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【日記・料理・エッセイ】

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日々の生活の中で、詩や小説とは違うなってものをこちらに。自炊料理が主になります。
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2022年10月の記事一覧

或月夜の日記

或月夜の日記

 通院後にお遣いを頼まれ、早速設置したくなって職場に戻り、設置して明日の準備をしていたらこの時間に。今日の最後の目標は、二十一時半から趣味に没頭。

 今日は、普通に出勤して普通に職務を全うできた。とは言っても、午後が通院だったので午前中だけだったが。目を通さないといけない資料がたくさんあるけど、明日の朝にじっくりやるとしよう。

 明日は、とっても久々にメイン授業。正直今までやってきたどの授業よ

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「友」

「友」

夕暮れに映る富士を眺めた

憂鬱に染まりきって

自暴自棄になった私を

友は助けてくれた

「もう、死のうとするなよ」

-善処する-

そう返すことしかできない

それが今の私

助けを求め

それに手を差し伸べてくれた

親愛なる友よ

私から私の意思で

離れることは無いと誓おう

ありがとう。

今晩も、明日も、

上手く闘っていかねばならぬ。

借りた力は大切に使う

義理人情を重んじ

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「漆黒」

「漆黒」

黒い腕 闇から忍び 手を招く

乱れる呼吸

死は間近

思考を整理

己の失態

自覚有

無力な私

無用の瓦落多

何故生きねばならぬ

もう終わりたい

あと何度

この思いをすれば良い?

一生付き合って行けるのか

それが無理と感じたなら

ひとつXYZを飲めばいい

今日はもう

意識を闇に逃がそう

そうでもしないと

気が狂ってしまうから

「瞼を濡らし、頬を伝うもの」

「瞼を濡らし、頬を伝うもの」

目覚めは六時

最近、瞼から頬にかけて

雫が流れることが増えた

心当たりは

ある時とない時がある

例えば火曜日の夕方

あの日は間違いなく何故か分かる

例えば木曜日の朝

窓越しに朝陽を浴びながら

温かい珈琲を啜って煙草を吹かす

これは何故だか分からない

例えば水曜日の朝九時過ぎ

この時は心から溢れたように

嗚咽混じりに流れ続けた

これも何故だかよく分かる

自分の感情が行方

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約一週間休んで、心調が大分落ち着きました。晩御飯は和食にしてみました。

・大根と鶏肉の炊き込みご飯
・油揚げ豆腐
・だし巻き玉子

冷蔵庫の期限間近の食材を消費しようと作りましたが、我ながら美味しいもんでした。炊き込みご飯三合で、総計¥200程です。節約生活、充実しています。笑

「星座」

「星座」

夜空に煌々と輝く星達

それらは単体ではひとつの星である

でも

それらを上手く繋ぎ合わせると

それは大昔の人々が連想したものを象徴する

星座という存在になる

私の「スキ」を繋ぎ合わせると

私というひとつの星座となる

それは煙草であり、上等な酒であり

美味い飯であり、趣味であり

そして大切なひとたち

私を象る星座

火曜日の夜から気にかけて

今日の夕方まで共に過ごしてくれた友人

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「朝焼けと掛布団」

「朝焼けと掛布団」

水曜の午後から、不調の為欠勤した。

木曜の夜、多少落ち着きはしたものの

働くのに必要なエネルギーは

足りていなかった

今朝

六時より前に目が覚め

居間のカーテンを開くと

紅色の空が出迎えた

無理矢理起こした友人と

居間に戻ったその瞬間

二人の前に太陽が顔を出した

「俺、ちょいと職場行ってくる」

自然と出た言葉だった

「おぅ、頑張れよ。俺はもう一眠りする」

友のやわらかな

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久々にササミの酒蒸し。群衆哀歌、いよいよ過去へと戻ります。だいぶ骨組も出来てきたので、我ながら完成が楽しみです。笑

https://note.com/melancholy_sunny/m/m2c1232bcc206

もしお付き合い頂ける方は、秋の夜長に是非よろしくお願いします。

「刻石流水」

「刻石流水」

 今回の記事を書くにあたって、幾つかの記事を引用させて頂いた。

 私自身、教職員且つ鬱病経験者で、鬱病は未だ完治したとは言い切れない。辛うじて働ける状況まで落ち着いたので職場に復帰したが、昨日も尋常ではない不安・憂鬱・焦燥感に襲われ、頓服薬で何とかした程である。

 この状況だからこそ、定時退勤・土日祝は完全休日を徹底することで回復を図るよう主治医から言われており、そのお陰で症状は最底辺時(半年

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「69」

「69」

※通院の待ち時間に、先日同様iPhoneにての執筆。

昨日の野球は、俺の青春に大きな釘をひとつ打ち付けた。
試合の結果がどうこうでは無い。ひとつのチームとして、楽しく愉快な時間を過ごせる集団としての存亡が危ぶまれている。そんな気がして、昨日は飲みに行きたかった。しかし、定休日だった。後輩に世話になった。

俺も後輩も中立である。少なくとも俺は、舵を切られたならばそちらへ進む為に尽力するか、

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「馬鹿は強い」 (元・K.)

「馬鹿は強い」 (元・K.)

※iPhoneにて投稿になるため、段落頭のスペースが半角になります。私が神経質過ぎるので、念の為……。

十四日、約束通りいつものBARへ行きました。朋輩と飯食って、二十二時を過ぎた頃にボスが来て下さいました。
本当に、このお方はお話を話を引き出すのがとても上手だなぁ、と。朋輩の昔話を、不要な気遣いをさせずに引っ張り出し、彼の少量の涙を流すまでに。引き出し上手な上に、聞き上手。私は和服での参戦

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「人は歩く」

「人は歩く」

 先日呟いた通り、日記を書く時間を確保した。笑
 先日の通院からまた処方してもらう薬を調整したお陰か、すこぶる体調がというか気分が良い。よきかなよきかな。

 とはいえ尋常でない金欠なことに変わりはないので、一食百円自炊を突き詰めている。母から大量の青唐辛子を貰ったので、それを使ってオムライスを作ってみたり。

 唐揚げが手に入ったので、ペペロンチーノを作ってみたり。

 今晩は青唐辛子を使わずに

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「病人」

「病人」

 先日呟いた通り、水曜日に風邪を拗らせて休むことになった。前日の夜、疲れて半袖短パンで寝落ちしてしまったことと、ここ数日急激に冷えたことが重なったのだろう。
 木曜日に出勤した時、先輩から「火曜日すごく疲れてる顔してたから、疲れでちゃったのかなーって。無理しないようにね。」と温かい言葉を頂いた。どうやら、傍から見ても疲れていたようだった。

 5月以前までは、風邪をひいたら看病してくれる大切な人

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「旅路」

「旅路」

長月最期 私の心 朧也
雲隠れ 時折見せる 星の空
霧に迷いて 行く先知れず
とめどなく 流る涙 何故だろう

神無月 快晴の空 漂泊の旅
共に座るは 我が朋輩
下総を出 外房周り
水面に映える お天道様が
私の心の 霧を払う

カンカン照りの球体と
それを跳ね返す大海原に
かつて沈んだ英雄に
全霊を込め 敬愛を送る

潮風を浴び 一度目の眠り
潮騒が 私の心を浄化する
立ち込めていた 深き霧

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