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読書感想文

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記事一覧

【読書感想文】彼女は頭が悪いから 姫野 カオルコ

2020年最初に読んだ本は、「好書好日」で谷原章介の連載を読んで知った本「彼女は頭が悪いから」。

深夜のマンションで起こった東大生5人による強制わいせつ事件。非難されたのはなぜか被害者の女子大生だった。
現実に起こった事件に着想を得た衝撃の書き下ろし「非さわやか100%青春小説」!

前提として、これを読んだから「東大生=悪」とは思っていないし、被害者・被疑者どちらかの味方につくような記事を書き

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書評 時間革命

ホリエモンの本には、社会人2年目、一番しんどかった時に初めて出会った。

仕事不安しか抱いてなかった自分に
「ハマるほど仕事をやっているのか」
「好きは、ハマった先に抱く感情」
だと喝入れてくれた。

そんな彼が、スピードと付加価値が求められる今、時間の価値重要性価値の高め方書いていた。

世の中にはやれることがたくさんあって、やるかやらないかは自分次第なんだ。でも、現状維持が心地よいために、アン

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【読書感想文】スーパーモデルの食卓 エリカ・アンギャル

エリカ・アンギャル さん。日本でも有名だ。
そんな彼女が書いた食に関する本。

日本人の「体型」「ダイエット」に関する考え方、
それに対するエリカさんの考え方、
スーパーモデルと言われる人たちに(たぶん)伝えている
正しい食事の方法がギュッと凝縮された一冊。

ここで、私の過去の話を少し紹介する。
===
私も体型にはコンプレックスを抱いている。
子どもの頃はよく言えば”ぽっちゃり”さん、
でも子

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【読書感想文】試着室で思い出したら本気の恋だと思う 尾形 真理子

最近、「女性」「生き方」「恋愛」という3つのキーワードで
本を選んでいる気がする。

そのキーワードで選んだ本の一つが、尾形真理子さんの短編集。

尾形さん自身広告代理店出身ということもあって、
物語のタイトル一つ一つがインパクトのある作品となっている。

同時に、恋愛の仕方って本当にいろいろあると考えさせられる。

ふとした時に、特定の”誰か”を思い出せるという事は、
もう自分の一部になっている

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読書感想文「書いて生きていくプロ文章論」上坂徹

読書感想文「書いて生きていくプロ文章論」上坂徹

フリーライターの上坂さんの本。
文章を書くための「ノウハウ」というよりも、
「文章を書くために気をつけていること」が書かれている。

それだけでなく、文章の元となるインタビューの仕方、「働き方」についても書かれている。

この本を読んで気づいたこと、それは、文章を書く、インタビューをする、働く、
この3つに共通して言える大切なことは、
「目的意識」
「相手視点」
「継続的な創意工夫」
ということ。

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