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個人的に1920年代のドイツの男性ファッションが好みだと気づいた話
1920年代のファッションといえばイメージするのはやはりフランスのカルチャーになるだろう。
オートクチュールが世界を席巻し、欧米の上流階級の女性は最新のファッションを見るために年に二回はパリを訪れたと世界服飾史にもあるほどフランスを中心とされていた。
また、アール・デコの影響を受けたファッションをリードしたのもフランスと言える。
しかし、上記に挙げた内容はどちらかと言うと、女性向けのファッション
複数の呼び名が存在した1920年代のアメリカ
文明の発達した1920年代、アメリカには複数の呼び名が存在していた。
・狂騒(狂乱)の20年代
・黄金の20年代
・ジャズ・エイジ
意味を考えずに字面だけで見る先入観では、「狂騒」と「黄金」では対極のイメージがあって矛盾しているし、「ジャズ・エイジ」に関しては、やはり芸術的なイメージを想像してしまう。
果たして、これらの呼称には何があったのか。なぜそう呼ばれるようになったのか。気になったの
G2020 ご存じですか?
G2020という言葉、ご存じの方はどれほどいるだろうか?
G2020とは全銀座会(銀座の全体自治組織)が発足した将来に向けての銀座エリア活性化のプロジェクトを意味する。
「G」は言うまでもなく銀座(GINZA)を指し、「2020は」オリンピックの開催を視野に入れていることが見て取れる。
(Source:GINZA OFFICIAL)
概要としては、
夏季オリンピック、FIFAサッカーワー
銀座に鎮座してきたソニービルの過去と今と未来と
2019年春、今現在ソニービルの跡地にはソニーの新しいブランドコミュニケーションの場をつくるとして体験型のGinza Sony Parkがある。
また、このGinza Sony Parkは2018年8月から2020年秋までと期間が限定されたスペースとなっている。
ソニービルの跡地(現Ginza Sony Park)の所在地は、東京都中央区銀座5-3-1で数寄屋橋交差点の目の前、そしてHERM
サラッと触れる、アール・デコ
直線的で幾何学的なモチーフ(パターン)を見ると、アール・デコと捉えてしまう。
すっきりとしていて合理的な装飾様式だ。
1925年に開催されたパリ万国装飾美術博覧会(正式名称は「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels modernes)、省略してアール・デコ博といい、この略称にち
【妄想】もし、パーティーのドレスコードが1920年代の装いだったら・・・
ここ最近、1920年代のことを調べる機会が多々あり、文献や本を読んでみたり(活字は眠くなるので流し見る程度)、映像(当時の時代背景がコンセプトの映画やドラマ)を見てみたり、音楽を聴いてみたりしている。
調べ物をする中で、百聞は一見にしかずではないがビジュアルで情報を得ようとする癖があるので、Googleの履歴はPinterestで1日分埋め尽くされていることもある。
そんなある日、Pinte
1920年代を生きた女性達【日本編】
先日投稿した1920年代を生きた女性達【海外編】に引き続き、今回は日本での1920年代の女性にフォーカスしてみたいと思う。
当時の日本の女性と言えば、モダンガール(モガ)がまず思い浮かぶ。
モダンガールを簡単に説明すると、海外のカルチャーの影響を受けた女性達が当時の最先端な風俗や流行を体現していた開放的な存在と言える新しい女性像を言う。
以前記事にしたモダンガールに必要なものとはを見てもらう
1920年代を生きた女性達【海外編】
様々なものが躍進的に広まった時代と言える1920年代。
自動車や家電等の現代技術やジャズミュージック、アール・デコ等、今日に繋がる様々な(今風に言うと)コンテンツが隆盛したのが1920年代だ。
そんな1920年代の女性達の生き方やファッションにフォーカスしてみたいと思う。
まず1920年代の女性で1番に思いつくのはフラッパーという言葉(存在)で、そのライフスタイルやファッションを指す。
フラ
モダンガールに必要なものとは
先日、モボ・モガについて調べていてモダンガールの資格十箇条というものを見つけた。
読んでいて、当時の女性達がモダンガールとしてモダンライフを送るために必要な身構え、心構えがあったのだろうと考え込んでしまった。
こういった十箇条という思想はジェンダーレスな権利(男女の権利の差別を撤廃)を訴える女性達の叫びだったのかもしれないと考えると、フェミニズムを体現した女性達がモガだったのかもしれないという解
伝説のヌード写真『旧き良き時代のパリジェンヌたち』を見て
先日、国立新美術館に21st DOMANI・明日展を見に訪れた際にふと気になって手にした1枚のフライヤー。
詳細を見てみると、1920年頃のヌード写真の展示で場所は銀座。
これは見に行かなくてはと思い、早速行ってきた。
場所は、銀座4丁目に位置するArt Gallery M84。
歌舞伎座のすぐ近くで近隣にある喫茶店に後ろ髪引かれながらも我慢してギャラリーを目指す。
中に入ると1920年