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旅日記 A to Z

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国内、海外、そこらへん。気ままに綴る旅日記。             旅行ができない期間は思い出に浸る良い機会^^
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記事一覧

「M」Miyazaki

「M」Miyazaki

旅日記。宮崎。2021年4月。
ついこの間。

高速を降りて
宮崎に入った瞬間に感じる
穏やかな空気感。

別世界に飛び込んだように
時間がゆっくり進む。

海を眺めながら
アイスを頬張ったり

公園で花冠を作ったり

日常に最も近い
非日常を堪能する。

当たり前にあってもいいような
日常チックな非日常っぽいこと。

こういうことを
日常にできたら

幸せまみれな日々を
送れるのにな、と。

「L」Lyon

「L」Lyon

旅日記。リヨン(フランス)
2014年2月。

「なまものが苦手」だと
カミングアウトすると

「人生の半分以上は損している」と
返されることが多い。

だけど
なまものが苦手なおかげで
命拾いしたこともある。

フランスで。

リヨン駅の近くにあった
牡蠣のお店。

一緒に旅行に行った
大の牡蠣好きの友人と

同じツアーに参加した
グループの中の3組と
牡蠣を食べに行ったのだ。

もちろん私は

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「K」Koshien

「K」Koshien

旅日記。甲子園。2019年 8月。

サイレンの音を聞くと
私の夏がはじまる。

今年はどの日に観に行こうか。
好カード日を狙って
スケジュールを丸一日埋める。

観に行く日は必ず、4試合観るのだ。

4時起き、5時の始発電車に乗り
甲子園球場へ。

5時代についても
すでに球場前には行列で
その列に2時間並び
チケットを購入する。

関西に来て恒例行事となった
真夏の高校野球観戦。

センターで

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「J」Jetstar

「J」Jetstar

旅日記。Jetstar。2018年 6月。

私の旅行の移動手段は専ら飛行機。
そしてLCC。

中でも度々お世話になっているのが
ジェットスター。

福岡線、熊本線、成田線は何度も。

そして初めて海外での国内線として
シドニー⇄ウルル 間を利用した。

私は座席を予約する際は決まって
「翼が見える」窓際の席を
指定するのだ。

小さな窓の外、一望千里の景色を
眺めるのが好きだから。

「翼が見

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「I」Ise

「I」Ise

旅日記。伊勢。2019年 5月。

平成から令和に変わった日。
父と伊勢神宮へ。

乗り慣れない特急旅。

出発時刻の1時間前には駅へ着き
朝ごはんのおにぎりを頬張る。

出発5分前。
予約していた時刻が
掲示板に出ていないことに気づいた。
ここはJR、特急は近鉄だったのだ。

父と走って向かったが
改札目の前で行ってしまった。
田舎ものふたりが揃うとこうなる。

幸い、1時間後の特急を予約できた

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「H」Hitoyoshi

「H」Hitoyoshi

旅日記。人吉(熊本)。2020年12月。

旅日記ではなく、これは日記。
私の生まれ育った場所だから。

何があるわけでもなくて
これというものもない
と思っていた。

先日実家まで送ってくれた
福岡の友人が
「すごく良いところに住んでるね」
といってくれた。

星空がとても綺麗だったから。
鈴虫の鳴き声で包まれたから。

電話で会話をしていると
「時計の音が聞こえるね」とも。
それくらい、ここは

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「G」Gifu

「G」Gifu

旅日記。岐阜県 2016年10月。
日帰り、岐阜(各務原)基地航空祭。

始発電車。
4回乗り継ぎ向かうこと4時間。

すでに会場は賑わっていて
カメラの展示会に来たのかと
一瞬錯覚してしまうほどに
大きくてご立派なカメラを手に持った、
担いだ、構えた、人たちが
空を見上げて所狭しと立っていた。

飛び立つ瞬間の低くて太い音と
一斉に鳴り響く重なるシャッター音と
感動交えた明るい歓声。

マニア向

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「F」France

「F」France

旅日記。フランス 2014年2月。
友人とふたりで行く卒業旅行。

10月までは「パリ」ではなく
本当は「バリ」に行く予定だった。

たまたま見たテレビ番組で
フランスが紹介されていたことが
きっかけで、
5月から旅行パンフレットを見漁り
計画したバリ島行きが
私のせいで一瞬で白紙となった。

「バ」から「パ」に
「ハ」につくものが
「〝」から「°」に変わるだけ。

まぁ、恐ろしいことに
旅行代金

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「E」Ehime

「E」Ehime

旅日記。愛媛県 2018年3月。
ジブリ好きともあって
行ってみたかった道後温泉。

千と千尋の神隠しの油屋の
モデルになった場所のひとつ。

トンネルではなく
アーケード街を抜けると
大人の風格を備えた木造建築物。

一瞬、ワクワク感を忘れて
威風堂々たる佇まいに驚き入る。
ご立派。あっぱれ。

横の造りにはもっと惹かれて。
(※写真は横の造り)

油屋の横ってどうなってたかな。
ふと、そう思う

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「D」Daikanbou

「D」Daikanbou

旅日記。大観峰(熊本) 2019年10月
この世に存在する、濃くも薄くも
ありったけの緑色をかき集めて
パッチワークのように
綺麗に並べられた一枚の絵。
深緑色の額縁でその絵を囲むと
それは田んぼと山でできた
大自然のアート、大観峰。

阿蘇の屋外美術館も秋模様。
至るところで見られる
ススキのパレード。
足並みを揃えて風になびき
優しくほわほわと揺れる。
ずっしりとどっしりと構えた
不動の大観峰

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「C」chaitea heron

「C」chaitea heron

旅日記。チャイティーヘロン(福岡)
2020.9月。つい最近。
友達と初めて訪れたチャイのお店。
アパートの1階にある、
探さないと見つからない
「え?こんなところに?」が
第一声なのは間違いないといえるお店。
それが魅力的。
一歩入るとスパイスのいい香りと
白壁の小さな空間が包み込んでくれる。
塩キナコチャイラテを。
友達と、はじめましての店主さんと
これまたはじめましてのお客さんと
一緒にお話

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「B」Busan

「B」Busan

旅日記。釜山 2017年3月。
釜山に住んでいる韓国人の友達に
会いに行く旅。
釜山には「おでん通り」という通りがある。
観光本には載っていなくて
わたしが勝手に付けた名前。
海雲台(ヘウンデ)ビーチに繋がる
真っ直ぐな大きな通り。
これがわたしの中の「おでん通り」
釜山に行くのは、決まって真冬。
海雲台ビーチ沿いのカフェに入って
窓際の席に座り、温かい部屋から
真冬の人がいないキラキラした海を

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「A」Australia🇦🇺

「A」Australia🇦🇺

旅日記。
オーストラリア 2018年6月。
一人旅だったら候補にはなかった場所。
友達との二人旅。
コアラ、グレートバリアリーフ…
そんなものじゃないわたしの思い出。
早朝のブルーマウンテンツアー。
小型シャトルバスに乗り、
早速ガイドさんの案内が始まる。
「食べこぼしにタランチュラが寄ってきます。車内での飲食は、極力避けてくださいね。」
ほう。タランチュラ、、
映画ホームアローンにでてくるやつ。

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