磯野研(Isono Revitalizing Office合同会社代表・中小企業診断士)
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第3章 伝統工芸に出会う ~工芸ってなんだ?~
中小企業支援の現場では補助金など、悩ましい施策も多くあります。
しかし、いよいよ伝統工芸に出会うのです。ようやく記事も本番!
1.伝統工芸を知る滋賀県には3つの国指定伝統的工芸品があります。彦根仏壇・近江上布・信楽焼です。彦根商工会議所でのお仕事の1つに、彦根仏壇の有志で作られたグループ、ナナプラスの支援がありました。
おそらく、読者の皆さまのご自宅でも、仏壇がない方が多いのではないでしょうか
第2章 コンサルタントが事業者になるメリット・デメリット ~補助金漬けの中小企業支援~
中小企業診断士の代表的な仕事と言われている補助金支援。中小企業支援の現場にいると、これが結構な矛盾を生み出していることに気づきます。そこから自分のビジネスを始めようと思った経緯を書きました。
1.商工会議所で待っていた仕事中小企業診断士になった私が勤めたのは滋賀県・彦根市にある彦根商工会議所です。商工会議所と商工会、似た組織がたくさんあって区別がつきにくいのですが、こんな感じです。
それなりに
第1章 その2 36歳で中小企業診断士になったものの・・・仕事を始める
学生からいきなり起業というのは難しいものです。
そのため、多くの場合、いったん就職ということになります。自分自身がそんなに立派な勤め人だったかというと、とてもそんなことはありません。確実にできが悪い部下だったのではないかと思います。ただ、会社の居心地が良ければ独立など考えなかったのも事実です。
人生100年時代を迎え、弱みを強みに変える人生設計が必要なはずです。
1. 普通の仕事を始める当時私が
第1章 その1 36歳で中小企業診断士になったものの・・・何がなんでも自分の納得する居場所をつくる
結局のところ、自分と大切な人の居場所を作るためあれこれ動くことで、道が開けるのではないかと思うのです。余程の天才でなければ、学歴はあった方が人生の修正がききやすい。良く言われるように、点と点が後からつながるような人生にしたいものです。
1. 出身がわからない(大学院まで)出身はどこですか?という質問に結構困ってしまう方っていませんか?
私はそのパターンです。両親が転勤族だったというわけではあり
第0章 夫婦で販路ゼロから始めた小さな越境ECで、ロンドンに出店する話
1.自己紹介こんにちは。滋賀県で伝統工芸作品の越境ECサイトを運営している、磯野研と申します。
皆さま、金継ぎという工芸をご存じでしょうか?日本でもちょっぴりブームになっていますが、割れてしまった器を接合して、金粉などで割れ目を加飾した工芸品です。日本由来の工芸で、室町時代以降、茶の湯の文脈で発展してきました。伝統的な手法では接合に漆を用います。
私たちはThe kintsugi Labo JA