今でこそ オーバードーズという言葉を知っていますが (トー横、グリ下という名前とともに) その頃はまだ、あまり耳にすることが ありませんでした。 初めてオーバードー…
減薬していきましょう そう主治医から言われた時に もちろん意味はわかりました。 文字通り 薬を減らすこと… でも私はその言葉から想像出来ることを 頭に巡らせただけ…
先述のとおり 娘は最初の薬を服用して 立っているのがやっとの状態となり 予約していた心療内科で その薬では強すぎると コレミナールを1日3回 パキシルを1日1回 頓服…
お薬は例えるなら「杖」として使うもの 情報を集めていた頃に そんな言葉を見た記憶があります。 何気なく通り過ぎたその言葉が 今、とても理解出来る気がします。 杖は体…
少し前までテレビをつけると 歌舞伎役者さんの報道をよく見かけました。 私は目にするたび 気持ちがザワザワして つけたばかりのテレビを消しました。 「向精神薬」 この…
先日、YouTubeを自動再生にしていたら Official髭男dismの『Subtitle』が流れてきて 久しぶりにじっくり聴いたら 涙が溢れてきました ドラマsilentの主題歌であることは …
家族が同じサポートを出来るわけではない もちろんそれは当たり前で 主で動いている私も頭ではわかっていました それでも間近で常に直球を受ける私と 時々目にしたり話を…
先日、娘が高校を卒業しました。 無事、この日を迎えられたことは 娘にとっても私にとっても当たり前ではなくて たくさんの方々の支えがあってこそ… 本当に特別な想いが…
娘についた病名は パニック障害ではなく 適応障害による身体表現性障害 正直、全くピンと来なくて 何も変わらないということを 改めて思い知らされた気持ちでしか ありま…
時系列には書いていけそうもないので 思い出せた出来事を書いて行こうと思います。 総合病院の小児科に通院し始めて しばらくはさまざまな検査をしてもらいました。 主治…
続けて読んでくださってる方には ずいぶん間が空いてしまいました。 このnoteはちょうど一年前の出来事を 書き進めていたのですが 途中、思い出せなくなったことが多くな…
サポートの疲労から 相談室の予約をした私 予約の時間になり 名前を呼んでくれたその方は 若くて可愛らしい臨床心理士さんでした。 奥の部屋に案内され 一時間の相談が始…
私が相談室の扉を開けようとした頃 やっと娘の脳波検査がありました。 脳波検査が終わる頃に 看護師さんがもうすぐ終わりますと 声かけしてくれましたが しばらくしても娘…
心身ともに絶不調ながらも 一日も休むことなく 学校、部活にいく娘 だから毎日いつ連絡が来ても おかしくない状態 娘と一緒にいる時は負の気持ちを すべてぶつけられ 離れ…
私はこの頃、本やネットで 娘が処方されている薬に関する情報を 色々調べていました。 パニック障害は薬なしで治ると 書かれた本にも どの記述を目にする時も 服用し…
小児科の先生は 採血後、点滴の処置をされて 私に話をしました。 「私は今の処方されてる薬は 全部必要ないと思ってます。 今回、娘さんに処方するのは そんな強い薬では…
やまの佐和
2024年3月13日 18:02
今でこそオーバードーズという言葉を知っていますが(トー横、グリ下という名前とともに)その頃はまだ、あまり耳にすることがありませんでした。初めてオーバードーズの記事を目にした時記事の中に「パキる」という俗語表現がありそれが娘の服用しているパキシルが語源となっていることに愕然としました。もちろん使い方で効く人には効く薬だと 信頼する医師も仰っていましたしパキシル自体を否定す
2024年2月15日 15:51
減薬していきましょうそう主治医から言われた時にもちろん意味はわかりました。文字通り 薬を減らすこと…でも私はその言葉から想像出来ることを頭に巡らせただけで本当の意味をわかっていませんでした。風邪薬や胃腸薬を服用する時のように症状が改善したら服用やめるそんな簡単なものではないことはなんとなくわかっていたけど…減薬を始めるに当たって先ず最初に覚えた言葉が「離脱症状」
2023年8月28日 17:52
先述のとおり娘は最初の薬を服用して立っているのがやっとの状態となり予約していた心療内科でその薬では強すぎるとコレミナールを1日3回パキシルを1日1回頓服としてロラゼパムが処方されました。違う症状まで現れてきて3週間後にはパキシルからパキシルCR12.5を1日2錠頓服だったロラゼパムが1日3回に…頓服が常服になることに私は不安しかありませんでした。そして、てんかん
2023年7月3日 15:28
お薬は例えるなら「杖」として使うもの情報を集めていた頃にそんな言葉を見た記憶があります。何気なく通り過ぎたその言葉が今、とても理解出来る気がします。杖は体を支えてくれる道具ですからそれが大きな支えとなり歩けたり、立っていられますがその杖の長さが全く身体に合っていないとしたら…娘を手探りでサポートしていく中で薬の量が増え、種類も増えて娘が娘じゃなくなりどんどん変わって
2023年6月12日 21:44
少し前までテレビをつけると歌舞伎役者さんの報道をよく見かけました。私は目にするたび気持ちがザワザワしてつけたばかりのテレビを消しました。「向精神薬」このワードを見聞きすると気持ちが波立ちます。娘にも処方されている頃減薬、断薬に支配されていた日々が思い出されるからです。これまで薬に関してはあまり深く記述をしていませんでした。いろんな気持ちが交差して纏まらなかった
2023年5月15日 14:18
先日、YouTubeを自動再生にしていたらOfficial髭男dismの『Subtitle』が流れてきて久しぶりにじっくり聴いたら涙が溢れてきましたドラマsilentの主題歌であることはあまりにも有名で私も毎週涙しながら観ていた視聴者の一人ですが溢れた涙はドラマとは一切関係なくこの曲の歌詞がサポートしていた頃の自分にあまりにも似ていて歌詞を聞き入ってしまうとあの頃
2023年5月1日 18:55
家族が同じサポートを出来るわけではないもちろんそれは当たり前で主で動いている私も頭ではわかっていましたそれでも間近で常に直球を受ける私と時々目にしたり話を聞く家族では温度差があり過ぎてすべてを共有出来るわけではないサポートはワンオペという孤独感がいつも拭えずにいました娘の不調が回復まで時間がかかりなかなかすぐに帰宅出来ない日が続きました毎日いつ帰れるかわからないから
2023年4月21日 13:38
先日、娘が高校を卒業しました。無事、この日を迎えられたことは娘にとっても私にとっても当たり前ではなくてたくさんの方々の支えがあってこそ…本当に特別な想いが溢れた卒業式でした。今は専門知識を身につけるため専門学校に入学し忙しくしています。まるで何もなかったかのようです。いや、本当に覚えていないことがたくさんあるようなのです。だからと言って元気になって忙しくしている娘
2023年3月19日 14:38
娘についた病名はパニック障害ではなく適応障害による身体表現性障害正直、全くピンと来なくて何も変わらないということを改めて思い知らされた気持ちでしかありませんでした。意識を取り戻し落ち着いた娘に先生が丁寧に病名や治療の話をしてくれました。その頃当てはまる症状から病名を検索しては死ぬ病気かもしれないと本気で泣いていた娘にとって先生から聞く病名は私とは真反対の受け取
2023年2月27日 16:24
時系列には書いていけそうもないので思い出せた出来事を書いて行こうと思います。総合病院の小児科に通院し始めてしばらくはさまざまな検査をしてもらいました。主治医の先生はいろんな角度から不調の原因を診ようとしてくれて少しでも可能性のある体の疾患を一つ一つ調べていき検査が終わりました。「少しでも可能性のある疾患の検査をいくつかしてみましたが少し貧血がある以外に悪いところは特に見
2023年2月19日 14:05
続けて読んでくださってる方にはずいぶん間が空いてしまいました。このnoteはちょうど一年前の出来事を書き進めていたのですが途中、思い出せなくなったことが多くなって一年以上前の記録になりつつあります。何年も前の出来事ではないし私自身、あんなに毎日大変で忘れたくても忘れられないような日々を忘れている自分に驚きと心配で少し調べてみようと思いました。検索していくうちに解離性健
2023年1月19日 17:14
サポートの疲労から相談室の予約をした私予約の時間になり名前を呼んでくれたその方は若くて可愛らしい臨床心理士さんでした。奥の部屋に案内され一時間の相談が始まりました。私は自分の辛さを吐き出したくてここに来たはずですが気付けば40分くらい娘のこれまでの経過を伝えていました。それに気づいたのは心理士さんが「ご自身のお体や心は大丈夫ですか?」そう言ってくれてからでした。
2023年1月6日 19:36
私が相談室の扉を開けようとした頃やっと娘の脳波検査がありました。脳波検査が終わる頃に看護師さんがもうすぐ終わりますと声かけしてくれましたがしばらくしても娘は出てきません。また調子が悪くなったのかな…この頃の私は心配と諦めを同じだけ持っていました。声かけしてくれた看護師さんが再び来てくれ「すみません…検査は終わったんですが足が痺れて起き上がれないみたいですもう少しお待
2023年1月2日 21:15
心身ともに絶不調ながらも一日も休むことなく学校、部活にいく娘だから毎日いつ連絡が来てもおかしくない状態娘と一緒にいる時は負の気持ちをすべてぶつけられ離れている時は心配でたまらず結果…私に気の休まる時間はありませんでした。いつ救急搬送を言われても対応出来るように常に娘の保険証と、お薬手帳を持ちいつ学校から連絡が来ても対応出来るように仕事中も携帯を持っていました。
2022年12月29日 21:30
私はこの頃、本やネットで 娘が処方されている薬に関する情報を色々調べていました。 パニック障害は薬なしで治ると書かれた本にもどの記述を目にする時も服用している薬は自己判断で中止してはいけませんこの言葉が書いてありました。減薬断薬については様々な書き方がありましたが医師が細かく指導してくれるわけではなく自分でするのが主流のようです。現に今回、服薬が短いのから抜きま
2022年12月25日 11:30
小児科の先生は採血後、点滴の処置をされて私に話をしました。「私は今の処方されてる薬は全部必要ないと思ってます。今回、娘さんに処方するのはそんな強い薬ではありません。最終はこの薬だけで私はいいと思います。とりあえず、一番服用期間の短いものから減薬して、この薬を始めて様子をみます」私は必要のないと言われてる方の薬の多さと、減薬というまた新たな未知の扉を開ける不安を改めて