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福祉・介護の住環境、空き家対策・活用、地域活動、立川・国分寺

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認知症と診断されてからでは「住まいの活用」が困難になる。家族が元気なうちに「空き家にしない」「老後ライフプラン」について考えていこう!このような啓蒙活動をしています。
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#賃貸

住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例①〜

住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例①〜

先日、空き家活用についての相談が寄せられた。今回のケースは、一般的にも多いイメージがあるので担当スタッフとのやり取りも交えながら書きたいと思います。

「相談内容」
・相続で取得した戸建てを所有している
・塗装リフォームの訪問販売会社から頻繁に営業を受けている
・解体するか売却しようか、またはリフォームして貸した方が良いのかなど悩んでいる
・空き家(実家)所在地は首都圏
・管理している方は遠方で持

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住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例②〜

住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例②〜

前回に続き、空き家相談の実例を紹介します。今回の実例は依頼主とのやり取りを交えながら書きたいと思います。
※所有者・相続人ではない親族からの相談実例

※前回の実例①

〜背景・相談内容〜
●1年ほど前に義父が亡くなり相続で取得した戸建てを所有、現在は空き家(築21年)
→義母の単独名義、首都圏郊外
●義父が亡くなり、義母は依頼主の自宅近くにある施設に入所(依頼主は長女の夫)
●依頼主は所有者の義

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〜高齢者の賃貸について考える〜

〜高齢者の賃貸について考える〜

売買VS賃貸との話題は尽きない。
そのたびに、専門家のポジショントークと揶揄されたり、ポータルサイト側の仕掛けだと言われたりと、、、
コメント欄へ投稿している件数や賛否について見ていると、この議論?話題?はまだまだ続いていくのだろうと思う。
メディアとしたら鉄板ネタですからね、、

さて、
「高齢者の賃貸について」実はこの話題にも通ずる部分があると思ったので、私の実務経験や見解を書いていきます。

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住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例③〜

住宅営業にFPを勧める理由〜空き家相談の実例③〜

空き家相談の実例も3回目になったが、今回の実例は2拠点生活〜移住〜空き家といったフルコースのような相談でした。

このような相談ケースは、今後も増えていきそうな気がしています。
今回の相談者は、空き家所有者(父)の娘さん^_^

〜背景・相談内容〜
⚫︎父から、定年を迎えたので現役時代に購入していた住宅(関東近郊の別荘地)を拠点として、生活をしていきたいと言われている

⚫︎相談者(娘)は空き家に

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〜居住支援と空き家の関連性〜

〜居住支援と空き家の関連性〜

今後、さらに話題になってくるであろう居住支援事業と空き家対策の関連性について

居住支援事業には、必ずといって良いほど「住まいの提供」の在り方が議論になってくる。
なぜなら、入居者目線で取り組むことももちろん大事なことなのだが、住まいを提供してくれる大家さんや仲介に入る不動産会社または管理会社の協力が必須であるからだ。

増えていくであろう「空き家所有者」へのアプローチは、自然な流れではないだろう

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〜空き家の利活用〜

依頼を受けたリフォーム会社の方か

ら声をかけていただいたので、一緒

に現地調査へ行くことに♪

築58年の木造2階建。数年前から、

誰も住んでいない空き家とのこと。

先日、noteに書いた空き家・空き店舗と築年数の差は2年

また、書こうと思います♪

〜空き家活用の一つ~シェアオフィスとは!?

〜空き家活用の一つ~シェアオフィスとは!?

「シェアオフィス」を流行りや新しい形態という表現は古いだろう。
今では当たり前に使われるようになり、起業を考えた際に「シェアオフィス」を検討したという方も少なくはないと思います。

出典:シェアハウス専門ジャーナル

約10年ほど前に「テラスハウス(通称:テラハ)」がテレビ放送され、それをきっかけにシェアハウスという形態は世間に周知されることとなったのではないかと記憶している。

さて、、、
様々

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