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とうとう韓国に史上最悪の通貨危機が訪れる可能性が…と韓国メディアまでもが言い始めた

現在 各メディアがこぞって注目している韓国ウォン下落が深刻な状態です。

なにがヤバイのかって何も大きな事件が起きていないのにこれまでの通貨危機と同じような下落が止まらないからです。

あちこちでこういう記事が上がっています。
どれもこれも韓国の通貨であるウォンの下落が起因となって記事が量産されています。


全部をまとめようとすると長くなってしまうので、色んな記事の要点を中心にまとめてみます。

ウォン安が促進している。


ここ20-30年の韓国の危機は2回ありました。
1997年のアジア通貨危機、2008-2009年の韓国通貨危機です。
そして今回2022年のウォン下落危機(名称はまだなし)となります。

一番上の記事にもあるこちらの表がとても分かりやすいです。

ドルを基軸としたレートで1997年も2008年もヤバイことになっていました。

2020年のドル枯渇では韓国のドルは株が中心だったのですぐに現金化するのが難しくワクチンさえまともに買えない状態だったのは少しでも韓国の情勢を知っている人からすると記憶に新しいことだと思います。

そしてそこから韓国は景気の回復に至っていないのでそのまま下落が進行していき現在に至っています。
いつも助けてくれていたアメリカも日本も韓国を助けた瞬間に手の平を返されることを知っています。
困ったときには助けを求めるけれども助かると途端に反抗的になる韓国の態度にはいい加減 腹が立っているので何の担保も詫びもなしで韓国を助けようとは考えていません。

今年に入ってからだけで韓国の通貨は26.1%も下がったようです。

ただ表はドルに対してです。
記事では日本の円も円安で円レートで取り引きも昔からあるので日本に対して円での取り引き(輸出)をすることは韓国企業にとってはプラスになったりもしています。
ドルがないけど円はあるので。

なんだかんだ韓国と日本は距離が近いし、日本とやり取りはしたいんですよね。
韓国メディアは日本が韓国にとって大きな生命線の1つである事実を全然報道しませんが…。
韓国の主食の1つであるその辺のスーパーに並んでいるサツマイモもほとんど日本からの輸入ですからね。
まぁもう韓国に種芋ごと盗まれて勝手に育てて売られているのかもしれませんが…。

韓国の有識者は記事にて「とにかく通貨スワップが必要だ」と壊れた機械のように言い続けていますが、もはやちょっとくらいのスワップでどうにかなる段階ではなくなってきています。
そもそも通貨スワップというものはお互いの国のどちらが通貨ピンチになっても通貨下落前の金額で取り引き出来るようにして(レートと通貨交換可能額は事前に決めておく)国のダメージを軽減するという保険を掛けておくシステムです。

現在進行形で下り坂でこれから上がる見込みや希望の見いだせない今の韓国とやり取りするメリットが他国にガチでありません。

投資に関しては、よく海外投資家が離れるだけでなく自国の投資家まで離れ始めたら終わりの始まりと言いますが、最近では韓国の投資家が匙を投げ始めているとの話まで出てきています。

こういう時は政府が自国の通貨を買い支えるのですが、それも限界が近づいていると言われています。
韓国政府は仕切りにその情報を隠しますが、このウォン安の進行具合いを見てそれが分からない投資家は投資家ではありません。

ここからV字回復するには何か大きな材料が必要でしょう。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

韓国のウォンが下落している理由は何なの?


そもそもなんで韓国のウォンが下落しているのか。
それはアメリカがコロナでばらまいたお金を回収…つまり利上げをしているからです。

アメリカがドルのコントロールが効かずに歯止めが効かなくなる前に市場のお金の引き締めをして金融の正しい方向へ向けて舵を切っているからですね。

この辺は難しい話ですので大分端折ってまとめます。

コロナで2020年3月に経済が物理的に止まって株価が大暴落していきましたが、異次元のお金ばらまきをすることで何とかV字回復してそのままコロナ収束までばらまき続けることで株価は回復してむしろ急上昇していきました。
そのお金を放っておくと燃料を入れまくった暴走機関車みたいにコントロールが効かなくなりどこかでバブルが弾けて世界最大の基軸通貨であるアメリカのドルの瓦解が原因で世界的に大恐慌が起きてしまうのでアメリカはそれを防ぐ為にばらまきすぎたお金を回収するフェーズに入っています。

まず去年末にお金をばらまくのを止めて、今年から回収フェーズに入っているんですね。
その回収が終わればまたちょっとずつ金利を上げたり下げたりして経済が悪化しないで少しずつ良い方向になるようにバランスの取れた状態にできるのでそうなるようにアメリカの経済指標を決めるFRBという機関が1-2ヶ月に1回の発表(雇用状況など他の発表も多くある)を繰り返しているんですね。

アメリカはアメリカ中心で考えます。
他国のことも考えますが、まずはアメリカです。

韓国…というか世界のほとんど全ての国はこの波に逆らえず大小のダメージを受けています。
日本だって例外ではありません。
ただ経済基盤の弱い国と比べて対策がいくつも打てているというだけです。
このドルの高騰に比例して下がった円(日本の通貨)による円安の状況を逆に利用して、日本国内で作った製品を海外に輸入する割り合いを増やしているんですね。
ずっといつまでもできる手法ではありませんが、国内企業の基盤が強い日本だからできる円安の対抗手段です。
日本はそうして何とか最低限の物価上昇で耐えています。

韓国はできません。
部品やあらゆる物が海外からの輸入依存なので韓国国内で作ったオリジナルの強い何かがとても薄いのです。

だからアメリカが利上げをしたことの対抗手段がなく、高い金額で外国から買った部品(輸入)で、韓国国内で組み立てて海外へ売る(輸出)で大損となってしまっているんですよね。
韓国の貿易赤字は膨らむ一方です。

コロナ対策であるK防疫もムン政権時代に失敗して日本やアメリカの支援や通貨スワップも取り付けられず、これまでヤバイ時は助けてもらうしかできなかった韓国は有効的な対策も打てずこのような状態になりました。

あとアメリカ中心の対中戦略により中国の経済悪化によって中国からの輸入依存度が異常に高かった韓国もついでに大ダメージを受けました。

中国の不動産バブルが崩壊しているのはもう周知の事実だと思いますが、中国を模倣していた韓国は中国の崩壊前から大ダメージを負っていました。
中国バブルの小規模バージョンが韓国バブルといった状態でしたからね。
中国不動産の小規模でもある韓国不動産も弾けてきていて中国のバブルの泡よりも早く割れてしまったのです。
最近では韓国の首都ソウルの高級物件が半年前の半額になったと報じられたりもしましたね。

ウクライナ情勢と韓国の関係だけは分かりづらいです。
中国はロシアから安く原油やガスを買っていますし、韓国はごにょごちょしてロシア制裁に乗り気ではありませんでしたからプラマイどうなのかは水面下が多すぎて外野からは見えにくいです。
いずれ何かが発覚していくのかもしれませんが。

もちろん上記の他にも韓国国内の問題は山ほどあります。
前ムン政権が起こした故意の失策も多いし、災害もあります。
台風だってよく韓国を直撃していますしね。

こういう問題が起きてそれが解決する前に別の問題が次々に起きることをパーフェクトストームと呼んだりもします。

とにかく色々これまでのことが積み重なっていますが、一番大きなマクロ視点で言うとアメリカの利上げの波に対して経済基盤の弱い韓国はウォン安を止める手段が持っていないのが現状の主な原因です。

こうして韓国のウォンが下がっていきました。

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なんで韓国は米国や日本に高圧的なの?


自己正当化が基本の考えだからです。
まず、自分は正しいことが基本で、理屈はその次どころか考えないことも多いんですよね。

他にも謝らない特徴もありますね。
謝ったら相手に平服したと同じ。だから基本は絶対に謝らない。
日本の「すいません。」はもう常態化している普通の枕詞ですがその揚げ足も取ってしまいます。
あと他人の物は自分の物という考えもとても特徴的ですね。
仲良くなったら無断で無言で勝手に相手の筆箱の消しゴムを借りることを普通に日本に留学に来た韓国人がやって日本人から驚かれるなんて話をよく聞きますがあちらではそういう文化ということです。
シェアハウスで韓国人と別の国の人が一緒になると、韓国人以外の人が買って冷蔵庫に閉まっておいたプリンを勝手に無断で食べられてしまったなんて話も有名ですよね。

とにかく思想や文化が特徴的で自国や自分が世界の中心です。

理屈で説明しようとしても暖簾に腕押しなのはそういう理由です。
証拠を揃えて叩きつけても「それは違う。正しくない。自分も悪くない。」と平気で何の疑いもなく証拠も理屈も理論も跳ね除ける心の土壌が出来てしまっています。

これは困った時はなんでも助けてしまっていた日本にも責任があるとも最近になってやっと言われ始めていますよね。
50年ほど前の子供のような韓国を育て上げた時にとにかく飴やお菓子ばかり与えてしまったので歯がボロボロになってしまったような状態です。

韓国って子供のようなことを平気でするような大人の印象がありませんか?

よく韓国の奇行を「子供のような理屈と行動だ。なんでこんなことするんだ?」と日本を含め世界中の人々が疑問に思ってしまうのはそういうことなんではないかと思います。
世界の要人のお堅い集まりでBTSを読んで歌を披露したり環境問題の集まりで日本に通貨スワップを要求したり枚挙に暇がありません。

むしろ今のSNSにカブレた韓国の若者の方が世界の常識を吸収して理解していてちゃんと分別のある大人のような印象すら持ってしまいます。

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韓国は困った時にアメリカや日本に助けてもらった後すぐに「これが韓国の底力だ!我々は世界的に強い国だ。日本なんかに負けない。」みたいなことを言ったり、国際的な約束を破ったりしてある程度寛容だったアメリカを何度怒らせたか分かりません。

アメリカの前トランプ政権時代にトランプ氏がほとんど韓国を無視したり会ったと思ったらアメリカの高額な物を買わせたりしていましたね。
現バイデン政権も安全保障を除いて(韓国の位置が中国や北朝鮮と近い重要な位置。韓国は地政学的に重要な位置にある国とよく言われます。)ほぼ韓国を抜きにして国際的なやり取りを進めています。

要はアメリカにとってもはや韓国は対中国や対北朝鮮を考えた時に邪魔してほしくない国であるだけという認識ということですね。

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まとめ


韓国のウォン安を止める手立てはありません。
これまでの通貨危機はアジア全体の通貨危機やリーマンショックなどの事件がありましたが、今回のはアメリカが利上げした煽りという強風を食らっただけで倒れてしまうという急な事件性のないものでした。
今年何度も毎月のように繰り返されている利上げの途中です。
つまりウォンが何度も煽りを受けて耐えられずに膝をついてしまったんですね。

しかもこれまでのように米国も日本の助けもありません。
なので打開手段も正当な地力に頼らざるを得ません。

つまりウォン安は止まらない…と投資家は考える訳です。
株価下落を止める大きな出来事がない限りどうしようもないでしょう。

奇跡的に助かるのか順当に韓国基盤が崩れていくのか今後も流れを追っていこうと思います。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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