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今のお話し

先日、娘が高校を卒業しました。

無事、この日を迎えられたことは
娘にとっても私にとっても当たり前ではなくて
たくさんの方々の支えがあってこそ…

本当に特別な想いが溢れた卒業式でした。

今は専門知識を身につけるため
専門学校に入学し忙しくしています。

まるで何もなかったかのようです。

いや、本当に覚えていないことが
たくさんあるようなのです。

だからと言って
元気になって忙しくしている娘に
思い出して!とは思いませんし
私も思い出せない事が多いのは
先述のとおりですが…

取り戻した日常を感謝しながらも
私だけが気持ちの端っこで
どこか不安と隣り合わせな感じです。

合わせて妹も高校生になり
姉が不調だった時期を
これから迎えることも
環境や性格も違えど心配です。

この不安や心配を拭うために
娘が元気になってくれた今でも
自分の中で合点が行くまで
気になることを
調べているのかもしれません。

サポートをしてきた私は
まっすぐ前を、上だけを見ながら
進むことが難しいです。

周りから見れば
少し過保護過ぎな親に見える
新生活のサポートですが
娘たちのためと言うより
これは
自分のためなんだと思います。

ただただ あの日々に
娘を戻したくないし
私も戻りたくないのです。

私は娘が不調になった時に
母として出来る全部をしようと
決心しました。
今もそれに近い気持ちかもしれません。

このギュッと固く縛ったような気持ちが
時間の流れとともに
ゆるゆるスルスルと解けてくれる日が
いつか来ますように…

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