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薬と向き合う

先述のとおり
娘は最初の薬を服用して
立っているのがやっとの状態となり

予約していた心療内科で
その薬では強すぎると
コレミナールを1日3回
パキシルを1日1回
頓服としてロラゼパムが処方されました。

違う症状まで現れてきて
3週間後には
パキシルからパキシルCR12.5を1日2錠
頓服だったロラゼパムが1日3回に…

頓服が常服になることに
私は不安しかありませんでした。

そして、てんかんの疑いは
ないだろうとしながらも
その2週間後には
脳の痙攣をおさえるものとして
リボトリール1日3回までもが
追加されました。

どこまで増えれば
娘は回復するのだろうかと
不安な中
娘は回復するどころか
さまざまな不調に襲われながら
必死で高校生活を送り

ここから1か月後
別の病院を受診して
娘にとっては必要ないと思われる
薬の内容と多さだったことを
初めて知りました。

私が薬と本当に向き合ったのは
ここからです。
減薬、断薬という戦いが急に始まりました。

無知過ぎて
本当の怖さを知らずにいた私は
薬と向き合う度に
吐き気と動悸に襲われながら
薬を調べ、減薬方法を調べ
手探りで日々戦いました。

私は
薬を否定するつもりは全くありませんし
必要な方が必要な量を服用して
日常生活が過ごせるなら
これほど心強い杖はないと思います。

娘には合わなかった
それだけのことです。

たったそれだけ…

たったそれだけのことで
全てが変わりました。

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