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40代。高IQ。アンダーアチーバー。
きっかけは、発達障害のテストを受けたことだった。
それまでのストレスが何度目かの大噴火を起こし、今まで以上に様々な「過敏さ」に悩まされるようになった。それらの症状は発達障害によくみられるものに共通していた。
当時お世話になっていた心療内科の精神科医の先生に相談したところ、「気になるのなら、発達障害のテストを受けてみては?」との提案をいただき、しばし悩んだ末に受けてみることにした。
結果、私は
#8 ここに記録を残す理由。
そもそも、私が自分のことを書こうと思ったきっかけは、自分が高IQであったこと、その中でアンダーアチーバーと分類される存在だったことを知った時に、それに関する情報をほとんど見つけることができなかったからだ。
近年ギフテッドへの関心が高まるにつれて、一般的にイメージされるいわゆる「天才」やその能力を遺憾なく発揮できている人たち、もしくは何かの能力がずば抜けて高い人たち、もしくはギフテッド児に関する書
#7 知能検査から5ヶ月。
検査を受けて自分のIQを知ってから5ヶ月。
その間、私は自分が知らなかった自分を知るために、とにかくたくさんの情報を集めた。数十冊の本を読み、ネットや動画の情報などにもくまなく目を通した。そして、会話の中で意図せずIQ148だったことを思い出した親友(『#6 親友は超絶な高IQギフテッドだった。』参照)とのやりとりから互いに気づきを得て、それぞれが自身に対しての理解を深めていくという日々だった。
#6 親友は超絶な高IQギフテッドだった。
私が、発達障害の疑いから知能検査を受けたのは5ヶ月ほど前のこと。
結局私は発達障害ではなかったのだが、自分が高IQで、これまでの生きにくさ、苦しみはこれに起因するものが多々あることがわかった。
これまでに、私は自分でも知らなかった自分の特性を知り理解するために、とにかくたくさんの本を読んだ。高IQやギフテッドに関するものに限らず、境界知能についての本など、高低に関わらず知能に関するもの、特に特
#3 高IQの一体何がそんなにショックだったのか。
悲しくてとか、苦しくて…というわかりやすい理由ではなかった。なんだかもうよくわからないけど溢れ出てくるものが涙になって流れ続けていた。
この日は、母が運転する車で心療内科での発達障害のテストを受けに来ていた。
私は、20代後半に結婚をし、その後長らく海外生活をしていた。この1年ほど前に、ある治療のため日本に帰国し、実家にお世話になっていたのだ。
テストの後、とにかく気持ちを落ち着けようとクリ