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【心理学】決断が早い人は仕事が上手くいく

決断は早い人が得をして、遅い人が損をします。

それはなぜかというと、長い目で見たときに決断スピードの差は大きな力を発揮するからです。

それについては昨日の記事でお話してきました↓



そして今日まひろ(筆者)がお話しするのは、その決断する時間が早くなれば、次は仕事の質も上がっていくということ。


昨日の記事でまひろがお話ししたことを簡単に書くと、仕事において「やるかやらないか」「どれにするか」「どうするか」を決断するときにかける時間は早ければ早いほど良いということを書きましたよね。

でもそれだけでは多分

「決断が遅い何が悪いの?仕事を受けるか受けないかを多く選んだところで結果が出なかったら一緒のことじゃない?やっぱりじっくり考えた方が確実じゃない?」

こんな意見もあると思います。

いやそう考えるのもわかります。じっくり考えた方がいいんじゃないかって。

でもね、もうこれは感覚の話ではなく理論でわかっていることなんですよ。


飲食店で昔バイトしていたことがあったからわかるのですが、中年代ぐらいの男性って割とすぐに注文するものを決めるんですよね。でも10代20代ぐらいの女の子って結構注文を決めるのに時間を使う人が比較的多いのですが、結局どんだけ早く注文しても、どんだけ考えて注文しても来るものは変わらないですよね。

心理学的には、女の人はそう言うことを考えているのではなく何を選ぶか決めるのを楽しんでいると言うのは知っているのですが、まあ言っても僕も男ですから。

どうせそんなに悩んでも来るもん一緒やん。

てか悩むぐらいやったら全部頼んだらえんちゃん?

とか思ってたのですが、多分デートしたことがある男の人ならわかってくれる人が多いと思います。


ということで、人間の思考力や決断力や注意力は体力と同じようなものだということです。



心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。



人間の思考力や決断力や注意力は体力と同じようなものだ


と言うことでさっそく本題に入っていくのですが、体力って運動をすればするほど消耗していきますよね。

例えばランニングなんかも走れば走るほど、当たり前ですが疲れてきます。

それはなぜかと言うと、体を動かすのにたくさんエネルギーを使うからで、体への酸素(エネルギーの元)の供給量がだんだん足りなくなっていくからです。


そして、脳も体と同じように体力があります。例えば仕事をやり初めて1時間後と10時間後では、どちらの方が決断力や注意力があるかは誰でもわかると思います。


これが「決断スピード」とどう言う関係があるのかと言うと、実は仕事では決断は早い人の方が得をする理由がこれで見えてきます。



脳の体力の仕組み


脳は体と同じように体力なるものがあります。そしてこの仕組みをうまく使える人が仕事でもより良いパフォーマンスを発揮することができます。


どうすればうまく使えるのかわかりやすく例えば、身体能力が全く同じの真面目なC君と賢いD君がいて2人は手漕ぎボートの50メートル走のタイムを競います。

その時に条件があって2人は手漕ぎボートの50メートル走を10時間の間に何回チャレンジしても良い。その間に出た一番早いタイムが使えます。


こんな条件でC君とD君は今から勝負します。


真面目で頑張り屋なC君は開始と同時に手漕ぎボートの50メートル走を10時間ただひたすらにチャレンジし続けました。


しかし一方のD君は最初の1時間を手漕ぎボートの50メートル走に使った後、自分の悪かった点や改善点を書き出して、手漕ぎボートの漕ぎ方を調べたり筋トレをしたりしました。

この1時間練習して反省点と改善点を潰していく過程を9回繰り返し、最後のチャレンジ時間である1時間を使いました。


さて問題です。C君とD君ではどちらの方が良いタイムが出たでしょう?


多くの人が「D君に決まっている」と決断したのではないかと思いますし、当たり前ですがD君の方が良いタイムが出たに違いありません。

こんなの多分5歳の子供でもわかるのではないでしょうか。


C君は確かに10時間チャレンジをし続けて頑張りましたか、そうは言っても水の抵抗力は空気の1000倍ありますから、途中から体力も消耗していくわ筋力も無くなっていくわでもうめちゃくちゃですよね。

その一方D君は1時間ごとに反省点と改善点を潰していきますから、体力もいつも満タンで筋トレもして筋力もついて、こんなのタイムが出るに決まっていますよね。


一見C君とD君2人が手漕ぎボートに乗っていた時間は実質同じなのですが、こうやって中身を確認するとD君の方が結果が出ることが断然わかりますよね。


これは体の話なのですが、脳もこれと同じように体力があるのです。

だから脳の働きの一部である思考力・「決断力」・注意力にも当然、体力は存在します。



決断が遅い人は効率が悪い


先日の記事で登場した決断が遅いB君のように時間をかけて「どうしよっかな〜あれがこうで〜…」って決断をすれば時間が経てば経つほど考えの深さは深くなっていくかもしれませんが、それと同時に思考力も決断力も注意力もだんだん落ちてきます。

そうするとどういうことになるのかと言うと、体力が消耗して脳は弱ったまま考え続けなくてはならないのです、10時間ボートを漕ぎ続けたC君のように。

そして結果的に、効率が悪くなります。



決断が早い人は効率が良い


しかし一方で、パッパと時間をあまりかけずに決断をするとどういうことになるのかというと、D君のように実行→改善→実行…がその分たくさんできるわけです。常に思考力や決断力や注意力がフルパワーの状態で。

だからD君も、体力が消耗する実践を1回1時間にすることによって、なるべく自分の高いコンディションでタイムを計ったから、良いタイムが出ましたよね。


1キロを走り続けるか、自分の最速のスピードを走れる距離に分割して走りきれば、当然後者の方がタイムは良いですよね。決断力が早いと言うことは後者の走り方ができると言うことなんです。


そしてもっと言うと、これって自分だけの話ではないんですよね。と言うのも「この仕事やっていただけないでしょうか。」と自分に仕事の話を振ってくれた相手も同じなんですよ。

相手も、待てば待つほど注意力も思考力も決断力も落ちていきます。



脳と体の体力の違い


ここまで脳には体と同じように体力があると言うことをここまで書いてきましたが、思考力・決断力・注意力人間の体には圧倒的な差があります。そしてこの部分はとても重要です。


それは何かと言うと【人間は思考力・決断力・注意力の低下に自分で気づくことができない】ということ。


例えば一回自分で測ってみると面白いのですが、このnoteのように記事を書いている方は、執筆を始めてから15分〜90分の間にかいた文字の量と、90分〜165分の間に書いた文字の量を比較してみてください。


その圧倒的な差に驚くと思います。もちろん前者の方が多分何倍も多いと思いいますよ。

なぜそんなことが起きるのかというと、これは人間の脳の出来がそうなっているからです。走り続けるとなぜ疲れてくるのかと言うと体への酸素の供給量が落ちるからでしたよね。

頭を使うのにもグルコース(体にとっての酸素みたいな役割)という物質を使うのですが、考え続けるとある一定の時間を界にグルコースの生産力が供給量に追いつかなくなってきます。それの時間が90分。決断などの短期の集中力は15分で集中力は低下していくということが脳科学ではわかっています。



脳の疲れは自分で気付くことができない


でもはっきり言ってその変化って仕事をしている最中の自分にはわかりません。自分的には別に執筆を始めてから10分経とうが、100分経とうが感覚は変わりません。

いまこんなお話をしている僕自身も割と集中力は長く続く方だと思うし、たまに時間がないときは2,3時間ぐらいは普通にぶっ続けで記事を書くこともありますが、やっぱり後になって記事を読んでみると、記事の面白さが全然違うんですよね。

でも記事を書いている自分的には、別に記事を書き始めて10分経とうが100分経とうが3時間経とうが「あ、今脳が疲れているな〜」なんて思わないのです。



それはなぜかと言うと、人間の体の作りがそうなっているからで詳しいことは明日の記事でお話ししていこうと思います。


と言う感じで、今日は決断が早い人は仕事も効率良くできると言うことをお話ししてきました。




本日の雑談「糖不足には気をつけてください」


皆さんは朝ごはんを毎日食べられますか?


と言うのも、本編でもお話しした通り、運動をする時に体が酸素を使うのと同じように、脳は考える時にグルコース(別名:ブドウ糖)を使います。

だから長時間睡眠をとった後の、寝起きの脳はもちろん糖不足になっているので、朝ごはんって1日の仕事のパフォーマンスを高めるためにめちゃくちゃ重要なんですよね。


でも朝って時間ありませんよね。ギリギリまで寝ていたいから。

だから朝ごはんを抜きたくなるのも僕はとてもわかりますし、こんだけ朝ごはんの重要性を語っているまひろも朝ごはんを抜くことなんてザラであります。


でもそう言う日って絶対人って「糖不足」になるんですよね。体験したことがある方はわかると思いますが「糖不足」になると

・訳のわからない疲労感

・手足の震え

・頭がぼーっとしてくる

こんな症状出てきませんか?

割と糖不足って辛いですよね。


でも実はそんな朝ごはんを抜いてしまった時にオススメの朝ごはん、とまではいかないのですがどこにでもあるもので5秒で作れるとっておきのものがあります。

名付けて「超集中ドリンク」なのです。

怪しい薬ではないですよ?


その作り方は簡単で

・まずはコップに水を入れます

・次はそこにガムシロップを2個orスティックシュガー3~4本を入れます

・それを飲む

終わりです。

脳が1時間で使うグルコースは大体5gでガムシロップ1つには大体糖分が7~8g入っているので、これを飲むだけで1~2時間ぐらいはまた脳が正常に動かせるし、何と言ってもどこにでもあるし5秒で作れるので糖不足で疲労感を感じてきたな、なんて時は飲んでみてください。

僕的には飲んで10分も経たずに本調子に戻ります。


コーヒーが好きなので疲れた時もコーヒーを飲む方が多いと思うのですが、コーヒーでグルコースは取れないので、やっぱりこの超集中ドリンクが最強です。

ぜひ皆さんもやってみてください。



それでは、あなたの人生がより豊かになるようにまひろは心の子から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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