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手音足音
2024年4月14日 12:14
半数以上の人がそう言っているのなら、そうなんじゃないの?ボクはそうなのだと思う。ここは半数以上の人を信じたい。って言うか、半数以下の人間にはなりたくない。ボクはそんなキモチを持って生きている。なんてことをなんてことない日常の中で、自分の思いのひとつとして、サクッとチュルッと皆々様に発信したら、ある一定の人たちが、「ある一定の評価を下す」と、ある一定の評価をしてくれた。
2024年4月7日 18:16
君は、自分が生きる為に必要な要素の百七個を全部凝縮して、キュキュッと一ヶ所に集めて、ギュッとこう丸めるというか、固めるというか、平らげるというか、いや、平らげるじゃないな、違うなそれは。それは間違った表現だな。これは看過できない表現だ。処罰ものじゃないか。って、いやまぁ、とにかく、なんなら、ともかく、君は、自分が生きる為に必要な要素の百七個を全部まとめて、一個の
2024年3月30日 17:30
イカのイカした一回転をもう一回見てみたい俺は、水族館の水槽をを力強くバンバン叩き、イカに対して、「早くもう一回やれよ」と言っていく。そしたらイカにも従業員ですみたいな奴がやってきて、「やめてください」とイカりの声を上げてきた。それに対し、「はぁ?」なんて思う俺たち一人組は、「誰に言ってんだ!」とイカり、「俺はドナー登録者だぞ!とやかく言われる筋合いはない!」な
2024年3月19日 19:00
久々、実家に帰省して、「ただいまー」なんて言ったところ、母がドタバタと足を鳴らして駆け寄ってきた。なので俺は、「おいおい震度2くらいのドタバタだな」なんてツッコんでいく。だけど母はそんなツッコミを無視して、「久しぶり」って言ってきたので、僕も同じく、「久しぶり」って返していった。そう返していった俺は、その直後に、「早速だけど、コロッケある?お母さんのコロッケは世
2024年2月25日 13:51
一点の曇りしかない空を見つめ、失踪した君のことを考えていた僕は、一面に広がるコスモス畑へと視線を移した。君は今、何をしているだろうか。お煙草中かな。上品な君は、「お煙草してきていいですか?」ってよく言うほどのヘビースモーカーだもんね。そう考えると今君は、お煙草中じゃないかな。僕はそう予想しておく。どうか至福の時を過ごしていてほしい。なんて思ったところで僕は、「死」
2024年2月23日 13:30
人見知りだということを長所にあげた彼女は、「故に友達が少ないです」とアピールし、「人と目を合わせて話すのは苦手です」と笑顔で言う。それから彼女は、親との関係が上手くいってないことを告白し、「時折、殺したくなる」などと正直な思いを述べ、「親に対する感謝はありません」とキッパリ言って笑顔を消した。それに対して面接官は、「なるほど、そうですか。まぁ他人の家の親子仲なんてどう
2024年2月15日 17:26
今日のランチは明太子パスタを食べたと仰る女性に、「美味しかったですか?」と尋ねたところ、「言われてみれば美味しかったです」という答えが返ってきた。では、カルボナーラはどうなんだ?と思った僕は、「カルボナーラはお好きですか?」と尋ねてみる。すると女性は、「カルボナーラはお好きなほうです」と答えてくれた。それだから調子に乗った僕は、「ナポリタンはどのような感じですか
2024年2月12日 16:00
仲間内でのファッションリーダーな君は、性的な表現を含む内容の作品を病的なほど嫌っているから、それが行き過ぎて恐いところがある。なんせ自分や他人、つまり人間を、性的な表現を含む内容の作品と捉えているから、急にスイッチが入って嗚咽しまくった後、大発狂かますんだもの。やめてほしいよ。もう少し冷静になるべきだ。損するのは君なんだからね。あと僕のエコバッグやフードの中に吐き気を催すのもや
2024年1月20日 10:51
「君をこの二時間後、二時間前に飛ばしてみせるからね」と黒スーツの人に言われた僕は、確かにその二時間後、二時間前に飛ばされた。時計は二時間前の時間になってるし、間違いない。僕は二時間後、二時間前に飛ばされたんだ。正直なところ、何を言ってるんだこの黒スーツは、と怪しく思ってたんだけど、見事その二時間後、二時間前に飛ばされてしまったな。とか思っていると、「やぁ、言った通り
2024年1月5日 18:00
祠に清らかな水と、なめらかなプリンをお供えしたのも束の間、祠にイタズラ書きをしたいなと思った僕は、とりあえず、「バカ」だの、「アホ」だのとイタズラ書きしてやった。本来このようなことをしてはいけないのだろうけど、僕は今後、このようなことを積み重ねて人間性というものを作り上げていきたい。なので、こういう行いはどんどんやっていく。その中で、イタズラ行為がどんどんエスカレートし
2024年1月4日 17:20
育休をとったのも束の間、なんの迷いもなく育児放棄をした僕は、今現在、仲間達と楽しく脱出ゲームをして遊んでいる。楽しすぎて、「ギャハハ」って感じだ。はっきり言って乳幼児のことなんかどうでもいい。大切なのは、僕が楽しいか楽しくないかだ。つまり、育児は楽しくない。面倒臭い。だから僕は、育児を放棄する。ただ、それにより死なれても困るから、あの乳幼児は山の奥に住む仙人にあげてき
2023年5月1日 23:51
回り回った概念を洗濯機から取り出し、ベランダのハンガーにかけたら、野太いアナウンスに従い、家から出る。アナウンスは、「エレベーターを使わず階段を使え」と指示してくるので、そのアナウンスに従い、六階から下りていく。一階に着いたら、アナウンスがギャルっぽい感じのアナウンスに代わり、「元気ー?」と聞いてきたので、「そんなに」と答えた。その結果、辺りは闇に包まれ、