深月の裏側

生きろ。ただ私として。 *アラフィフ・シングルマザー・会社員*自己対話*設定変更*英米…

深月の裏側

生きろ。ただ私として。 *アラフィフ・シングルマザー・会社員*自己対話*設定変更*英米児童文学が心の支え*

マガジン

  • 詩 泡沫の言葉

    わたしという世界。

  • 本棚の航路から ~物語の海へと旅立とう~

    あの頃読んだ忘れられない本や、人生の曲がり角で出会った本、そしてただただ夢中になって読んだ本について書いています。 【物語が、あの頃の私を生かしてくれた】

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    はっとした記事、もう一度読み返して咀嚼したい記事。

記事一覧

それはそうと陸奥一連は役者さんの歌唱力に殴られた。お話としてはちょっと消化不良(終わり方……)浅井先生の脚本なら、花影砥水が好きだな。ここの所通勤中に浅井先生脚本のお話を音声だけずっと聞いてて、花影砥水すげえってどんどん好きになってる。村正双騎も凄かったもう一度見たい。

深月の裏側
3か月前

おいらはねえ、性格が悪いんです。自分より評価されてる人に嫉妬しちゃうし女子の派閥作っていじめしてきた女史の事は一生許さないし、その女史ふくめた他の女性社員がチヤホヤされキャッキャしてると「ケッ」となるし、鏡で自分の顔を見る度に親を恨むし整形したいけどお金がない自分に絶望するの。

深月の裏側
3か月前

生きているんだけど、アウトプットから遠のいている。会社で気力をほぼ使い果たして、帰宅後タイムラインを流れていく文字をただ眺めてる。それでも死ぬまでは生きてるんだな。

深月の裏側
3か月前

ひっそり別のIDでnoteを始めていたけど、複数アカウントがしんどくなって来たので統合したくてたまらない。問題はどっちをどっちに移行するか。スキしていただいた数はこちらのほうが圧倒的に多いんだけど、思い入れは新しいnoteの方が強い。むうう。

2

松谷みよ子と家畜人ヤプーと、愛しのベティと火の鳥と。

父のかつての部下だった人と、飲み会で同席になった。 小学生のころからずっと家の中が本で埋め尽くされ、半分病人となった今もひたすら本を読みつづけていると言ったら、…

3

「大丈夫だよ」という言葉は、綿菓子のように甘くて儚い。

 あと二か月もすれば、溢れる「大丈夫」の言葉にイライラする春がまたやって来る。 ─── 今は苦しくても大丈夫。心配しなくても大丈夫。いつか必ず良くなるから。自分…

7

2千年経っても私たちは恋をして分かり合えず道の上で立ち尽くすのだろう。

2021年の年末、唐突に思った。 普通に生きたい、と。 普通に生きて、普通に死にたい。 家族以外の誰からも記憶されず、統計の中の1という数字として生きて、死にたい。何…

6

「ほんとうの望み」なんて言葉を使うから、道に迷うんだよ。

ご飯食べたい、眠りたい、あの人に触れたい、もっと稼ぎたい、気持ち良くなりたい。
笑っていたい、泣きたい、傷つけたい、思い知らせたい。
全部、ほんとうの望み。

誰かに惑わされた末だとしても抱いたのならそれはあなたのもの。

4

月光、あるいは届かない手紙の事(二次創作詩/パライソに寄せて)

そろそろ届いたろうか。 月光は、彼方に。    (配達証明は果ての地でも有効なのか?) なわとびをしているんだ。 何度も何度も波打ち際でさ。   ほうい     …

2

突然沼に落ちて、推しを摂取するのに忙しくアチコチ更新滞りがちです。
ブログもnoteも更新せずひたすらDVD見まくって本読んで感動だけを味わうって生産性は無いし無意味かもしれない。でもその無意味な事を楽しめる自分になれた事が、実はいちばんの喜びです。人生に、意味なんて無いんだよ。

3

「相手にも理由があるんだし」なんて、自分を説得しようとしてない?

「いやいやいや、相手がああいう言動をするのにも理由があるんだろうし」⁡(まあ私にも悪いところがあったから、お互い様だよね、と続く)とか 「あの人はああいう人なん…

4

明日全てを忘れてしまったとしても、その経験は失われたりしないから。

旅行に出て、美しい景色を眺めて。 「せっかく来たんだから」とカメラを向ける。 「せっかくだから、忘れないように」と動画を撮る。 そうして、 目の前にある景色から、 …

4

『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな~その船を降りて漕ぎ出そう。わたしだけの、小さな舟で。

「俺に言わせれば、道も羽衣子も恵湖も俺も、みんなふつうや」 「ひとりひとり違うという状態こそが『ふつう』なんや。『みんな同じ』のほうが不自然なんや」      …

8

引き寄せの法則や現実創造の方法なんて、私の人生にはいらない。
願いが叶えられる私であるかどうか、願いが叶ったかどうかをずっと見張りながら生きていくなんて、しんどすぎる。

叶ったら喜んで叶わなかったらがっかりして。
それでもなお叶えたいなら、また一歩を踏み出す私であり続けたいから

2

その感情は、わたし自身ではないのだから。そんな事より、舟を漕ごう。

「感情は、私自身ではない」「感情は、ただの反応」 その事を腑に落とすだけで、悩んでるだけの時間がぐっと減って、目の前にある事に素直に取り組めるようになる。 そのこ…

4

苦しみは執着から生まれるとは仏教の教えだが、あながち間違ってないなと思う。
例えば、今日の悲しみと明日の悲しみは同じではないのに、同じであると信じてコントロールしようとする。これも「感情への執着」で苦しみを生んでいる。
感情は水のように流れ行くもの。味わって流していけば良いんだ。

3

それはそうと陸奥一連は役者さんの歌唱力に殴られた。お話としてはちょっと消化不良(終わり方……)浅井先生の脚本なら、花影砥水が好きだな。ここの所通勤中に浅井先生脚本のお話を音声だけずっと聞いてて、花影砥水すげえってどんどん好きになってる。村正双騎も凄かったもう一度見たい。

おいらはねえ、性格が悪いんです。自分より評価されてる人に嫉妬しちゃうし女子の派閥作っていじめしてきた女史の事は一生許さないし、その女史ふくめた他の女性社員がチヤホヤされキャッキャしてると「ケッ」となるし、鏡で自分の顔を見る度に親を恨むし整形したいけどお金がない自分に絶望するの。

生きているんだけど、アウトプットから遠のいている。会社で気力をほぼ使い果たして、帰宅後タイムラインを流れていく文字をただ眺めてる。それでも死ぬまでは生きてるんだな。

ひっそり別のIDでnoteを始めていたけど、複数アカウントがしんどくなって来たので統合したくてたまらない。問題はどっちをどっちに移行するか。スキしていただいた数はこちらのほうが圧倒的に多いんだけど、思い入れは新しいnoteの方が強い。むうう。

松谷みよ子と家畜人ヤプーと、愛しのベティと火の鳥と。

松谷みよ子と家畜人ヤプーと、愛しのベティと火の鳥と。

父のかつての部下だった人と、飲み会で同席になった。

小学生のころからずっと家の中が本で埋め尽くされ、半分病人となった今もひたすら本を読みつづけていると言ったら、ひどく驚かれた。
「そんな人だとはちっとも思わなかった」
「すごく意外です」だそうだ。

更に休日にはDIYをして渡り廊下を作ったり押入れを改造してスライド式の本棚にしていたと言ったら「私の知っている〇〇さんではないです」とまで言われてし

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「大丈夫だよ」という言葉は、綿菓子のように甘くて儚い。

「大丈夫だよ」という言葉は、綿菓子のように甘くて儚い。

 あと二か月もすれば、溢れる「大丈夫」の言葉にイライラする春がまたやって来る。

─── 今は苦しくても大丈夫。心配しなくても大丈夫。いつか必ず良くなるから。自分を信じてあげよう。(私も大丈夫だったんだから、あなたも大丈夫)

(そんな訳あるか、大丈夫か大丈夫じゃないかなんて、あんたが決めるな。
私の苦しみは私だけのものだ。私が乗り越える道のりだ。安易に大丈夫なんて言葉を押し付けるな。私の今や過去

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2千年経っても私たちは恋をして分かり合えず道の上で立ち尽くすのだろう。

2千年経っても私たちは恋をして分かり合えず道の上で立ち尽くすのだろう。

2021年の年末、唐突に思った。
普通に生きたい、と。

普通に生きて、普通に死にたい。
家族以外の誰からも記憶されず、統計の中の1という数字として生きて、死にたい。何も残さず、何も生み出さず、生きて死にたい。私という人間が生きていたことを100年後の人が誰一人覚えていなくても全然、構わない。ただ私は私の感性を震わせて、生きて終わりたい。

そもそもが特別な有名人でもないのだから、自分に対して普通

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「ほんとうの望み」なんて言葉を使うから、道に迷うんだよ。

ご飯食べたい、眠りたい、あの人に触れたい、もっと稼ぎたい、気持ち良くなりたい。
笑っていたい、泣きたい、傷つけたい、思い知らせたい。
全部、ほんとうの望み。

誰かに惑わされた末だとしても抱いたのならそれはあなたのもの。

月光、あるいは届かない手紙の事(二次創作詩/パライソに寄せて)

月光、あるいは届かない手紙の事(二次創作詩/パライソに寄せて)

そろそろ届いたろうか。
月光は、彼方に。

   (配達証明は果ての地でも有効なのか?)

なわとびをしているんだ。
何度も何度も波打ち際でさ。

  ほうい
         ほうい

蟹の背を飛び越せよ
  はさみにつかまるな
     そら、明日の穴が口を開けるぞ

ほうい
    ……おおい
         ……ほうい

    (流されてゆけ、遠く、遠く)

呼んでいたのは誰だったろう

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突然沼に落ちて、推しを摂取するのに忙しくアチコチ更新滞りがちです。
ブログもnoteも更新せずひたすらDVD見まくって本読んで感動だけを味わうって生産性は無いし無意味かもしれない。でもその無意味な事を楽しめる自分になれた事が、実はいちばんの喜びです。人生に、意味なんて無いんだよ。

「相手にも理由があるんだし」なんて、自分を説得しようとしてない?

「相手にも理由があるんだし」なんて、自分を説得しようとしてない?

「いやいやいや、相手がああいう言動をするのにも理由があるんだろうし」⁡(まあ私にも悪いところがあったから、お互い様だよね、と続く)とか

「あの人はああいう人なんだからさ、こっちが大人になって相手にしないのが一番だよ」とか

「ああいう人に振り回されないくらい、広い心の持ち主になりたい」とか

自分に言い聞かせたりしてませんか?


⁡自分を一生懸命説得して、
⁡その不快な感情を次は感じなくて

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明日全てを忘れてしまったとしても、その経験は失われたりしないから。

明日全てを忘れてしまったとしても、その経験は失われたりしないから。

旅行に出て、美しい景色を眺めて。
「せっかく来たんだから」とカメラを向ける。
「せっかくだから、忘れないように」と動画を撮る。

そうして、
目の前にある景色から、
隣にいる人との会話から、
今感じていること、今目の前で息づく世界から、

私のうちにあるあらゆる感覚から、遠ざかってしまう。

そんな私になんだか辟易して、カメラを降ろしてみた。
週末、出かけた京都旅行でのこと。

* *

目の前に

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『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな~その船を降りて漕ぎ出そう。わたしだけの、小さな舟で。

『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな~その船を降りて漕ぎ出そう。わたしだけの、小さな舟で。

「俺に言わせれば、道も羽衣子も恵湖も俺も、みんなふつうや」

「ひとりひとり違うという状態こそが『ふつう』なんや。『みんな同じ』のほうが不自然なんや」
                     …… P41. 42. 道の祖父

「相手の気持ちになって考えましょう」そんな言葉を、小学生の頃から数えて何度聞かされたことだろう。
けれど、相手の気持ちをほんとうに分かる事なんてできるのだろうか。私は、あ

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引き寄せの法則や現実創造の方法なんて、私の人生にはいらない。
願いが叶えられる私であるかどうか、願いが叶ったかどうかをずっと見張りながら生きていくなんて、しんどすぎる。

叶ったら喜んで叶わなかったらがっかりして。
それでもなお叶えたいなら、また一歩を踏み出す私であり続けたいから

その感情は、わたし自身ではないのだから。そんな事より、舟を漕ごう。

その感情は、わたし自身ではないのだから。そんな事より、舟を漕ごう。

「感情は、私自身ではない」「感情は、ただの反応」
その事を腑に落とすだけで、悩んでるだけの時間がぐっと減って、目の前にある事に素直に取り組めるようになる。
そのことを最近、実生活でしみじみ体感している。

*

これはきっと、年を取ったせいもあるのだろうな。
若いころは「嫌いな気持ち」「許せない気持ち」を抱いたまま、相手と折り合いをつける事は負けだと思っていた。

例えば、失礼な態度を取る同僚と挨

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苦しみは執着から生まれるとは仏教の教えだが、あながち間違ってないなと思う。
例えば、今日の悲しみと明日の悲しみは同じではないのに、同じであると信じてコントロールしようとする。これも「感情への執着」で苦しみを生んでいる。
感情は水のように流れ行くもの。味わって流していけば良いんだ。