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イライラポイントは、自己嫌悪


怒りのパワーが、
ものすごく大きなエネルギーであることを
痛感する場面に、私は最近よく出くわす。

私はあまり感情的になる方ではないが、
(と、自分で思っている)
怒りという感情は、結構たくさん持っている。

社会への怒り、政治への怒り、
そんなご立派な怒りはあまりないけれど、
日常の中で、どうしても他者に対して、
"許せない"
と思うことはやっぱり、結構ある。

例えば今日、
あることに対して、めちゃくちゃ怒りを覚え、
当人にその感情を敬語でぶつけた。
もちろん、条件反射で。

敬語で伝えたのは、
自分がその人のとある点を嫌悪し、
軽蔑している、という意思表示のために、
距離を置く必要が私にあったからだろう。

ここで大切なのは、
「その行動には思考が伴っていない」
ということである。

しかし、今日の私は少しだけ違っていた。

いつもなら、
一方的に、とめどなく溢れる怒りの感情を、
わーーーーーーーーと述べて、
スッキリして、
ファンタジーな夢の世界に落っこちるのだが、
今日はそうしなかった。

そうしてはいけない、
進化するチャンスだ!と何故だか強く思った。

そんな私がとった行動は、

1.送信する内容を5回以上確認したこと
2.電話にでたこと(2回目にかかってきたやつだけど...)
3.自分の怒りの要素を自己分析したこと
4.自分の怒りが自分の理想と現実との間に起きていることだと認識したこと
5.自分勝手な怒りを、そのままぶつけたことに対して、相手に「ご迷惑おかけしました」と言ったこと
6.成長できたことを、相手に伝え、褒められたこと

以上の6つである。
1つずつ簡単に、説明するね。

1. 内容確認をした
これはもう、そのまんま。普段の私なら頭に浮かんできた言葉をそのまま排出して、送りつけて、勝ち誇ったような気分に浸るのだが、
言葉を選び、「この理由からイライラした」という分析済みの事実を伝えるよう、努力した。

2.電話にでた
これも簡単かしら。いつもなら、もうやだ!と怒ってしまったら、手を差し伸べられるとはねのけたくなる。
(もちろん、かけてこないのは、それはそれでムカつく)

「なんてあまのじゃくなの!私!」

自分で書いていて、感情面が幼すぎることに、正直、驚きを隠せない。

1回目は、このnoteを書いている時にかかってきて、この感情で話したところで相手を不快にさせる、と相手の感情にまで思考がいたり、「出ない」という決断を下した。

2回目にかかってきた時、3コールほど考えた。
いつもなら確実に出ない。なんなら機内モードだ。(うわーーーーー[心の声])
けれど、ここで出ることで、私は自分をアップデートできる気がした。なんとなく。

そうしたことで、私は冷静に自分の行動の説明と、自己分析の結果を述べることができた。

3. 自己分析をした
いつもなら確実にしていない。本当に。

なぜ、

私はあんなにもイライラしたのか。
ムカついたのか。
その要素はなんなのか。

なぜ、

それを全部、相手にぶつけたくなったのか。
被害者ヅラしたくなったのか。

徹底的に考えた。そして、それが全て、
自分の内面に由来するものであることを学んだ。

4. 結局理想思考が変わらないことを認める
そう。内面に由来するものとは、まさにこの子、「理想ちゃん」のこと。
私とは昔からの大の仲良しなの。本当に。
ずーっと守ってあげたくなっちゃうのよ。

要するに、今回の件も同じで、
「私の理想」と「彼の行動=現実」が異なっていたのだ。
だから、ムカつく。イライラする。

5. 相手に迷惑かけたことを申し訳なく思った
これは、実は結構大切だったりする。
自分勝手な原動力で、相手に何かしらの影響を与えたのは間違いない。
ポジティブなのか、ネガティブなのかは知らないが。

けれど、1つだけ言えるのは、

自分の中の根本的な問題にアプローチするためには、その相手が必要だったことが明白であるという事。
その自分内の問題解決のツールとして、重要な役割を果たしてくれた相手に、
相手の心をいきなり騒がしくしたお詫びの気持ちと、自分の問題発見の手助けをしてくれたという意味での感謝の気持ちを伝えるべきであると思う。

6. 褒めてもらった
最後。実はこれがとっても大切だと思った。
最後の最後に、
「今までの私だったらこーゆー行動に移さなかったと思うの。」と伝えてみた。
そしたら、「うん、変わったなと思った」と言ってもらえた。
今考えると、全く褒められ要素はない言葉だったけど、私にとっては最高の褒め言葉だった。
あぁ、よかったーと思った。


今回の件を通して、私が強く感じたことが
1つある。

それは、他者に対してのイライラを感じる時、
その多くが、自分の中にある自分の嫌悪している部分とリンクしている、ということである。

私は今回、彼の行動から、
言っていたことと、やっていることの矛盾に
猛烈なイライラを感じた。

けれども、蓋を開けてみれば、それは、
彼が自分をそのまま映し出す、
鏡であったからだと思う。

それを心して、私は以後、
自分のイライラポイントに集中して、
自己嫌悪を1つずつ、解明し、
減らしていこうと思う。

うん。いい1日だったな。
ハッピーバレンタイン❤️



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