5/22 「ふたり」になる為の「1」
んん、昨日のプロ奢の記事が良い。
そうなんだよな。
1人で、自分と向き合うことは宇宙に迷い込むことに似てる。
10年間それを繰り返してきたけど、
なんの成果も!!得られませんでした!!
プロ奢が繰り返し言っていることに
「とにもかくにも、新しい人と関われ」
があるけども、
その「新しい人と関わることが出来ない」人に向けて詳しく言及しているのが若新だ。
新しい人間関係を作るのにプロ奢が運営しているサークルはこの世のどこよりも敷居が低く、実際僕はそこで親友ができたわけだが、実はのほほんとそこのコミュニティにいたわけではない。
他にもイベントバー界隈という謎の格安コミュニティバーみたいなところにも顔を出し知り合いを広めた。
僕は割と切羽詰まっていて、必死だった。
それはプロ奢の記事の冒頭にあることを痛いほどに感じていたからだと思う。
実際ここまでの解像度はなく、僕はただ
「今までどこにも僕の居場所はなかった。もう贅沢言わない、頼むから、どこでもいいから居場所が欲しい。」
と思っていた。
でも、実際は違った。
贅沢は、言ってもいいのだ。
要望を吐き出して、今まで頭の中で積み重ねてきた「理想の友達」を押し付けてもいい。
なぜなら、一人で生きてきた僕にとって、その理想こそが世界の全てで、
その世界以外は受け付けられないから。
それは贅沢ではなく、「最低条件」だった。
大切なのは、それで良いと割り切ることだ。
そしてその条件を求めたときに、
「うるせぇばーか」
と笑ってくれる友達が欲しかったのだ。
そうやって僕の理想をうんうん、と聞いてくれて
「いや、押し付けてくんなしwwwうざwwwww」
と、理想をブチ壊してくれる強さを持つ人と出会うことで、
僕らは少しずつ凝り固まった頭が解きほぐれていく。
居場所なんて探さなくていい。
たった1人だけでよかった。
僕らは弱い。
そして、一人では強くなれない。
強くあれない。
だから、強さを委託する。
弱いままでいい。
でも、ずっと弱いままでは嫌だ。
今は弱くていい。
今を凌ぐには、外付けの強さに頼るしかない。
そして、人に頼るには、なんでも開示していくしかない。
ゴミを市場に晒していれば、価値が生まれる、ことがある。
(動画1分)
僕はプロ奢について書いたなんの価値もない文章を瓶に詰めてインターネットの海に流した。これが、一番最初のゴミ。
ボトルメールを受け取った、たまたま同じ野球好きで運動好きの身体意識オタクで活字好きの(比較的)時間にゆとりのある人が、「こいつは面白そうだ」と感じてくれたことがきっかけで今の僕はある。
(ちなみにプロ奢には秒で見つかった。)
ちょっと露出の高いビキニを市場に晒せば、この人はこれだけさらけ出しても攻撃してこない、という人がみつかる。
その人めがけて、裸になればいい。
その為には、頼り、甘えることが必要だ。
伝えずらい感情こそ開示する。
そうやって、何度も喧嘩しては仲直りした。
ちなみにこういう人間味を語らせると若新の右に出る者はいない。
(動画30分)
その最初の1人を見つけられれば、そこから人生が始まっていく。
僕がそうであったように。
ふたりになれば、ひとりになれる。
ひとりになれたら、無敵だ。