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input_Kenta Takahashi

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エンタープライズ向けのB2BSaaSスタートアップで事業立ち上げのinputに活用しているnoteです!
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#SaaS

もがきながら新規プロダクトを立ち上げる中で僕が学んだこと

もがきながら新規プロダクトを立ち上げる中で僕が学んだこと

こんにちは。「調達のスタンダードを刷新し続ける」をミッションに掲げるリーナーテクノロジーズで営業責任者と新プロダクトの事業開発をやっている高橋です。

この度、私が立ち上げを行った3つ目のプロダクト「Leaner購買」を正式にローンチいたしました。

今回のLeaner購買の立ち上げにあたってはこれまでの反省を活かしながら取り組んできたこともあり、かなり良いスタートを切れている感覚があります。

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SuperhumanはいかにしてPMFを見つけるエンジンを作ったか

SuperhumanはいかにしてPMFを見つけるエンジンを作ったか

📖 12,900文字
💁‍♂️本記事は@AkihisaMiyanaga様にご紹介頂きました

ーー当記事は、世界最速のメール体験を提供するスタートアップ、Superhuman社の創業者兼CEOであるRahul Vohraによるものです。

プロダクト・マーケット・フィット(以下、PMF)がスタートアップの成功を導くという話は誰もが聞いたことがあるでしょう。しかし同時に、スタートアップの失敗する

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再現性を持って事業の"ゼロイチ"を作るフレームワーク

再現性を持って事業の"ゼロイチ"を作るフレームワーク

4つの事業を立ち上げてきて気付いたことラクスル、ハコベル、ノバセル、ジョーシスと4つの事業の立ち上げを自身で行い、また仲間が立ち上げる姿を日々真横で見ていて、ゼロイチと言われる事業の立ち上げにも複数のフェーズがある事に気づきました。それぞれのフェーズで正しい目標設定を行うと事業はとても早く、健全に立ち上がりますし、目標設定を間違えると事業立ち上げは膨大な時間がかかります。

ここでは私の体験をフレ

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Chatworkの現在地と、BPaaSという未来

Chatworkの現在地と、BPaaSという未来

前回、「いま、Chatworkがメチャクチャ面白い理由」という記事を書きました。

前回の記事では、Chatworkが海外のテックジャイアントに負けることなく成長し続けており、毎年100人以上の増員を行なって、大きな赤字を出しながらも果敢にチャレンジしていることを書いています。

大きく資金調達しJカーブを描いて急成長していく、というのは未上場のスタートアップの専売特許のように思うかもしれません。

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日本版「Rule of X」: いまSaaSは成長と利益のどっちに重きをおかれてるのか?

日本版「Rule of X」: いまSaaSは成長と利益のどっちに重きをおかれてるのか?

こんにちは!ALL STAR SAAS FUNDの湊です。

2024年、1つ目のブログをゆるっと書いてみたいと思います。今回のテーマは、「Rule of X」が日本で上場しているSaaS企業にもあてはまるのか?、という超マニアックなテーマからはじめたいと思います。

「Rule of Xってなんだ??」
こう思われる方もいらっしゃると思います。

Rule of Xとは、アメリカのSaaS分野の

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SaaSはキャズムを超えて次のステージに

SaaSはキャズムを超えて次のステージに

「企業データが使えるノート」をリニューアル
Next SaaS Media「Primary」
過去記事が閲覧可能なメンバーシップも開設!

*     *      *

データでみる「オワコン」ではないSaaSの現在地は?
2020年3月、Primary(旧:企業データが使えるノート)は、SaaS企業のデータ集計・コンテンツ制作を開始した。

当時、国内上場SaaS企業でARR100億円を超える

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エンタープライズISのナーチャリングナレッジ

エンタープライズISのナーチャリングナレッジ


はじめに自己紹介

こんにちは、コンカーでインサイドセールスマネージャーをしている山崎です。初めてのNoteの投稿で緊張しておりますが、少しでもお役に立てるよう書きました!今回初投稿の機会を作ってくださった茂野さん、ありがとうございます!

私は2019年4月にコンカーに入社し、初めてインサイドセールス(以降、IS)に携わりました。担当領域は以下となり、エンタープライズ領域の経験は4年半ですが、

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【考察】評価され続けるSaaS企業とは?〜LTVの本質とNRRの重要性・Expansion戦略について〜

【考察】評価され続けるSaaS企業とは?〜LTVの本質とNRRの重要性・Expansion戦略について〜

PMF達成後、非連続な成長曲線を目指すために、第2の矢・第3の矢をどのように事業開発していくか。これが評価されつづけるSaaS企業を目指す上で重要なテーマになります。

先日の弊note「Vertical SaaSの成長戦略について」でも取り上げたVeeva、ToastやProcoreなどの急成長を続けるSaaS企業は、既存のお客様への複数サービスを拡販していくことで、ARRを伸ばし続けています。

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エンタープライズ事業を前進させるAccount Managerへの挑戦

エンタープライズ事業を前進させるAccount Managerへの挑戦

こんにちは、カミナシでビジネスの責任者をしている宮城です。

前回のnoteを出して1年以上が経過してしまったのですが、CSから役割も変わりビジネス全体を推進することになり、改めて今挑戦していることを文字に起こそうと重い腰を上げています。

元々、カミナシでは単一プロダクトをもとにマルチバーティカル戦略という形を取っていました。
業界ごとにターゲットやお客様の抱える課題が異なるので、Go-To-M

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なんて難しく、なんて面白い。事業開発の顔を持つインサイドセールス

なんて難しく、なんて面白い。事業開発の顔を持つインサイドセールス

こんにちは、カミナシ営業責任者の富澤です!

今回はインサイドセールスへの愛を語る回です。
カミナシはワンプロダクトで複数業界を開拓していくという「マルチバーティカル戦略」を進めています。これは、「生産性を追求しスケールしていく活動(1→10)」と「次にスケールする業界を創りにいく活動(0→1)」の二兎を追っていく戦略なので、インサイドセールスにとっては複雑で難しい環境です。特にここ1年でフィール

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プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)を始めるときに知っておきたいこと

プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)を始めるときに知っておきたいこと

なぜSaaSにプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)が必要なのか?やプロダクトマーケティングマネージャーとはなにかを執筆してから気づいたら2年半以上が経っていました。
当時は、日本国内でのプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)という職種はあまり知名度が高くありませんでしたが、今は各社でPMM組織が発足したり、日本語での記事もちらほら見かけるようになりました。
執筆時の私はSmart

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PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)とPM(プロダクトマネジメント)を科学する旅  (第1回)

PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)とPM(プロダクトマネジメント)を科学する旅  (第1回)

皆様、こんにちは!
テックタッチ株式会社のHead of PMの中出 昌哉(なかで・まさや)です。(@masaya_nakade)CFOも兼務しています。

CFOとして私自身が何をやっているかについて、noteをずっと書いてましたが、今ほとんどの(80%ぐらい)時間をPMM(プロダクトマーケティングマネージャー。以下、PMM)とPM(プロダクトマネジメント。以下、PM)業務に時間を使っているので

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カミナシでBizDevはじめました~マルチバーティカル戦略のススメ~

カミナシでBizDevはじめました~マルチバーティカル戦略のススメ~

こんにちは、カミナシの宮城です!

カミナシではCS(カスタマーサクセス)をメイン業務としていますが、こっそりBizDevという領域でも活動しています。この記事ではカミナシのCSについてではなく、新しい事業を推進するBizDev業務について紹介したいと思います。
CSでも様々な取組みを行っているので、興味がある方はこの記事などご一読ください。

SaaSの事業戦略を立てる時にはいくつも手法があると

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マルチバーティカルSaaSの難しさと面白さ

マルチバーティカルSaaSの難しさと面白さ

こんにちは。宮里(@miyahirok)と申します。ヘイ株式会社(以下、hey)で STORES 予約 のプロダクトマネージャーをしております。

早いものであっという間に2022年も折り返そうとしております。
2021年末にプロダクト開発サイクルを可視化した話についてnoteに書かせていただきましたが、この半年間でプロダクトロードマップの策定・共有プロセスを透明性高く運用できるようになってきたこ

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