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写真で綴る日々。

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毎日じゃ無いけれど、日常撮り溜めている写真を日記のように載せています。
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#日記

静まり返るホテルニューアカオ

静まり返るホテルニューアカオ

5月の初旬に訪れたホテルニューアカオ。
開業しているときに行けておらず、今回初めて中に入ることができた。
アートを展示する会場になっていて、かつての姿そのものではないけれど、昭和の時代に映画を誇るような豪華な内観はそのまま残っていた。

NikonZ6とX-E4の2台を携えてたくさんの写真を撮れたので、今回は凝りに凝った特別仕様なフォトセットでお送りします。

栄華を残しながら静かな夏の休日のよう

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GINZA Monochrome Street Snaps

GINZA Monochrome Street Snaps

久々にモノクロで撮った。映えとか考えずに撮るのは楽しい。
曇りや雨の日はフィルムシミュレーションをモノクロにILFORD風にしている。
グレインエフェクトが醸し出す粒子感がたまらない 。X-E4が持つ小型な筐体とXF23mm f2とVoigtlander 45mm f1.4のコンパクトなレンズだけで軽快に撮っていくだけのスナップは楽しい。

じめっとした空気感が生み出す質感と銀座の街の大人な雰囲気

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Silence Tokyo

Silence Tokyo

GWも真ん中でいつも忙しない東京のオフィス街は静かですね。人間味のない無機質なオフィス街ですが、それでも平日は忙しなく働く人がいるおかげで生命の存在を感じます。
東京の代表的なオフィス街の丸の内ですが、休日はビルの無機質さも相まって、人や生き物の介在しない静けさを感じることがあります。

人がいる静けさと、いない時の静けさのギャップを感じるフォトセットをお楽しみください。

with life人や

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 Zine: Volga river 作業途中公開

Zine: Volga river 作業途中公開

Zine作業が全く進まない。
どうもMASA(twitter:masaphoto9)です。
Zineを苦しみながら進めている次第です。
作業を公開しながら進めていくと反応もあるし楽しいかなと思って公開してみることにしました。
見られてると思うと作業が進むアレです。

タイトルは"Volga River"
3年ほど前に妻のアニメーション上映会に付き添って旅しました。
その旅の流れに沿って編纂していま

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#20 : 秋と冬の青を求めて

#20 : 秋と冬の青を求めて

秋も終わり、木枯らしと底冷えするような風が吹き始めましたね。
年末の雰囲気の中忙しなくなってきたこの時期に、性懲りも無く青をまた集めています。

前回の記事で多くの人に見ていただいた、「光と青を探して」からさらに写真が貯ってきたので放出します。

以前の記事はこちら

この以前の写真では澄むような青を探していたが、今は冬もあってか、澄んだ空気や早く暗くなっていく景色を撮るようになってきた。

暗く

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今見直す2年前のロシアの写真

今見直す2年前のロシアの写真

あれから2年たった。
このnoteを書く日が曇りで冬の寒さが感じられてきた。何故かその寒さとどんよりした曇りが2年前のロシアを思い出させた。ロシアの写真が収められているSSDを取り出し今の自分なら扱い切れるんじゃないかとリエディットしてみた。
難しかったどんよりした曇り空、白く飛ぶ空、それらを今の自分の力でもう一度掘り起こしてみた。

9月の暑い日に東京を発ち、日本より暑い砂漠の国ドーハを経由して

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#17 : 雨の日の銀座

#17 : 雨の日の銀座

どうもMASA(@masaphoto9)です。
今回はモノクロームでお送りします。
twitterのほうでは載せることがないnote限定です。

雨の日の銀座フォトセットです!
ここのところはっきりしない天気が続きますよね。
そんなときはやはりモノクロで撮ってみると雰囲気マシマシですよ。

銀座へ向かう

雨の日の駅とか電車は湿った独特の匂いでむわっとするよね。
マスクしているとそれも弱まったよう

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#16 : 西東京に残る田舎。

#16 : 西東京に残る田舎。

東京にも田舎は残っている。
そんなことに気づいた日だった。

所用で花小金井へ。
その時見たのは東京にもまだ残っている畑だった。
品川や新宿などの街を中心に働いているとなかなか見ないものだ。
田舎に帰れば飽きるほどみることができるが、東京で見るからこそかえって新鮮だった。

花小金井へ

花小金井駅周辺で見る田舎の片鱗。
閉じられたお店やぽつりとかけられた傘。人のいない世界の片鱗を感じた。
花小金

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#15 : 多摩川河口まで向かう道のり。

#15 : 多摩川河口まで向かう道のり。

多摩川は写真だけではなく、自転車に乗るときにも、お世話になっている。この川は東京の南側にありほぼ神奈川県との県境になっている川だ。
その河口は羽田と呼ばれてる土地で、そこから世界に飛び立つ羽田空港がある。

羽村から始まる50km多摩川のサイクリングロードは羽田が終点だ。鳥居があるところを終点と勝手に思っている。
最近は開発されつつあってか、もう少し先まで伸びるんじゃないかなという気はする。

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#11 : 光と青色を探して

#11 : 光と青色を探して

写真を撮る時にいつも思うこと。
写真ってなにかと考えた時、なにでその絵ができているのかを分解してみる。
ボディ? レンズ? センサー? フィルム? 構図?
全部必要なんだけど、それは一つのあるものを取りこんで写真にするための要素でしかない。いろんな素材があるけれど、最も本質的な一つって光なんじゃないかなと思っている。
そして光が色を構成している。

太陽の光はさまざまな光が入り混じって白く

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#10 : 1本のリバーサルフィルムと尾道

#10 : 1本のリバーサルフィルムと尾道

リバーサルフィルム。それは今や扱いに難しいフィルム。
けれどそれが写す景色はデジタルともネガフィルムとも違うように思う。
その一本のフォトセット。

Leica M3 × FUJIFILM PROVIA 100F

先輩からライカで撮るならリバーサルフィルムだろと言われて買ったもの。
でも日常とかを撮るにはもったいない気がして全然使っていなかったが、尾道に来たのを機に使ってみることにした。
ライカ

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#06 : トーキョー、東新宿。

#06 : トーキョー、東新宿。

日にちが空いてしまった。
自分でも忙しないなあと思う日々。
東京という街は忙しい。

忙しい街といえば様々なんだけど、その中でも新宿はトップクラスなんではなかろうか。
ビジネス、アート、美容、ショッピング…。東京駅のある丸の内よりも忙しなくたくさんの人が集まる街だと思う。そんな新宿の休日。

世界堂に行くために立ち寄った。新宿3丁目駅から始まる新宿。

ビルの隙間に惹かれる

なんでこんな路地裏が

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#05 : スカイツリー、東京。

#05 : スカイツリー、東京。

東京といえば東京タワー。これは揺るぎないシンボルタワーだと思う。
東京の中心に建ち。放送を支えてきた。

密集し過密する東京という首都で、周りに建つビルの高さゆえに役目を果たせなくなった東京タワーのあとを継ぐように下町に立った長大な塔。
ここ東京、横浜、埼玉の一帯を有する武蔵国の武蔵を当てた634mの塔。
その塔の写真をまとめた。

まずはスカイツリーに乾杯

夏のスカイツリー、発達する入道雲を背

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#04 : 青い橋、多摩川。

#04 : 青い橋、多摩川。

多摩川にはお世話になっている。
主にサイクリングでだけれど、川というのは都会に住む人にとっては、一番身近にある自然なのだろうと思う。

散歩する人、ランニングする人、野球する人、サイクリングする人、黄昏れる人。
さまざまな人が行き交い、その日その日の営みに利用している川岸。
その一端を切り取った。

この日は夕焼けが綺麗だった。その写真たち。

夕焼けが綺麗になるんじゃないかという予感が的中した

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