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戯言

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日々のこと、思い付いたことを書いてます。 責任のないことばかり書くので戯言です。
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#社会人

優しい先輩になりたい

優しい先輩になりたい

特に何かあったわけでは無いけど、
なんとなく書きたい夜がある。

「性善説」と「性悪説」という言葉。
この例え話に、最近苦しまされている。

これを初対面(関係の浅い人)に対して
性善説の場合→最初から良い人に違いないと思って接する
性悪説の場合→もしかして悪い人かもしれないと思って接する

と例えることがあるが、
私の他者に対する考え方は、残念ながら後者なのだと思う。

もう少し前、私はとても人

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本当は、競う相手なんて居ないのかもしれない

本当は、競う相手なんて居ないのかもしれない

学生時代、
(と言っても私は高校が帰宅部で「社会」という概念を身につける機会が遅かったため大学時代になるのだが、)
私は多分後輩よりも先輩との方が接しやすかったように思う。
この場合はあくまでも接しやすかった、という広義であって、仲の良い後輩は勿論今でも居る。

先輩という存在は、自分の詰めの甘い部分もなんとなくボカしてくれるし、いかんせん文化系でズブズブのぬるま湯に浸かり続けていた私にとって、「

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小さくて狭い

小さくて狭い

私が初めてバイトしたカフェの店長さん。
貴方は今、私がブライダル業界で働いているなんて
微塵も思ってはいなかったでしょう。
あの時の私は余りにもポンコツで、
今思えば情けないくらい甘い考えを持った若造だったのです。

突然だが、バイトをクビになったことが人生で2回ある。
1度目はカフェで、2度目は和菓子屋。
まあ直接的に「お前はクビだ!!」と言われた訳ではないが、
「君ここの仕事向いてないと思うよ

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都会の洗礼で寿司まで逃げていった話

「知らない人に着いて行ってはいけません!」
まさか小学生時代の教えがここにきて役に立つとは思わなかった。

ついさっきの出来事である。

※その後、警官の話は丸く収まりました

思えば私は昔から「知らない人に声をかけられやすい」見た目をしているようで、今日も声をかけられたのは2回目のことだった。
(1回目はおじいちゃんにレジの場所を聞かれた)
だけど最近は「損をする出来事」から避けられる習慣を身に

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思わず鏡もツッコんだ話

美意識が低い。
言わずとも察して頂けるかと思うが、私のことである。

大学時代、自宅から遠路はるばる2時間弱の通学時間を要していたのだが、
その間も4年間の大半、すっぴんを晒していた。
化粧をしていない自分の顔に自信があった訳ではない。
周りの友人だってみんな綺麗に着飾っていたし、
コスメ系のyoutuberも全盛期で流行っていた気がする。
何故頑なに化粧をしなかったのか。
眠かったのである。

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文学部出身の私へ、文学部希望の君へ。

文学部出身の私へ、文学部希望の君へ。

大学4年生に戻って就職活動をするならば、
高校3年生に戻って受験勉強をした方がマシである。
ただ、25歳の私が就職活動をするならば、
答えは少し変わるかもしれない。
それは大学生の頃に無かった『経験』、
ただそれだけの変化である。

『就職活動』の4文字が、『名前を呼んではいけないあの方』になり始めるこの頃では無いだろうか。
残念ながら私は就職活動不得意の側だったので、
「役立つコミュニケーション

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心がずっとしくじってる

心がずっとしくじってる

私のことである。

私は今反省の念を込めて記事を綴っているところではあるが、
久しぶりに仕事でとんでもないミスをした。
その上一度書いた記事があと少しというところで消えたものだから
危うく布団に潜ってシクシクと泣くところだったが、
それはそれで悔しいので再び筆を取った次第である。
筆は取ってないけど。

社会人という一括りの単語の中にも、色んな社会人がいると思う。

普段からミスをしてしまうタイプ

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ココに書くのは空白の4年間

ココに書くのは空白の4年間

社会に出て一人暮らしを始めてから、とても活発になった。
相変わらずインドアだしフットワークも滅茶苦茶重いけど、
以前を知っている知人からは「明るくなったね」と言われる。

自覚はある。
生命力が上がった、というのがしっくり来るかもしれない。
知っている人がいない環境で、生きていく為の手段である。

なんだか既視感があると思ったら、
私は高校入学の時、全く同じことを考えて明るくなった。
何を隠そう、

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救命ボートよりも小さいけれど

救命ボートよりも小さいけれど

あの頃の熱い気持ちはどこへやら。
学生時代の熱血顧問のような言葉より、
スライムみたいに柔らかい言葉の方が
何倍も求めていて、心地良い。

私はスクランブル交差点に突っ立って、
「頑張らなくて良いよ」と、一生懸命投げかけたい気分である。

「仕事が辛い」「辞めたい」「逃げたい」
私はこの言葉を積極的に肯定するようにしている。
「もう少し頑張れ」「もう少し続けてみれば」という人がいるならば、
私は弱

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友達が欲しい

友達が欲しい

友達が欲しい。

友達が居ないわけでは無い。
ただ社会人になって、新しく出来た知り合いが
会社という1つのコミュニティ内にしか無いことに
うっすらと危機を感じているのだ。

私が今欲しているのはしょうもない話をつらつらと並べるだけの
意味もなく大衆居酒屋に入れるような
勢いだけで一緒に銭湯に行けるような
そういうしみったれた友達である。
そういう友達を作ることが、なんとも難しいことだろうか。

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