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エッセイのようなひとりごと

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「ひとりごと」
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#スキしてみて

昨日、冬将軍に出会う

昨日、冬将軍に出会う

小雨の夜を自転車で駆ける
葉を落とした木の枝の向こう側
少し欠けた白い月が同じスピードでついて来る
こんな夜を詠んだ歌があったような気がして、でも、思い出せなくて、立ち止まりそうになったけれど、冬将軍の気配がしたから、思い直して自転車のスピードをあげる。

ひたすらに、ひたすらに、
ただひたすらに冷たい夜を駆けぬけた

彼に捕まらないように_

吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。【妄想のカケラ】

吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。【妄想のカケラ】

『吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。』

季節ハズレの台風の影響かしら?
と、曇った、湿り気のあるぬるい一日。
天気予報は今日も「季節外れの…」とお馴染みの慣用句から始まった。
もはやこれが「平年」なのでは?
とイケズな気分でひとりツッコミの夕暮れ
秋風が吹く間もなく冬が来そうで
とりあえずホットカーペットでもと出してみたけれど
こころの隅っこではまだ秋を待っている_

お題:秋風

書く習慣ア

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いつも通りの奇跡【妄想のカケラ】

いつも通りの奇跡【妄想のカケラ】

『いつも通りの奇跡』

17時30分
地域放送の音楽が流れ、一日の終わりを告げた木曜日。

いつも通りの夕暮れに
いつものほうじ茶をいれて
久しぶりの雨の日の音を聴いていると
久しぶりに使った乾燥機の終了ブザーが鳴った。

何でもない日だけど、「何でもない」が、実は、ほぼ奇跡だなんて、ずいぶん、大人になってから知りました。
でも、いまだに実感がないから、何でもないこと(幸せ)を、つい、「何もない(

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ヨリミチ、万歳!🙌【妄想のカケラ】

ヨリミチ、万歳!🙌【妄想のカケラ】

春がきただけでなんだかソワソワする
でも、うっかり小石になんぞ躓くなよと自分を少しだけ戒める、私は大人だ
でも、やっぱりソワソワっと気が外れて
ヨリミチをしてふと我に返った瞬間の背筋は
それはそれはともて冷たいものだけれど
それはそれでいいじゃんと上手い具合に合いの手が心に響き
そうだよね〜とまたヨリミチは続く
都合のいい大人デス_

お題:それでいい

書く習慣アプリのお題「それでいい」から #

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650円で買った幸せ【妄想のカケラ】

650円で買った幸せ【妄想のカケラ】

春の陽射しの温もりが眠気を誘う釣り堀は時間650円
釣った金魚は三匹まで持ち帰りできる約束だけど
小さな命の世話する器量がないから
釣れなくていいし
うっかり釣れても返せばいいい

そんな無責任な態度をとっても構わないのだという安心を、
垂らした糸の先でぷかぷかとあてもなく水面を漂う浮きを
ぼんやりとただ眺めるだけの幸せを、
私は650円で買ったのだ

風が吹き池のほとりの桜がはらはらと舞っている

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「お得」が私を駆り立てる【妄想のカケラ】

「お得」が私を駆り立てる【妄想のカケラ】

見つめすぎたスマホがフリーズ

今日で「お気に入り」に入っている商品のセールがおしまいですよとか
今月末までに申し込むと30%引になりますよとか

そんな、知らなければ過ぎ去ってしまったであろうなもの
でも、知ってしまうと、何かを失いそうで
どうにかしなくてはと
衝動に駆られながらスマホの画面の「お得」を追いかけ
ずいぶん「時」を消耗していた

ふと我にかえると「まだやってんの?」と呆れた愛猫がこ

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自分にもプレゼント【3行日記】

自分にもプレゼント【3行日記】

古くからの友人の誕生日プレゼントを買いに行く。
若い頃はキラキラしたものを送り合っていたような気がするけど、近頃は、かわいいパッケージの紅茶やふわふわなタオルなど本当にささやかだけど、自分の為には買わない普段のもの、使うと無くなってしまうもの。
そういう「ささやか」を2-3点見繕い自作のプレゼントセットが出来上がるのが楽しい
そして、ちゃっかり自分の為にもちょっといいものを買うタイミングでもあった

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夕日を迎えるエメラルドグリーン

夕日を迎えるエメラルドグリーン

#119 夕日を迎えるエメラルドグリーン

海へいこう
都会に疲れた足を引きずり
あの海へいこう
まだあるだろうか?
あの海は__

親友とおしゃべりばかりで
仕上がらなかった写生大会
居残りでふたりで描くことにしたあの船着場で
青春のおしゃべりはさらに続いた。

気がついたら夕方で、青かった海はエメラルドグリーンのグラデーションに変わり夕日を迎えていた。

ショッピングモールどころか映画館もない

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人生の最適解 #妄想のカケラ

人生の最適解 #妄想のカケラ

#106 人生の最適解

「それって当たり前じゃない?」
と押し付けられる価値観はキライ

なのに、
「そうそう、そうだよね~」
と気づかれないようにそっと
自分の当たり前を塗り替えていた

自分を守るために

でも、だんだん
元の自分の当たり前がどんなだったのか
わからなくなって

そして何よりも自分自身がとても気持ち悪い

もう塗り替えるのはやめにしよう.…

そうしたら、
「どうしちゃったの

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七夕バースデイ #妄想のカケラ

七夕バースデイ #妄想のカケラ

#105 七夕バースデイ

七夕ちらしって...??
夕方のスーパー
惣菜コーナーで首をかしげる

星型の具材でキラキラと「映え」を狙うちらし寿司に
理解は追いつかないけれど、
なんだかまぶしくて
テンションがあがるのは確かだな...
と心の中でうなずいた。

入り口の笹の葉に短冊を吊るす
書いた願いごとは世界平和
大きな太文字の主張する短冊
一見ありきたりだけど、最近結構切実

ささのはさらさら

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妄想のカケラ【完璧主義】

妄想のカケラ【完璧主義】

#77 完璧主義

もしも未来を見られるなら?

見る!

いや、チェックする。

そして、「これから」を修正し
新しくなったであろう「未来」を
再びチェックして
不完全な「未来」であればまた修正...

こうして、
完璧な未来を求めすぎた結果
私は一歩も前に進めなくなるだろう__

書く習慣アプリのお題「もしも未来を見れるなら」から #エッセイのようなひとりごと

妄想のカケラ【春爛漫】

妄想のカケラ【春爛漫】

#72 春爛漫

ずっと季節は行きつ戻りつしていたのに
いつの間にか春は根を下ろしていました。

染井吉野は散り八重桜満開
花水木やツツジの花咲く
藤棚からは溢れこぼれるうす紫

そして、
オオイヌフグリ
ホトケノザ
カタバミ
ハナニラ
カラスのエンドウ
タンポポ

足元の小さな春も満開
心浮き立つ季節です。

書く習慣アプリのお題「春爛漫 」から #エッセイのようなひとりごと

妄想のカケラ【考察・半世紀分の「好きじゃないのに」】

妄想のカケラ【考察・半世紀分の「好きじゃないのに」】

#63 考察・半世紀分の「好きじゃないのに」

半世紀生きてきて
「好きじゃないのに」はいくら時間をかけても
「好き」に昇格することはなかったです。
(嫌いな食べ物を一応食べられるようになったけれど好きな食べ物にはなっていないし...?)

ただ、現実は
好きじゃないのに、

続けている付き合い
食べているもの
習慣にしようと努力していることなどなど

「好きじゃないのに」していることは
まぁまぁ

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それはヒトの本能だから。

それはヒトの本能だから。

家に帰りたい
というのはだれしももつ感情ではなかろうか?

通称ロングショートステイという長期的なショートステイ利用で施設で仮暮らしをしている義母さんにたまに会うと帰りがけに
『私、いつ家に帰れるの?』と聞かれる。

今のところ実の息子(夫)が居る時は言いださないので
もしかして、言うタイミングを計っている?
ということは
戻れないという事を忘れた半分
だめもとで言ってみよう!の計算半分なのだろう

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