nac|手話通訳士

2009年に手話通訳士になる|登録通訳者|動画のワイプ通訳|聴覚障害者の夫・娘1人・息…

nac|手話通訳士

2009年に手話通訳士になる|登録通訳者|動画のワイプ通訳|聴覚障害者の夫・娘1人・息子1人|B型|金の鳳凰座|出産してから約10㎏ダイエット成功♪|

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はじめまして。もうすぐ50歳になる私がNOTEを始めた!

50歳という字面を見て、卒倒する。じーっと見入ってしまう。よくここまで生きてこられた。 2024年が明け、先の見えない世界だからこそ、自分で考えて行動していかなくては。 これから手話通訳のことはもちろん、聴覚障害者について、日々の暮らしについてなどなど、皆さまの考えるヒントになるようなお話ができたらと思う。 手話って何? 手話は英語で”sign language”とか”finger language”と言われる。そう、【言語】なのだ。 耳の聞こえない人たちが形成した

    • 通訳現場に行く途中、事故に遭ったら?

      その日は記者会見の手話通訳依頼で、自宅から40分ほどの会場へ向かっていた。 2車線の追い越し車線を走っていたら、左から70歳女性の運転するステーションワゴンに横から追突された。 幸いお互いケガなどなくて、歩けるし話せる状態だったので、そこから警察が来るまで待ってからの現場検証となった。 もちろん約束の時間に間に合わないので「今日の通訳、行けなくなりました。すみません。。。」とすぐ派遣元に連絡を入れた。 特別な通訳内容のため、普段から数名しか該当通訳者がいないのは分かってい

      • 手話通訳だけでは生活できない現状がある

        手話通訳の資格を取ると、晴れて手話通訳者として活動(仕事)ができる。 しくみは大きく分けて①行政や団体に常勤している②団体に派遣登録し依頼があるときに活動する、の2つになる。 都心部だと聴覚障害者関係の団体や、リレーサービスを担う民間会社など幅広く職場があると思うが、地方ではなかなかそうもいかない。 私は上記②の働き方で今までやってきた。 良いところは、実際にろう者の生活場面で手話通訳ができるということだ。 他にも現場で経験ができるということは、マニュアルがない手話通訳業務

        • 実は孤独な手話通訳者、不安でいっぱい

          手話通訳の働き方には、行政や団体に常勤するものと、派遣登録(行政)して単発的に活動するものがある。 私は後者の「派遣登録型」をしている。 資格を取ると「〇〇市、××市、△△事務所に登録を」と促されて、当たり前に手続きをする。 そして登録するとすぐに通訳の依頼が来て、新人の頃は何の準備をしていいのかもよく分からずに、とにかく当日現場まで車で向かった。 現在も自分の住んでいる地域が県庁所在地に近いため、わりとその近辺に行くことが多い。 しかし先日は逆方向の地域に行くことがあり

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        はじめまして。もうすぐ50歳になる私がNOTEを始めた!

          講演会の手話通訳でちょっと嬉しいこと

          さて、手話通訳をする場面には、ろう者が少数の対面だったり、多数の一般人(聴者)にろう者が含まれているものがある。 地方でも、行政が開く講演会なんかに「著名人」や「芸能人」を呼んで、集客することがある。 当然、ろう者も情報を得る権利があるので、そこに情報保障として手話通訳がつくことがある。 それでも全てではないので、「選ぶ自由」というのは、健聴者に比べると断然少ないのが現状だ。 通訳を付けてくれるだけでありがたいと思うべきなのか。 今や音声変換アプリなどで文字情報も見られるの

          有料
          100〜
          割引あり

          講演会の手話通訳でちょっと嬉しいこと

          新人の通訳者さんと組むとき、実はドキドキしてる

          手話通訳現場では、2時間を超える内容だと2名で対応することが多い。だいたいひとり15分くらいで交代し、待っている間ももちろん気が抜けない。 新人さん(何年までをそう呼ぶのか、はっきりしないが)と組むこともある。おおむね10年以上の経験者とペアを組んで、いろいろ学んでいくというものだ。 どちらかが手話をしている間は、片方が待機している。その時、待機している側がペア通訳者の手話(表現)をチェックする時もある。 それは「同じ手話表現にしたほうが、良い場合」や「ただ参考にする」

          新人の通訳者さんと組むとき、実はドキドキしてる

          何はともあれ、やってみよう!

          年が明けてから、国内外のニュースに心を痛めながらも、応援しようと動いてくださる方々がなんと大勢いること。 日本人の力って本当にすごい。 オーバーツーリズムになるほど諸外国からの観光客が増え、日本を知ってもらうのは嬉しいけれど、今やどこに行っても混雑。。。 おまけに急激にホテル代などが値上がりしていて、ちょっと腑に落ちない。 いろんなモヤモヤがあると思うけれど、まずは日々の暮らしを整えていこう。 先日、「倫理法人会」の講演会で手話通訳をしてきた。 講演会にあたって事前にネッ

          何はともあれ、やってみよう!

          「nac」のポートフォリオ

          はじめまして。 2009年に晴れて手話通訳士となり、現在活動中の「nac」と申します。 こちらのページには、私自身のことや活動歴をまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 自己紹介 1974年生まれ 2001年:ディーラーで事務をしていた時に、お客様として耳の聞こえない老夫婦が来店。筆談のたいへんさを知る。 2002年:地域の手話講習会(入門コース)に通い始める。 現在の夫と出会う。 2008年:登録通訳者となり、翌年に手話通訳士合格。 2023年:5年間の休止

          「nac」のポートフォリオ