丸子の自然な暮らしから生まれるバラモン凧
大瀬崎灯台展望台で見えた青空は、その特異な幾何学的形態だけではなく、直前のお天気や、2,3日前には島に入ることすら危ぶまれた台風18号の状況、更にはフランス-長崎-五島と続いたルルドシンクロにまで視野を広げた時により深い意味を持つ。出来事をその場面ごと切り取っていては見えてこない文脈の中にこそ、意味は生じて来るのだ。
福江島に到着してまだ3時間余りしか経っていないと言うのに、既に数日滞在したかのような気分になっているのは、体験の一つ一つが濃密だからであろう。真の時間は心と密