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よく生きた日には

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ノッてるときじゃないときに ハートの底に沈んでいる言葉を なるべく 丁寧にひとつずつ 拾ってみたいです
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ちっぽけな勇気

ちっぽけな勇気

25歳、彼女なし、そこそこ幸福。なんの変哲もない、かけがえのない人生を味のあるストーリーにしていくための備忘録。

完全に脱力して
リラックスして
考えてみる。

苦しさや物足りなさや
違和感や自己嫌悪から
どうすれば離れられるのだろう。

嫌なことが起こらないようには
ならないのだろうか。

ーーーーー

でも実は
最初の問い自体が
間違ってた。

苦しさや物足りなさや
違和感や自己嫌悪から

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カラフルな日常の作り方

カラフルな日常の作り方

25歳、彼女なし、そこそこ幸福。なんの変哲もない、かけがえのない人生を味のあるストーリーにしていくための備忘録。

70°上にある
だいぶ向こうにあるてっぺんを
崖をものすごい勢いで登るために
自分を鍛え上げ高めながら
ひたすらにそこを目指していく。

もしくは
なるべくメンバーとして
集団にうまく収まりながら
調和を盾に15°くらいの坂を登っていく。

そういう選択肢があるとしたら
自分はどちら

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No Risk No Life

No Risk No Life

気づいてしまった。
ぼくはリスクを過大評価し過ぎる。

正真正銘のビビりなんだ。

実際のところ
何千万規模の借金をするとか
ヤバい死ぬかもしれないとか
そういうリスクじゃない限り
うだうだと考えたところで
何になるというんだ。

ぼくが悩んでいる悩みなんで言うのは
失敗するかもしれないとか
怒られるかもしれないとか
クビになるかもしれないとか
その程度のことで
死ぬほど悩んだりしている。

それ

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今日もよく生きた。どんな結果であれ、1日の終わりはそうやって締めたい。リラックスと明日に向けてのストレッチ。

日々に 光あれ

日々に 光あれ

今月で今の仕事を卒業する
行く当てはない

ここ1週間くらい
何だかブルーなので
ささいな喜びを感じた瞬間を
備忘録として書いてみる

というか日記的な、、

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

ジュード・ローいい感じ
ノラ・ジョーンズ歌えんのかよ

こんな文学的な映画を久しぶりに観て
ひとりでエキサイトして
母さんに話したら
「今更かい。私これずっと好きだっ

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だからぼくは空を見る

だからぼくは空を見る

仕事がおわって
地下鉄から降りる

何だか
そのまま帰るのが物足りなくて
近くの神社の方へ
歩いていく

たまに行くスタバが
なんと休みだった

休みとかあるんだ、、、

そりゃそうだろと
自分にツッコミを入れる

すぐ横にある
神社の森は静かに
暗闇をまとっている

ふっと空を仰ぐと
黒みがかった紺色と空に
オリオン座が微かに見えた

星を見ると
ぼくはいつも
フィリピンの空と
潮風を思い出して

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ちょっとしたキセキの電話 2時間

ちょっとしたキセキの電話 2時間

電話したいと
旧友から連絡があった。
こちらも近況報告したかったので
1時間後にかけ直すと言う。

オレ、転職することにしたんだよね

まずこう切り出した。
かくかくしかじか理由を語り
正直な挫折と次のステップへの
微かな希望をとくとく吐露した。

しゅんやさ、生きづらくない?

何だかシャープ過ぎる問い返しが
急に返ってきてどう返せばいいのか
分からなかった。

何を隠そう今が息苦しいから転職す

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ヒーローじゃなくたって

ヒーローじゃなくたって

誕生日前に友人とご飯を食べた
高校来のその友人はタフで世話好きで
いつも楽しそうなナイスガイ
そんな友人からアドバイスが欲しくて
ご飯に誘った

仕事で失敗ばかりして
周りの目を気にするあまり
本来の自分ではないキャラだったり
行動だったりを無意識のうちにしてしまう
それでいつのまにか苦しくなって
次の日の朝に起きるのが
ものすごく重たくなる

その友人といると
すっと自分に戻れる
仮面なんか被ら

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映画とSan Francisco、そしてフォー

映画とSan Francisco、そしてフォー

さんざん選んで持っていった
文庫本のエッセイを放り出して
ぼくは飛行機のモニターで映画を観てた

「15時17分、パリ行き」

3人のアメリカ人青年達が
アムステルダムからパリへ向かう列車の中で
銃によるテロを防ぐという実話に基づくストーリーしかも本人たちが本人役で出演して描いてる

特に劇的な描写や表現がある訳じゃない
3人の青年が旅の最中で困難に翻弄され
夢に破れたり、退屈を感じたり、気晴らし

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今日もよく生きた #1

今日もよく生きた #1

昨日の夕方から
不安でしかたなくなった

アメリカ西海岸の出張から
怒涛のフライトで帰ってきたばかりで
ちょっと気が緩んだのだろうか

言い様のない不安と恐怖で
どうしようもなく立ち止まる

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こうなったのは
べつに初めてではなく
18歳のときにホームステイした
バンクーバーの初めての以来

初めての異国の地に
話せない英語で乗り込むには
ぼくのメンタルは

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