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「じゃあ自分でやってみろよ」は使うな

初心者になんか口出しされった時ほどカチンと来ることはありませんよね。


しかし、何事も結局は自分の捉え方次第、考え方でもっと自分は成長できます。


一度冷静になって、初心者の意見を聞くと意外とそこに良い発見があったり学びがあったりするのじゃないかなと僕は考えていたりします。


今回はその僕のマインドの持ち方を書いていきたいと思います。


心理学歴10年、まひろです。


僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。



今回のタイトルにある通り初心者に口出しをされると「やったことないくせにお前に何がわかるねん」って思ったことありませんか?



自分が一生懸命にやっていることに対して何も知らない人が「なんかちがうよなー」なんて言ってきようものなら「やったことないくせにお前に何がわかるねん」を殿下の宝刀であるかのように言ってしまいます。


でも自分も全力で努力しているのに、そんな今更わかりきったことにいちいち口を出してこられたらイラついて仕方がないですよね。



何も知らない人に口出しされても信憑性なんかないし、その業界のことを知らないからそんなことが言えるねんって思います。



でもこうも考えられますよね。


あなたは何かを作る仕事をしていて、顧客で100人の客がいたとします。


果たしてこの中で、本当にあなたの作るものが好きで、その商品自体をマニア並に好きな人は何人いるでしょうか。


わかりやすいところでいうと、人気YouTuberのことが本当に好きな人はその人の全体のチャンネル登録者数のどれくらいの%を占めているかということです。


一視聴者目線になって自分に当てはめて考えてみてください。自分がチャンネル登録しているYouTuberの中で、本当にこの人の動画を見たくてしかたがないという人は何人いますか?


多分ほとんどいないと思います。ほとんどのチャンネルが暇つぶし程度ですよね。よくよく自分が見るYouTuberを分析していると、なんとなくこの人は面白いから見てるぐらいの人の方が多いいですよね。


それはほとんどの人に当てはまっていて、大多数のチャンネル登録者の人はそうだということになりますね。要するにミーハー。


別にそれが悪いことだとは一切思いませんが、ここで冒頭のセリフに戻ります。



「やったことないくせに何がわかるねん」



さっきの例えを聞いた後で感じ方が変わりませんか?


ほとんどの客やファンの人は、やったことない人、なんとなく好きな人ですよね。別にその人がいないと生きられないとか、その人の大ファンとか言う人はほとんどいないんですよ。ほとんどのファンはミーハーなので。


だったら、その大多数の人たちの目線からの意見って結構貴重ですよね。



僕はその意見を「やったことないくせに」と流してしまうのは、少しもったいない気がします。


例え、そのアドバイスがわかりきっていたとしても、結構厳しいことでも自分のほとんどの客がそれを求めていると考えると、改めてその重要性を再確認しますよね。


僕自身こうやって毎日noteを投稿しているので、周りの友人から感想や意見をもらうことがあるのです。


その友人からの意見の中には「何が言いたいのかわからない」や「文章が不親切」と言われたことがあって「あー伝わってないのか悔しいな」って僕は思ったんです。



でもその感想を言った人に対して「やったことない人に何がわかるの」と言うのは簡単なことだし、それがこのセリフができてしまったほとんどの原因です。「やったことないくせにお前に何がわかるねん」って言えば簡単に自分が頑張っていることを認められるし、自分の間違えを認めずに済みますから。


しかしこう言う思考を心理学では「自己正当化」と言います。自分が間違えていると認めて傷つきたくないから、相手が記事を書いたことがないことを逆手にとって人はその間違いから逃げてしまいます。



ですがそうするのは簡単でそれも正しい意見なのですが、実際僕の記事を少なからず1本でも読んだ人がそう言うということは、実際僕の記事を読んでくださっている方もほとんどがもっとわかりやすい文章を求めている、そして少なくともその人に僕の考えが伝わらなかったことは事実。


ならば「やったことないくせに」と片付けるよりも、なぜ伝わらなかったと考える方向に持っていた方が、お互いにとっていいですよね。


相手も自分の意見を真剣に聞いてくれて嬉しいですし、自分ももっと良くなれますから、お互いにとって良いことしかありません。


そう考えると、自然とイライラするのではなく「自分の何を改善すればもっと良くなるのか」とマインドを持つことができ、何一つイライラしません。


僕はいつも人から感想を頂く時は第一にそうやって考えます。


イライラするのではなく、そのアドバイスを自分の糧にしていく。この考え方は伸びる人の特徴ですし、ストレスもたまらないので本当に大切なマインドだと思っています。



あくまでもこれは僕の考え方なのですが、僕が上で書いたファンや客の話も事実です。


聞いてて明らかに的外れな感想や意見もあるかもしれないし、自分がわかっていてもそう伝わったなら多分自分のやり方がどこか自分が間違えた、そうやって自分の弱さも僕はこれからも受け止めていく方が自分も成長できるし、相手にも感じがいいと僕は思います。


だから僕は「(たとえ相手が初心者だったとしても)どんな人のアドバイスも一度自分に落とし込んで、何かその人の意見から得られるものはないか。」と考えるように常に意識しています。


もちろん一度受け止めた上で自分に参考にならない意見もありますが、それが参考にならないとわかっただけでも僕はそれを進歩であり学びであると思うので、相手がどんな人であってもアドバイスを聞くことは本当に大切だと思っています。


 実際友達からの意見を取り入れてからはもっと自分では良い文章になったと思っていますし、データ的にもPVは伸びました。


だからどんな人のアドバイスでも「やったことないくせに」と最初からはねのけてしまうのではなく、一度自分に落とし込んで考えてみてください。


そこに成功への鍵は必ずあるし、それを自分の糧にできるかどうかは、その人の捉え方次第で全て変わりますから。



それでは、あなたの人生がより豊かになるように僕は心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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