スペイン亭 この店が好きなわけ その3 嫁姑の素敵な時間 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
食事って本当にいいものですね。
嫁姑問題のソリューションの1つになり得る
経緯
美味しい食事は嫁姑問題
を超えての仲良しタイムへのゲートウェイ…
他愛もない会話が嫁姑の距離を縮める素敵な時間にして行きました。おばあちゃん(笑)
壁面に東京フィルハーモニー交響楽団の方のサインを発見して気分が乗っています。
そして、以下のランチを取り分けて3人仲良く…
パエヤ·ランチ·ラマンチャの華
イカの墨煮ランチ·ラマンチャの華
リオハ風 ビーフシチュー
吾妹は地下のワインセラーに私と一緒にシャルドネのフルボトルを選んで楽しむという趣向。
母が東京フィルハーモニー交響楽団の方サインを見つけて音楽談義で大盛り上がり… いい感じて素敵な嫁姑関係の定着が進行中。
今回は、スターターから。
楽しい会話が弾む最高のタイミングでスターターが配膳されました。ラマンチャは2セットのみ
葡萄入り2色のガスパッチョ。
冷製で勿論プレート迄でキッチリ温度管理されていました。
見た目も完璧で女子2人には大好評。
冷製で勿論プレート迄でキッチリ温度管理されていました。見た目も完璧で女子2人には大好評。
そしてスペインオムレツ
一点の曇りもない明るい黄色がとても素敵なオムレツ。
美的。
これも女子の心を捉えて素敵な時に華を添えました。勿論美味でお料理ネタでひと盛り上がり。
矢っ張りプロの料理は異次元。
そしていよいよメインのお料理。
リオハ風 ビーフシチュー
リオハ(Rioja, [ˈrjoxa])は、スペイン・ラ・リオハ州を中心としてバスク州アラバ県とナバーラ州にもまたがっているワイン産地。
出典
深みのある少し濃い目の味付けで、お肉はとろける様な柔らかさ。フォークで簡単に切れる程煮込んで有ります。サフランで味付けしたライスとの色彩的好対照も素敵な演出。
この演出は、イカの墨煮で極まります。
リオハ風 ビーフシチューはそもそも濃い茶系のスープ、その中に人参の赤等野菜の彩りが変化を与えています。見た目も味の複雑さも…
これに対してイカの墨煮は漆黒。勿論少しの野菜の緑はお作法。ですが、真っ黒と明るい黄色は目立つ色彩の典型。
身近な例では踏切の遮断機、工事現場等にすら採用されている程の定番の組み合わせ。洒落たところでは、例えばユナイテッドアローズさんのお作法だとこんな扱い
出典
https://store.united-arrows.co.jp/ua_columns/yomimono/384
一杯のイカを丸ごとという大胆さもまた大受け。イカ墨好きの吾妹は特に大満足の御様子。
そしてパエヤ。
このお店の1番のウリの逸品。
もっと量が欲しいと女子2人に言わしめたパエヤ。見た目も立体感が有って綺麗。前の2つのお料理が平面的であったのと此方も好対照。味は圧巻。看板のお料理だけのことはあります。
どのお料理もそれぞれエッジが効いて居ました。
女子2人は、こんな異なる料理を適時に楽しめる贅沢を主婦としての実務体験を互いに共感し合いつつの歓談。矢っ張り外食はこういうのじゃないとねと激しく互いに同意するのでした。
最早私にその会話に入り込む余地はありませんでした。主婦業の難易度の高さネタで盛り上がっていて…
それ程、美味しい外食は嫁姑2人の心を掴み仲良し関係を醸成して行くのでした。
つづく
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