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終わりゆく資本主義・ポスト資本主義を考えるマガジン

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#スピリチュアル

「いくらでも豊かになって良い」は貧困がなくなってから

グローバリズム、資本主義を象徴するような言葉「いくらでも豊かになって良い」。昨今ではスピ系の本やサイトなどでも見られることがあります。聞いていて心地が良くなる言葉で、欲望を無限にかきたてられるような、そしてそれを肯定してもらえるような感覚になり、この言葉に触発される人もいるのかもしれないなぁと感じます。「豊かさ」にもいろいろありますが、この場合は金銭面での意味合いが強いのではないでしょうか。「いく

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必要性と利益主義の歪みがもたらしたもの

以前から様々なテーマを取り上げてきましたが、やはり私が一番興味があることはこの世のしくみ・構造とじゃあどうすれば良いかという解決策を考えることなんですよね。そのためにためになりそうな思想や哲学に触れたり、宗教について調べたりということを日々やっています。今私が勉強しようと思って読んでいるのが、以下の2冊です。サーカーの思想〈1〉進歩的活用理論(プラウト)―資本主義とナショナリズムを超えて(松岡光喜

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オフ会開催&気づきの化学反応

昨日は告知していた通り、渋谷にてオフ会を開催しました。昨日の参加者の方はお二人で、お一人は前回来てくださった女性、もうお一方は最近私のnoteを読み始めてくださったという男性の方でした。3人ともアラサーということで年頃も近く、興味の対象や意識が似ているのですぐに打ち解け、話が尽きることがありませんでした。お昼ごろに集まって結局18時すぎまで話してましたからね(笑)。私自身も楽しく充実した時を過ごせ

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「スピ系」と欲望の渦に巻き込むしくみ

ここ数日もずっとこの世のしくみや今までなんとなくアヤシイと思っていたことについて独自に情報収集をしていました。あまりに夢中になって没頭してしまっていたので昨日はnoteの更新すらできず(笑)、他人のあれこれもどうでもよくなり、興味のある対象に集中するってこんな感じなのか…と感じた次第です。私自身、スピリチュアルや目に見えない世界の情報収集をずっとしてくるなかで、「引き寄せの法則」や「ワクワク」、チ

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とにかく「しくみ」が肝。新しいしくみを考えませんか

この世のしくみや構造を知ろうとし、学ぶことが大切だという話をここ数日書いています。過去にも会社や公務員の組織などにおいても、給与体系や制度などのしくみがおかしい、だからダメなんだ、的な話を書いてきました。そもそものしくみや制度設計が狂っているなら、いくら表面上の問題を対処療法的になんとかしようとしても無理で、そのことは残業問題(ただ時間を規制する)とか待機児童問題(ただ箱を作る)を見ていても明らか

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知らないことには何も始まらない

現代の資本主義システムを紐解き、世の中のしくみや構造を知ろうとすると、どうしても宗教や思想、哲学、スピリチュアルなことも学ばないと先へ進めなくなってきます。今の社会の表層に現れているお金の問題、経済の問題、政治の問題などというのは、本当に浅瀬のお話にすぎず、その部分だけを見て左脳的に論理的に処理しようとするだけでは限界がありますからね。マスコミは個々の表層の部分だけを騒ぎ立て、本質からは目を背けさ

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現代2大宗教「お金教」「科学教」とその後

以前から書いているように私は文化人類学的な人文社会領域が大好きで、ヒーリングとか自然療法とかホリスティックな健康のことをメインで学びつつも、やっぱり興味の原点は人文なんだなぁということを実感しています。大学の頃も人文専修でしたしね。世の中で巻き起こるあれこれに飲みこまれすぎず、一歩引いて俯瞰的に観察したり分析したり、というのを自然としてしまいます。何かを盲信したり、極端に信じ込むのがあまり好きでは

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