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【映画、アート】

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#マヤ暦

オッペンハイマーのトリニティ実験

オッペンハイマーのトリニティ実験

極秘の原爆開発計画マンハッタン・プロジェクトを率いた科学者の半生を描いた映画『オッペンハイマー』は、2023年7月21日(KIN169=13×13)に米国で封切られたが、広島、長崎に原爆を投下された当事国である日本では、その公開が未定のまま半年以上が経過していた。

この映画の公開と、新刊『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』の発売、そして一連の出版記念イベントには驚くべき共鳴関係があり、それ自

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『メッセージ』と『ムラブリ』〜奇跡の出会い

『メッセージ』と『ムラブリ』〜奇跡の出会い

カトマンズから戻った翌日の11/20(KIN31)は、NPOクリカの設立17周年に当たっていた。ちょうど『13の月に暦』の17週目ともシンクロしていたこの日の17時過ぎ、思いがけない人物からメッセージが届いた。何と、今話題の言語学者・伊藤雄馬さんからであった。

8月最後の天真体道の稽古の後、弦楽器製作者のMさんから「面白い本があるよ」と薦められたのが伊藤さんのご著書『ムラブリ』だった。その少し前

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インドネシアとマウイを繋ぐ「赤い地球」

インドネシアとマウイを繋ぐ「赤い地球」

「白い倍音の魔法使いの年」も一月半が経ち、月の月16日、KIN217(9・地球)となった。「赤い地球」の日が巡って来た事で、どうしても4日前の出来事を記録しておかなければと思うに至った。

G暦9月3日は、「白い倍音の魔法使いの年」の元旦から40日目で、東京国立博物館で行われていた特別展古代メキシコの最終日でもあった。目玉の一つが、パカル王の妃と考えられている「赤の女王」であった事から、その展示に

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インディ運命のダイヤル〜アポロ11号〜JFK

インディ運命のダイヤル〜アポロ11号〜JFK

「銀河の同期」14銀河スピン(10年-10日)に当たっていたKIN164(8・種)は、横浜ナディアで暦のクラスがあった。G暦では7/16の事だ。KIN211(3・猿)の時のからだ塾生Mさんが参加するのを予め知っていた私は、『時空のサーファー』を持参する事にした。

本書は、1987年に18歳の若さで他界したホゼの息子ジョッシュ(KIN211)に捧げられたもので、ジョッシュのぴったり30日後に生まれ

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KIN140の特別展「古代メキシコ」

KIN140の特別展「古代メキシコ」

今日6月22日は、『13の月の暦』の365日暦で水晶の月24日、260日暦だとKIN140(10・太陽)。更に、この2つの暦を橋渡しするサイ時間単位ではKIN149(6・月)という日であった。

「赤い律動の月の年」の「赤い律動の月の日」(1999年4月12日)にパレンケの「碑銘(碑文)の神殿」のテラスで、パカル王と同じKIN190(8・犬)を誕生キンに持つ滝元さん(『マヤン・ファクター』監訳者)

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令和(レイワ)とレイ・スカイウォーカー

令和(レイワ)とレイ・スカイウォーカー

今日は令和(レイワ)という元号(時代)が始まって1年!

ちょうど令和元年から2年にかけて上映されていた『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の主人公は、レイ・スカイウォーカーとなってエピソード9(3×3)を締め括りました。

「惑星の月」の仕上げ、そして令和1周年にスカイウォーカーのKIN33(7・空歩く者)が巡ってくるのが、美しいですね!

2018年3月12日(KIN33)に「トルトゥ

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エンニオ・モリコーネ「青い嵐(19)」に旅立つ

エンニオ・モリコーネ「青い嵐(19)」に旅立つ

7/6は、ダライ・ラマ法王の85歳の誕生日だった。法王の誕生キンであるKIN14(1・魔法使い)は、『13の月の暦』で今年1年(白い磁気の魔法使いの年)とシンクロしているのだが、その年に巡って来た法王85歳の誕生日がKIN99(14+85)になるのは何とも美しい。

これは、260日暦と365日暦という2つの暦が生み出す関係性、「年齢が5の倍数を迎える時には、”誕生キン”から年齢分の日数が経過する

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『TENET』と「時間を逆行するテレパシー」

『TENET』と「時間を逆行するテレパシー」

「時間」がテーマで「241」がキーナンバーで出て来るという事で、KIN206(11・世界の橋渡し)の昨日、13:20から上映の『TENET』を観た。13:20型ツォルキンでKIN241生まれの私としては、上映時間からしてかなり盛り上がる場面設定だ。

キエフ、ムンバイ、ロンドン、オスロと小気味よく進行する前半は、流石に引力の効いた展開だったが、終盤はカーチェイスとドンパチだらけで個人的印象としては

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ベートーベンと2人のトランペッター

ベートーベンと2人のトランペッター

三日月、木星、土星という3つの天体が夕暮れの空に揃った12/17は、『13の月の暦』のツォルキンでKIN3(3・夜=3・3)に当たっていた。

その日、私が敬愛するバイオリニスト・カルミニョーラ(KIN135)が、FBで「Beethoven, Triple Concierto(三重協奏曲)」の動画をシェアしていた。他にも何件かベートーベン関連の情報を見かけたので、「もしかしてベートーベンの誕生日か

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バッハの目覚めからタルコフスキーの惑星ソラリスへ

バッハの目覚めからタルコフスキーの惑星ソラリスへ

9番目の「太陽の月」最終28日(G4/3)の夜、「時のからだ塾」第9リズムの新メンバーKさん(9・犬)が、塾のMLに『BWV645 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』(4:44)というオルガン曲に関する映像についてのシンクロをシェアして下さった。

オルガンでBWVとくればバッハだとは想像できるが、どんな曲だろう?とその映像を見つけて視聴してみたら、学生時代によく聴いていた好きな曲の1つであった(その割に

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アカデミー3冠『ノマドランド』のシンクロニシティ

アカデミー3冠『ノマドランド』のシンクロニシティ

4/26(米国現地時間では4/25)、第93回アカデミー賞の授賞式が行われ、以前このブログでも紹介した『ノマドランド』が作品賞、監督賞、主演女優賞の3冠に輝いた。クロエ・ジャオは女性として史上2人目の監督賞を受賞、主演のフランシス・マクドーマンド(KIN231)は何と3度目の主演女優賞受賞した。

現代に生きる私たちにとって、とても重要なテーマを扱ったこの映画が栄冠に輝いたのは誠に喜ばしいことだが

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誕生日と誕生キンの祝い方

誕生日と誕生キンの祝い方

『13の月の暦』で共振の月5日、KIN241(7・竜)は、Lの365日暦誕生日と私の260日暦誕生日とがシンクロする52年に一度のタイミングだった。ちょうどグレゴリオ暦では1/14(土)に当たっていたので、午前中に【誕生日&誕生キンの祝い方】という切り口でYouTubeライブを行う事にした。

具体的な日付の情報を含む詳細は動画をご覧いただくとして、この機会を使って視聴して下さる皆様にお伝えしたか

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『かぐやびより』に観る人の自然な営み

『かぐやびより』に観る人の自然な営み

GW最終日の5/8(KIN250)、藤沢・鵠沼海岸にあるシネコヤというミニシアターに『かぐやびより』というドキュメンタリー映画を観に行った。亡命チベット人の少年を追ったドキュメンタリー『オロ』を通じてご縁が出来た津村和比古さんが監督をされた作品で、ここ数年の制作プロセスについても少し耳にしていたので、上映期間中にぜひ訪れたいと思っていたのだ。

過去記事にも何度かご登場頂いている通り、津村さんは、

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エンニオ・モリコーネからの贈り物

エンニオ・モリコーネからの贈り物

11/10(自己存在の月24日、KIN71)は、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ(KIN186)の生誕93周年記念日だった。インスタ投稿時にその事に触れておいたら、蒼天道場生の望さん(KIN221)がその投稿を目にした後、商店街のスピーカーからモリコーネの「愛を奏でて」が流れて来たのを耳にしたという。

誕生日と知った直後のタイミングだった上、その商店街でモリコーネの曲を聴いたのは初めてだったと

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