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はじめまして。もうすぐ50歳になる私がNOTEを始めた!

50歳という字面を見て、卒倒する。じーっと見入ってしまう。よくここまで生きてこられた。

2024年が明け、先の見えない世界だからこそ、自分で考えて行動していかなくては。

これから手話通訳のことはもちろん、聴覚障害者について、日々の暮らしについてなどなど、皆さまの考えるヒントになるようなお話ができたらと思う。



手話って何?

手話は英語で”sign language”とか”finger language”と言われる。そう、【言語】なのだ。

耳の聞こえない人たちが形成した、地域ごとで伝えあう言葉。なので、世界各国で手話は異なる。

日本国内で見ても、それぞれの地域で生まれた手話は【方言】と呼ばれるように、独自の表現もあったりする。

手話と身振りは違うの?と思うかもしれないが、身振りから生まれた手話もあるので、一概に違うとは言い切れない。

例えば「バイバイ」「OK」「タバコ(を吸う)」などは手話でも同じ動作をする。


聴覚障害者=ろうあ者?

ひと口に聴覚障害者といっても、聞こえの程度や障害を認識した時期などにより幅が広い。

左右それぞれの耳で聴力が違ったり、音は聞こえても言葉の明瞭さでは個人差があったりする。

また生まれつき聞こえない場合「先天性ろう者」、生まれたときは聞こえていたが、その後聴力が落ちて「後天性聴覚障害」ということもある。

ある程度おとなになって聴力が落ちてきた場合、「中途失聴者」といい、発話ができる方も多いので、一見すると聞こえる人なのでは?と思われてしまう。

また、聴覚障害者すべてが「手話」を使うのかといえば、そうではない。

聴覚障害者の中にも手話が分からない人がおり、口話(相手の口の動きを見て理解+自分で発話する)を用いる人もいる。

とりわけ、手話を母語として日常に使う聴覚障害者を「ろう者(ろうあ者)」と言っていることが多い。


手話通訳士(者)とは?

「通訳」というと日本語⇔英語のやり取りを連想すると思うが、どうやら正式な資格はないらしい(もし、あったらごめんなさい)。

手話通訳士に関しては、厚生労働省認定の手話通訳士試験に合格した者をそう呼ぶ。2024.1.4現在、手話通訳士協会に登録されているのは4,075人。

仕事を持ちながら、空いている時間に通訳活動している人も多い。なかなか手話通訳一本では食べていけないのが現状だ。

細かいことを言うと「士」と「者」の違いがあるが、詳細はまたあとで。


    


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