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「69」

※通院の待ち時間に、先日同様iPhoneにての執筆。

 昨日の野球は、俺の青春に大きな釘をひとつ打ち付けた。
 試合の結果がどうこうでは無い。ひとつのチームとして、楽しく愉快な時間を過ごせる集団としての存亡が危ぶまれている。そんな気がして、昨日は飲みに行きたかった。しかし、定休日だった。後輩に世話になった。

 俺も後輩も中立である。少なくとも俺は、舵を切られたならばそちらへ進む為に尽力するか、居心地の悪い船からは降りるとしよう。進路が不安定になると、乗組員は長に不満を持つ。

 私の溺愛する映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」がまさにそうだ。船員の不満はじわじわと染み渡り、浸透し切った時に反乱は起こる。

 反乱、と言うとかなり物騒な響きになってしまうが、長い目で見た時にここまで支え育て続けた彼の存在が不安になっただけである。結局、ド素人の俺にはスコア残してチームメンバーの成績や課題を可視化させる事しか出来ない。まして、それがチームの為になるかすら定かでは無い。

 チームの監督という柱が云々以前に、一人の友人として、何か出来りゃいいんだけどなぁ。

 なんて事を考えながら過ごした。通院待ちは長くて、医者の先生の口から出てきた文豪・武者小路実篤の作品「友情」を読みながら、しみじみと考えていた。

 大学入学時、最初期からの仲である。思い返せば、「友情」と似た局面もあったっけ。片想い相手が結局その友人とくっ付いて、あいつも優しいから前日に打ち明けてくれたっけ。深い傷こそ負ったが、致命傷にならなかったのは彼の優しさだな、うん。笑

 昨日は青唐辛子使って和風のペペロンチーノ。これもまた百円クッキング。その後の後輩ちゃん宅で出してもらった料理がうちのオカン宅の夕飯と全く同じだったのは流石に笑った。

えびおいしい。

 表題は、俺の背番号。高校一年の時に決心してこの番号を背負った。理由は幾つかある。

 まず、真正面からド下ネタ。これは一割位だけど、ネタになる。←
 二つ目は、当時ハマり出した「ムック」というバンド。これが五割位。四人体制のムックが本当に好きで、脱退は未だに正直ショックです。(遠い目)
 三つ目は、中三の時に知った「AK-69」。これ二割くらい。そこまでラップとか興味持てなかったけど、今でも数曲よく聴く曲ある。杉POP。
 残り二割は何となくよく分からないけど、「69」という数字、フォントにもよるけど逆さまにしても全く同じように見えること。例え全てがひっくり返っても、俺の核としてこの番号は背負って行きたいな、みたいなね。

 ひと月ぶりにヒトカラ行ったけど、ムック一曲しか歌ってなかった。。。
 ざくちゃんのカバー曲をざくちゃんキーで歌ってみたくて何曲か挑戦。「シャルル」と「コバルトメモリーズ」は我ながら初めてにしては上出来かな。「フォニィ」は一番で挫折した()

不思議なセトリ。

 DEZERTの「切断」がいつの間にか入ってたのでド頭に。あとは流れで決めた感じ。ざくちゃん曲挟みながら、ラスト四曲は畳み掛けたかった。笑

 心ん中が哀愁色だからか、見直すとMERRYめっちゃ多いな。哀愁って言葉、すごーく好きなんだよね。昔っから、言葉で上手く言い表せない哀愁というものに惹かれて生きておりやす。「哀愁」という表題で、冬頃に日記書こ。

 今日の一曲は畳み掛けに入れたMERRY「夜光」。
 鳥籠って言葉が、何となくあの青い鳥のアイコンを思い起こす。あの場所で繋がった人達は、クソ野郎もいたけれど、最後まで絡んでくれた人達は本当に良い人だった。ソシャゲ全部消しちゃったし、何よりあそこに帰ると折角治りかけてる瘡蓋思いっ切りひっぺがして悪化させる気がするから、戻るという選択は取りたくない。それは頭で分かっているのに、ふと朝までSkypeしながら寝落ちして笑ってくれた楽しいひとときやら思い返すと、少し寂しくて戻りたくもなる。複雑な感じ。

 まぁ、繋がって心配してくれた人の何人かはこの場所を知っている。まだ見てくれているか分からないけど、知ってくれているだけで嬉しい。もしいつか気が変わったら、またフォローさせて頂きたいな。

このまま夢だけ見させて
ゆらゆら揺れ…

深く暗く絡み合うこの狭い鳥籠
いつまで此処にいるのか?
答え無き明日は孤独

枯れたこの声に綺麗な花は咲くのか?
誰にも触れさせないこの心

遥か遠く近い自分の心は何処に?
永遠 失望 現実 一瞬 記憶 空と暗い影

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