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2023年5月の記事一覧
芥川龍之介の『風変りな作品に就いて』をどう読むか① そのまま受け取るわけにはいかない
この短い話には二つの大きな引っ掛かりどころがある。
この「きりしとほろ上人伝」の方が、いいと思ふ、という芥川龍之介自身の評価には枝葉がない。どうした理由で良いのか明らかではない。
この『きりしとほろ上人伝』の良さと云うものは今一つ明確ではない。シンプルに結末が弱い。ポアされる理由が明確でない。落ちとしては『奉教人の死』の方が切れている。『きりしとほろ上人伝』にはやられた感がない。
つ
カップ麺【140字小説】
「カップ麺買ってきたよー」
「おー」
「知ってる? カップヌードルの味噌味って、発売してすぐに売れすぎて販売休止になったんだよ」
「へー」
「しかも最近大幅リニューアルされたの!」
「凄いな。美味くなったってことか」
「そうそう」
「じゃー、おれカップヌードルの味噌で!」
「え? 買ってないよ」
<お知らせ>
私が書いた短編小説です。
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話さないのにも理由がある
ヤングケアラーや若者ケアラーが自分のしんどさをなかなか話せない・話さない裏にはたくさんの理由がある。
そんなことを言ったら家族に悪いと思ってるから。
家のことや家族のことを他人に話すべきじゃないと思っているから。
自分が人に話す必要があるほどしんどい状況だと思ってないから。
そもそも自覚がないから。
モヤモヤをうまく言葉にできないから。
毎日がしんどすぎて話す気力もないから。
話したところでわか