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はじめまして。もうすぐ50歳になる私がNOTEを始めた!
50歳という字面を見て、卒倒する。じーっと見入ってしまう。よくここまで生きてこられた。
2024年が明け、先の見えない世界だからこそ、自分で考えて行動していかなくては。
これから手話通訳のことはもちろん、聴覚障害者について、日々の暮らしについてなどなど、皆さまの考えるヒントになるようなお話ができたらと思う。
手話って何?
手話は英語で”sign language”とか”finger lan
通訳現場に行く途中、事故に遭ったら?
その日は記者会見の手話通訳依頼で、自宅から40分ほどの会場へ向かっていた。
2車線の追い越し車線を走っていたら、左から70歳女性の運転するステーションワゴンに横から追突された。
幸いお互いケガなどなくて、歩けるし話せる状態だったので、そこから警察が来るまで待ってからの現場検証となった。
もちろん約束の時間に間に合わないので「今日の通訳、行けなくなりました。すみません。。。」とすぐ派遣元に連絡を
手話通訳だけでは生活できない現状がある
手話通訳の資格を取ると、晴れて手話通訳者として活動(仕事)ができる。
しくみは大きく分けて①行政や団体に常勤している②団体に派遣登録し依頼があるときに活動する、の2つになる。
都心部だと聴覚障害者関係の団体や、リレーサービスを担う民間会社など幅広く職場があると思うが、地方ではなかなかそうもいかない。
私は上記②の働き方で今までやってきた。
良いところは、実際にろう者の生活場面で手話通訳ができると
実は孤独な手話通訳者、不安でいっぱい
手話通訳の働き方には、行政や団体に常勤するものと、派遣登録(行政)して単発的に活動するものがある。
私は後者の「派遣登録型」をしている。
資格を取ると「〇〇市、××市、△△事務所に登録を」と促されて、当たり前に手続きをする。
そして登録するとすぐに通訳の依頼が来て、新人の頃は何の準備をしていいのかもよく分からずに、とにかく当日現場まで車で向かった。
現在も自分の住んでいる地域が県庁所在地に近い
新人の通訳者さんと組むとき、実はドキドキしてる
手話通訳現場では、2時間を超える内容だと2名で対応することが多い。だいたいひとり15分くらいで交代し、待っている間ももちろん気が抜けない。
新人さん(何年までをそう呼ぶのか、はっきりしないが)と組むこともある。おおむね10年以上の経験者とペアを組んで、いろいろ学んでいくというものだ。
どちらかが手話をしている間は、片方が待機している。その時、待機している側がペア通訳者の手話(表現)をチェックす