野球よりも砂いじりや鬼ごっこをしている時間が長いような子たちだったのに、少しずつ野球選手になっていった。

初めはコーチだった父親が監督になったのを、次男はどう思っただろう。

そして気付けば次男は小6。
学童軟式野球のラストシーズンになっていた。

昨日は二つの大会の日程が重なりダブルヘッダーに。

次男は遊撃手として、投手

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反抗期がないということ

反抗期がないということ

今日のnoteどうしようかなぁとTwitterを眺めていたら、編集者である今野良介さんのツイートが目に留まった。

なるほど、でもなぁ。

「反抗期」という言葉が親都合の表現であること、「反抗期」が子の健全な育ちの過程として何ら間違っていないことには賛同である。

また、今野氏の言うように、親に反抗できずに自分を抑え、控える結果として「反抗期」が現れないのは、健全な育成においてマイナスの要素である

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男子トイレトレーニングの最終目標

男子トイレトレーニングの最終目標

学生の頃、バイトで一緒だったKさん(男性)は、家の外でトイレの大はしないと言っていた。

女性にとってはなんのことやらかもしれないが、男性にとって家の外のトイレで個室に入れるようになることは、大人になる通過儀礼と言っても過言ではない(ちょっと過言かも)。

とにかく、小学校時分に男子は、トイレで個室に入ろうもんならからかいや冷やかし、相手によってはいじめの標的になるのだ。

このエピソード↓がバズ

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続・お父さんの得意料理

続・お父さんの得意料理

私には得意料理があります。

そして最近、得意料理のラインナップに一品追加がありました。

これです。

茶色のプードルではありません。
鶏の唐揚げです。

あまりに好評なため、今回は約1.5kgの鶏もも肉を唐揚げにしました。
余っても明日に回せると思って多めにしたつもりが、一気になくなってしまい、もうちょっとあってもよかったという結果に…

さて、うちのお父さん特性鶏の唐揚げ、使う材料はこちら。

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責任者

責任者

家にいる時間が一番長いと思われる長女と

家事全般へのやる気が一番ある次男が

わりと自主的に今日の夕飯を作ってくれた。

我が家は食材宅配サービスを利用しているので、メニューは決まっているし、レシピもある。

今日の献立は、炒めた具材を炊いたご飯に混ぜて作るピラフと、湯煎タイプのハンバーグ。

二人でどんな役割分担遠したのかを次男に訊いてみたところ…

「切ったり炒めたりしたのはお姉ちゃんで、ハ

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今年もサンタがやって来る

今年もサンタがやって来る

12月も早半ばを過ぎ、街はすっかりクリスマス。

敬虔なクリスチャンの方もいらっしゃることと思いますが、多くの日本人は、日本的な無宗教なクリスマスを迎えることでしょう。

まあ、何をもって「日本的」というかはこの際スルーしてください。深い意味はありません。

無宗教なクリスマスにおいて大切なのは、誰もが誰かに愛され、慈しまれているということを伝え、感じる機会であることだと思います。

その慈愛を表

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お兄ちゃん

お兄ちゃん

我が家に第一子となる長男・己太朗(こたろう)が生まれて2年半。
第二子となる長女・梨咲子(りさこ)が生まれた。

以前にも書いたが

我が家の育児の方針として、幼いうちに「お兄ちゃんだから」をことさら強調して頑張らせたり我慢させたりしないようにした。

それはよかったと今でも思うけど、妹に対しても長男のことをことさら「お兄ちゃんだよ〜」みたいにしなかった。

兄妹に不要な上下関係ができても嫌だなと

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