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世の中の中枢は崇高なロジックで動いている 〜日本銀行が株式相場大幅下落したにもかかわらず、指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見送るという異例の対応となった瞬間 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 引き続きタイムリーな話題なので… 

 まさかこんなに続けてイベントが起きるとは思っていませんでしたが…
 
 網羅性担保のために畳み掛けます…

 日本銀行は2024年3月11日、日本株相場が大幅下落したにもかかわらず、指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。従来、東証株価指数(TOPIX)が午前の取引で2%以上下落した日は必ずETFを購入してきただけに、異例の対応となった。
 まぁ、急激な株価上昇も嫌っての順当な動きをですよね。

出典
日銀がETF購入を見送り、政策変更巡る市場の観測強まる可能性

 Bloomberg

 詰まり王道を行っているという証拠。

今の諸経済指標を鑑み、

正に氷山の一角としての対外発信の極み。発言(口先)ではなく毅然とした態度で示した予告からのブレない方針。

 政府と連携してブレずに異次元の緩和を平常心で貫いた日銀総裁の黒田さんの後任を、汚れ役と逃げ回った方々とは一線を画し、学者として専門家集団を束ね冷静に状況分析し、ロジカルシンキングで事に当たる植田総裁。当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、この行動の前には緻密な議論としたたかな実行案が用意されていたということです。

 日銀の植田和男総裁はETF買い入れについて、物価目標実現が見通せる状況になった時点で「引き続き買うかどうかを検討する。やめるかどうかはその時点の情勢次第だ」と2024年1月の会見で発言。内田真一副総裁は2月の講演で、不動産投資信託(JーREIT)を含めて「大規模緩和を修正する時には、この買い入れもやめるのが自然だ」と踏み込んだ。

 出典 (同上)
日銀がETF購入を見送り、政策変更巡る市場の観測強まる可能性

 Bloomberg

 この様なレベルの大きな動きの裏側に携わり緻密な執行を担った、その殆どの時間は駆け出し…末端の(笑)1人としてインサイダー側に…。だからこそ手に取るように容易に想像がつく表芸からの本質。それがその経験から見事に見える…

 会社員になって良かった…

 今回の件でも

 日本って国は、まぁ相対的に良く運営されている

と感じています。その意味では、有権者としてその安定した政策運営を支援する行動を引き続き行うというスタンスを、こちらもまたブレずに、安定的に示して行くのが大人のお作法かと。

 引き続き特に米国との連携の中で予告通りの経済指標の動向が達成された時、以下のように老婆心が杞憂となったように…

安定した政策運営を背景に、異次元の金融緩和がこのままソフトランディングすることを期待しています。

蛇足
 正に当たり前過ぎて意識しなくなっていること、駄作の連続で恐縮です。置石のように当たり前のことを共有したく…。



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