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エッセイ

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自分をコントロール出来なくなる時があるとすればどんな時ですか?

自分をコントロール出来なくなる時があるとすればどんな時ですか?

私は不意の出来事なんかで、熱くなった感情を平熱に戻すのはかなり得意分野な方です。

ただ一つ自分をコントロール出来ないくらいの"怒り"の感情が湧くことがあります。それは
「大切な人が理不尽だとか嫌な目にあってることを知った時です。」

私が中学生くらいの頃、父が職場の人から嫌がらせを受けていたことがありました。
父は誰にも言わないで1人で問題を抱えていましたが、最終的には家族もそれを知る事になりま

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関係修復について

関係修復について

一度壊れた関係があって
「前と同じように戻りたい」
と言う人をよく見るけどそれは無理である。

同じものを求めてなんとか引き合ったとしてもそれはすぐにまた終わりを迎えます。

ただ“前と同じ“ではなく
何かが変わってまた関係が再開することはあります。
それには結構なパワーがいることなので、
それができた関係は前よりももっと良いものに
なるはずだと思っています。

どんな景色がみえてるの?

どんな景色がみえてるの?

ある人が
「自分には結構不思議なことがたくさん起こるんですよ。他の人に起こらない様な」

と言う。またある人は

「まぁこんだけ色々な人が生きてるんだからそんな事もあるだろう」
とつぶやいて、忘れる。

2人とも同じ出来事を経験しているけど、
それを大きく捉える人と気にも留めない人がいるわけで、その感情をうまく使いこなしていくとなんとなく豊かに生きていけるんじゃないかなと思うわけでございます。

ピュアすぎてフラれたことがある

ピュアすぎてフラれたことがある

数年前のことですが、タイトル通り
「ピュアすぎる」って言われてフラれた事があります。
これは個人的に面白すぎて伝説になっていますが…笑
当時は自分の事を全くピュアだと思っていなかったので、謎だらけで改善の余地が全くありませんでした。

でもここ最近感じるのが4.5歳くらいの子と話してると会話が弾むな〜という事。笑
私は特に子どもの扱い得意!というわけではないのですが、コミュニケーション取るうちにだ

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「去年は2度ほど貯金が底をつきました。」新しい挑戦をする時に

「去年は2度ほど貯金が底をつきました。」新しい挑戦をする時に

タイトルの通り
「去年は2度ほど貯金が無くなりそうになりました」笑

初めて札幌と東京との二拠点生活を始めた1年目。分かってはいましたがお金の方はまぁまぁ大変で…
二つ分の賃料、毎月の飛行機代、個展前の多額の出費。その他もろもろ。

それに加え私は計画性のない人間なので、笑
仕事がとくにないまま東京に出てきたこともあり、これから仕事を取っていかないと食べていけない!という状態でした。

その中でも

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ちゃんとケンカすること

ちゃんとケンカすること

陰口を言う人は基本的に好きではないです。
捻じ曲げられた妄想を、広めていくからです。

反対に直接言ってくる人とは、
後から仲良くなる事が多かったりします。

たとえその内容が少し間違っていたとしても直接言う。と言うことは"少しだけ勇気がいる"と言うのをわかっているからです。

東京パパ活男子または女子【人間観察日記】

東京パパ活男子または女子【人間観察日記】

これに関しては私の経験が無さすぎると言われたらそれまでなのですが…私の世間の知らなさにドン引きしないで読んでいただけたらと思います。

たまには俗っぽい世の中に溶け込むのも大切な事だなぁという、最近の気づきを発表させていただきます。超プライベートネタです。

私は一年前くらいにある男性から
「パパ活してるんでしょ」
的なことを言われてひどい!と思った事がありました。
しかもその彼は冗談じゃなく本気

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ナンパする人々。まぁまぁ安全いい人編【人間観察日記】

ナンパする人々。まぁまぁ安全いい人編【人間観察日記】

大変くだらない話なのですが、東京はナンパが多いです。笑

特に、有名な花火大会の前やクリスマス前、バレンタインデーの前といったイベントごとの前は、分かりやすく増えます。
というわけで、せっかくなので面白い人がいたらたまに私の人間観察メモに残しています。

彼らはとにかくメンタルが強くて、普通の人より少しおしゃべりのスキルが高いです。

その証拠に、急に話しかけられてこっちがドン引きした表情をしてい

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飲み屋にて。若い2人

飲み屋にて。若い2人

[エッセイ×小説]
実話を物語仕立てで

若い頃の私はとにかく"若い男の子"が苦手でした。
大人は平気なんです。仕事でたくさん関わっていたし、なんと言っても安心感がありましたから。

それでも若い男の子と関わらなくてはいけないシーンがあると、自分が苦手なのをバレたくなかったからか、必要以上に冷たく対応してしいまっていた数々の思い出があります。ごめんなさい。

それを元に、
ある夜のとってもくだらな

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ある夜  雑誌編集者Aの場合

ある夜 雑誌編集者Aの場合

これは私が24歳の時に過ごした、ある夜の出来事をそのまま書いただけのどこにでもある平凡な話。

その方からは突然電話が来た。
「〇〇の編集者の者ですが、今東京から取材に来ていてあなたを紹介されたので時間が合えば一度会えたらと思いまして。お仕事の話も。」と。

私たちは夜の20:00にバルで待ち合わせた。
私が先に店に着き待っていると、

髭の生えた男性が来た。
Tシャツと動きやすそうな黒いパンツで

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私の大切な人たちよ

私の大切な人たちよ

好きな人の大切さを強く感じる時って
ハッピーな時じゃなくて、
その人が1番辛そうにしている時だったりする

例えば、
その人が辛くてかわいそうとか、
そういうことは案外誰にとっても意味がなくて

私はそういう時、
自分自身がその人の心の中に一回入り込んでみようって気持ちになる。

それは一緒になって苦しんでって意味ではなくて、
ただただ静かに目をつむってその人に押し寄せた困難や苦しみを意識してみる

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もう一度文章をかく

もう一度文章をかく

若い頃はよく文章を書いていました。

何故か昔から文章は頭の中に滝の様に流れてくる性分で、(出来がいいかどうかは別として)中学生くらいから20歳くらいのあたりは特に文章や詩を書きまくっていました。

でもいつしか仕事が忙しくなったりとかで、
少しずつ文章を書くこと自体が減っていって
25歳くらいでは年に1.2回、急にノートに大量の文章を殴り書きする、みたいな感じにまで減っていました。

なんで文章

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雨の日とジャズ

雨の日とジャズ

雨の日の朝は、

ステレオのラジオから流れる様な曇った音の
ジャズを流すことが多い。
YouTubeで見つけた昔のジャズコンサートの
雑音混じりの音源をかけたりして。

クリアな音源ではなく、その曇ったヴィンテージな音と雨のザーというノイズが、より一層物悲しさを掻き立てるのが意外と良い。

雨の日ってただでさえ街中がしんみりとした雰囲気になる、
それに逆らって無理にハッピーになろうとせず、
とこと

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1人の時間

1人の時間

「1人の時間」で人はどうなっているかわからない。

ただわたしが人を信じて、好きになれることの一つに「1人の時間」の過ごし方をちゃんと持っている人。というのがある。

もちろんたくさんの人に会って話して交流することは素敵なことだ。その場ですぐ決めてその場で実行。スピード感が求められる今の時代、こう言うのも嫌いじゃないし、結構好きな方だ。

でも、こればっかりだと脳みそをゆっくり深く使うことがどんど

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