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コロナ禍で見たもの:支配と言語
前回の記事は、現場にいた者としての個人的な記述だったが、一歩引いてコロナ禍と人間のことも書いておきたい。
哲学者ヘーゲルの有名な言葉に次のものがある。
私は哲学徒として、ヘーゲルのこの言葉を常に指針にしている。つまるところ、思想というのは時代性を超えることはできないのであり、常にその時代を洞察しその中で時代を最も把捉した思想(概念)を生み出すことが哲学の役目であるということだ。
それには歴史文
明日なんて来なければいいー眼球とミサイル
残業終わりにがらんとした電車に揺られながら、窓越しに街並みを眺める。まばらに明かりのついたマンション、家々。思考がぼやける。駅に近づくと明かりが増えていく。
退屈な風景、見るようなものは何もない。
明かりさえなければ、世界が滅んだものと思えたかもしれない。だめだ。電車が動いている。車内放送が聞こえる。
駅で停車する。また動き出す。何度も繰り返す。各駅停車なんて鬱陶しいだけなのに、僕はいつもそれ
死に絶えながら、生き延びる、あるいはその逆
こんにちは。
今日はいつもと趣向を変えて、文学者・詩人・哲学者等々の格言を淡々と引用する記事にしようと思います。
テーマは「ネガティブ」。
しんどい時には暗い曲を聴いてとことん沈むような人にオススメです。
その実、ネガティビスト達の嘆きの中にあるポジティブさも感じて欲しかったりします。
われわれは絶壁が見えないようにするために、何か目をさえぎるものを前方においた後、安心して絶壁のほうへ走って