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講演会の手話通訳でちょっと嬉しいこと

割引あり

さて、手話通訳をする場面には、ろう者が少数の対面だったり、多数の一般人(聴者)にろう者が含まれているものがある。
地方でも、行政が開く講演会なんかに「著名人」や「芸能人」を呼んで、集客することがある。
当然、ろう者も情報を得る権利があるので、そこに情報保障として手話通訳がつくことがある。
それでも全てではないので、「選ぶ自由」というのは、健聴者に比べると断然少ないのが現状だ。

通訳を付けてくれるだけでありがたいと思うべきなのか。
今や音声変換アプリなどで文字情報も見られるので、手話と併用して使うのもひとつかもしれない(手話だけでは伝わる自信がない。。。)。

講演会の手話通訳では「著名人」や「有名人」にお会いできる。
会うといっても、地方まで新幹線で来て、講演が終わればとんぼ返りという方もいるので、「よろしくお願いします」なんてあいさつしてくれる方は、まず少ない。
それに講演中は手話通訳しているので、顔を見ることもないし、極度の緊張下で思考するのでいっぱいいっぱいなのだ。

テレビの画質も良いし、YouTubeで頻繁に見られるし、タレントさんとの垣根は低いのかもしれない。
それでも実際に拝見すると「意外と大きい」とか「細い!」とか感じ方が違ったりする。
特に「政治家」の方、とりわけ国会議員などが公開討論会に来たりするが、このオーラは半端ない。
あの威風堂々としたものは、長年の経験が作っているんだなと舞台袖から拝見している。

そんな中いままでで「やりづらいな。。。」「いやだな。。。」と思った方もいる。

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