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何度でも読みたい

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何度でも読みたいすてきなnoteたち。
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#文章

結局文章は世間に出したらもう読み手のものだけど、仲さんに解説してもらったからちょっと私も解説しちゃおうかしら

結局文章は世間に出したらもう読み手のものだけど、仲さんに解説してもらったからちょっと私も解説しちゃおうかしら

先日、 note &ツイッタ仲間の仲さんがこんな noteを書いてくれました。

すごい。記事の中身、まるまるクニnoteについて書いてあります。ココまで解説&分析できるほど読んでもらえるなんて、幸せです。

元のクニnoteはこちらです。

仲さんの今回のnoteの発端は、おそらくこのツイート。

上記のアイスキャンディー記事のシェアをしてくれたのですが、固いよねえ表現。事象と視点が入り混じる

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Gyre(思考の環流)

Gyre(思考の環流)

エチュード

毎日更新をしています。

今で70日を超えました。文章が上達しているのかはわかりませんが、「考えること」は以前より上手になったような気がします。思考や感情を言葉に収斂していく。そこから新しい問いが引き出され、感情が湧き起こり、思考が泳ぎ出す。それをまた言葉に落とし込んでいく。その往復の中で思考力はしなやかになっていきます。

成長を実感している具体的なポイントとしては、〝落としどころ

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#書き手を信じる

#書き手を信じる

昨夜、『求められた読み手』というオンラインイベントを開催しました。池松潤さん、仲高宏さんと一緒に「読むこと」についてお話をさせていただき、zoomには60名を超える方々が集まってくださいました。お話を聴いてくださったみなさん、どうもありがとうございました。

「この人数がオンラインで集まる」という経験は今までになく。画面の中にみなさんのお顔が並んでいて、それはそれはとても素敵な光景でした。初めてお

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わたしは【選ぶ側】になれない。

わたしは【選ぶ側】になれない。

わたしはどうしてわたしでいられるのでしょう。

真夜中にアイスを食べたくなる。
これがわたしの生きる本能だとしたら、くだらない。花に水をあげる毎日。君はわたしがいるから生きていられるのよ、って。

君はわたしが選んだの。
わたしがこうして毎日見離すことなく、愛で続け、水を与える。君はすくすくと育っていったね。光も欲しい?じゃああげるよ。

カーテンを思い切り開ける。
台風が過ぎ去った空は、今までが

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渡す必要のなかった嫉妬の手紙。それを教えてくれたのはnote酒場の"肌"でした。

渡す必要のなかった嫉妬の手紙。それを教えてくれたのはnote酒場の"肌"でした。

自分の足で歩きたい。
身体を動かそうにも、心をどこかに置き忘れていました。淋しくて、風だけがわたしの隣にいる。書いていても、自分の言葉の限界がある。届ける力が足りないのは勿論でした。それでもわたしの肌はひとつしかなかったから。だからこそ今まで読んできたあなたの肌と結びたかった。先に行ってしまった身体に、わたしの心が呼びかけているようでした。

電車に揺られる、いつも乗ることのない路線。遠くに向かっ

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"苦悩する文章を書かなければいけない"という苦悩から出る更なる苦汁

"苦悩する文章を書かなければいけない"という苦悩から出る更なる苦汁

『 書く側の人間は悩んでいてはいけないのでしょうか。』

わたしは誰とも友達ではありません。
それでも自分がこうして言葉を溢していること、孤独だなんて思いません。

さなぎから蝶になる。
それほどの変化しか気づけなくなってしまったとしたら、それこそ書く側にいることも出来なければ、読む側にだって回らないでほしかったのです。

苦しくて、だから書いていた。

書くことは確かに好きだった。
でも目の前に

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noteコンサルティングを受けた率直な感想と、続けていくために大事なこと

noteコンサルティングを受けた率直な感想と、続けていくために大事なこと

noteコンサルティングを受ける機会をいただいた。昨年チャレンジした「紅茶のある風景 投稿コンテスト」で審査員特別賞を授かり、その特典として設けられたものだ。

noteの使い方について、60分間自由に相談できる。受けるのは任意。こんな貴重な時間は絶対に逃したくないと前のめりに参加表明した。

本来は対面ベースであり、ぜひピースオブケイク社にお邪魔したかったのだけれど(ミーハー)、海外在住なので難

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“なんとなく”を大事にすること

“なんとなく”を大事にすること

最近思いがけないことに挑戦するチャンスが舞い込んでくることが多い。
自分には遠いかもしれないと思っていたことも、ちょっと近づいてきたりして。

これまでも、やってみたいことはあった。
ああなりたいな、こうしたいな、は常に頭の中にあったんだ。
だけど、それが形になってきたのは本当に最近のこと。

どうして急にそれらが動いて形を成してきたのかちょっと考えてみた。
そうしたら、一つ思い当たる節があった。

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書く枚数と時間。

書く枚数と時間。

 2017年7月22日から毎日エッセイを書くようになりました。仕事が忙しい日も、酔っぱらってベロンベロンになった日も、海外に行った日も、父がなくなった日も、来る日も来る日も書きつづけました。書きはじめた正確な理由は覚えていませんが、結果的によい文章修業となり、なによりも多くの読者さんとつながれのは大きい財産です。

 いまでも、書くと決めた日のことを覚えています。そうしてまたいま、あることを心に決

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写真に心は写らないならば(あるいは「余白」の生まれる場所についての考察)

写真に心は写らないならば(あるいは「余白」の生まれる場所についての考察)

よく「写真には心が写る」って言うのですが、僕自身は写真には心は写らないと思っています。あ、誤解なきように最初に言っておきますが、最終的にこの記事は「写真には心が宿る」って話になります。でも、その前に確認したいことがあるので、まずこういう出だしでスタートします。ちなみに「写る」と「宿る」と言葉を変えているのは、単純に分けておいたほうが修辞的にわかりやすいだろうという想定なので、同じ言葉と思ってくださ

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