坂東さしま

関東のどこかに在住。文章書き。 ひょんなことから文章を書き始め、小説にも手を出しました…

坂東さしま

関東のどこかに在住。文章書き。 ひょんなことから文章を書き始め、小説にも手を出しました。 各小説はマガジンでまとめております。

マガジン

  • 【長編現代和風ファンタジー】神社の娘

    「俺も悪神倒しの仲間にいれてください!」 日本のどこにあるのか分からない不思議なとある村。 刺激のない平凡な日々を過ごしていた高校生の橘平は、雪の夜、森の近くで村の神社の跡取り娘・桜と出会う。 危険を冒してまで暗い森を目指す彼女の目的は、大切な人たちのために「悪神」を消滅させることだった。 橘平は桜から村に封印される「悪神」の存在、そして村の「おかしさ」を知り、自身も桜とともに悪神の謎を探ることを決意する。 大切な人たちのために自分を犠牲にしてまで頑張る桜。 大好きな人たちを守るために他人と距離を置く向日葵。 美しい見た目と面倒な性格で苦労する葵。 将来の夢も好きなモノもない橘平は、彼らの姿に、生きることの意味や自分に欠けている感情を見出していく-。 村に伝わる不思議な力を操る桜たちと、普通に見えてちょっと変わった特技を持った少年が織りなす現代和風ファンタジー。

  • 【短編小説全12話】私と僕と夏休み、それから。

    初めて投稿した短編小説です。 【あらすじ】 地元の高校に通う高校1年生の中村キコは、同じクラスで同じ委員会になった男子生徒から、突然「大っ嫌い」と言われる。しかし、なぜそう言われたのか、全く見当がつかず…。

記事一覧

需要あるかな、カラオケワークショップ?-歌が上手くなりたい人はどれだけいるのか

パーソナルカラーワークショップを開いてみて、「カラオケワークショップ」ってのはどうだ? なんてことを考えました。 歌うことは好きでして、学校には行きませんでした…

1

パーソナルカラー診断を使ってお悩みをちょっとでも解消してあげられたら、と思う。

某日。 数名の女性たちとワークショップ形式でパーソナルカラー診断をやってみました。 意外と、色選びのお悩み多いんだなあという印象。 私も迷ってました。今も迷いに迷…

2

ウェブ小説って、パソコンからの閲覧が多い?

こんばんわ、あるいはこんにちは。 坂東です。 小説家になろうさんに長編投稿を始めて約2か月が経ちました。 いままでウェブ小説というものは、「スマホの読み物」だと…

6

伝わらない!(女性二人用短編シナリオ)

   保護者会後の小学校の空き教室。    PTA会長の佐藤とPTAに入会しなかった鈴木が向かい合って座っている。 佐藤「改めまして、南小学校PTA会長の佐藤です。初め…

坂東さしま
12日前
3

【短編シナリオ】お姉ちゃんと私の仕事

   広くてきれいな総合病院。その院内カフェ。 妹「お姉ちゃん、今日は病院付き合ってくれてありがとね」 姉「当り前じゃない。たった一人の妹のためなんだもの。でも…

坂東さしま
13日前
2

パーソナルカラー簡易診断してみたー色への挑戦のきっかけになったらいいな

パーソナルカラーアドバイザーなる資格を昨年取りまして。 理由は色に興味があること、自分自身が色迷子だったこと。 かといって、その知識を自分のファッション以外に使…

坂東さしま
2週間前
4

【小説】神社の娘(第41話 妨害と桜)

●第4章 妨害と桜  ざっ、ざっ、ざっ。  早朝から、お伝え様の広い境内に竹ぼうきの音が響く。  休日の早朝、桜は境内を掃除する。特に春休み、夏休みなどの長期休…

坂東さしま
2週間前
6

朝の始まり、テレビ体操!

#日々の大切な習慣 実は(?)毎朝、N○Kのテレビ体操をしています。 Eなテレビの6:25からの番組です。 昨年の秋ごろから始めたので、半年以上続いている習慣です。 …

坂東さしま
2週間前
2

【小説】神社の娘(第40話 インスタントラーメンに憧れて)

「あはははは、それで野宿う!?ウケる!!」  古民家に向日葵の高い笑い声が響いていた。話題の中心の橘平はうううう、という苦い顔だ。 「いや、テント借りるからキャ…

坂東さしま
2週間前
3

歯のメンテ―身近で簡単な健康習慣

#日々の大切な習慣 人それぞれあるかとは思いますが、私は 「歯のメンテ」 です。 当たり前の習慣かもしれません。 けど、この当たり前が体の健康にもつながっている…

坂東さしま
3週間前
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【小説】神社の娘(第39話 春の大駆除見学会-神秘系美人の応援で退治編)

 私たちにこんな恐ろしい怪物、倒せるの?  高校生以上の学生有術者、普段妖物に対峙することのない社会人有術者は、一人を除いて、皆が同じことを考えていた。  今、…

坂東さしま
3週間前
5

【小説】神社の娘(第38話 2回目のゲロも君が受け止めてくれたんだ…)

「本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当に…」 「いやもういいから、済んだことなんだし」 「だめよ、あお君!優しすぎるわよ!」  二宮向日葵は…

坂東さしま
3週間前
4

笑顔の素敵な人になりたい!!

#なりたい自分 小さいころ、いろいろな夢がありました。 今だってかなえたいことはありますが、 「なりたい自分」 って何かなあと考えると、 「笑顔」 これが浮かんで…

坂東さしま
3週間前
6

創作仲間を見つけたい!

一人こつこつ小説を書き始めて数か月。 周囲に話していないため、一人で黙々。 「同じ創作者の人と話してみたいなあ」 という欲が出てきました。 しかし、どこに行けば…

坂東さしま
3週間前
3

【小説】神社の娘(第37話 アニメも社会も裏を読め)

 ついに、プラモデルを、作る。    桜はニコニコ顔で午前中から寛平の家にやってきた。桜は寛平のしっかりした指導の下、クラシカ・ハルモニの主人公機体を組み立ててい…

坂東さしま
3週間前

【小説】神社の娘(第36話 身一つで立つ場所)

 橘平は午前中、ゆるーく陸上部の練習があった。  それを終えてスマホを見ると、向日葵からメッセージが入っていた。 〈今日の稽古、葵くるよ~!!〉  これを見てす…

坂東さしま
3週間前
2
需要あるかな、カラオケワークショップ?-歌が上手くなりたい人はどれだけいるのか

需要あるかな、カラオケワークショップ?-歌が上手くなりたい人はどれだけいるのか

パーソナルカラーワークショップを開いてみて、「カラオケワークショップ」ってのはどうだ?

なんてことを考えました。

歌うことは好きでして、学校には行きませんでしたがクラシックな歌を習ったり、独学で発声だのなんだのを勉強したり。音楽系部活で朝から晩まで汗を流したり。直接関係あるかわかりませんが、表現とは、みたいな本もよく読みました。

ということは経験してきまして。
音痴ではないです。
多少は歌え

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パーソナルカラー診断を使ってお悩みをちょっとでも解消してあげられたら、と思う。

パーソナルカラー診断を使ってお悩みをちょっとでも解消してあげられたら、と思う。

某日。
数名の女性たちとワークショップ形式でパーソナルカラー診断をやってみました。

意外と、色選びのお悩み多いんだなあという印象。
私も迷ってました。今も迷いに迷ってます。

だからこそ、なんでもいいから、悩みを解決はできるかわかんないけど、ヒントになるようなことはできないだろうか…。

と感じました。

外見なんて、という意見もあるかもしれませんが、外見だって大事です。

もっと勉強して、誰か

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ウェブ小説って、パソコンからの閲覧が多い?

ウェブ小説って、パソコンからの閲覧が多い?

こんばんわ、あるいはこんにちは。
坂東です。

小説家になろうさんに長編投稿を始めて約2か月が経ちました。

いままでウェブ小説というものは、「スマホの読み物」だと思っておりました。
勝手なイメージといいますか、不勉強でお恥ずかしいのですが、ウェブ小説自体をほとんど読んだことがなく、投稿を始めました(書籍化された、紙媒体でなら読んだことがあります)。

また、周りの友人らもスマホ読者勢でしたので、

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伝わらない!(女性二人用短編シナリオ)

伝わらない!(女性二人用短編シナリオ)

   保護者会後の小学校の空き教室。

   PTA会長の佐藤とPTAに入会しなかった鈴木が向かい合って座っている。

佐藤「改めまして、南小学校PTA会長の佐藤です。初めまして」

鈴木「初めまして鈴木です。どのようなご用件でしょうか、仕事の時間もあるので…」

佐藤「では単刀直入に。なぜPTAに入らなかったのでしょうか?」

鈴木「…全く活動に参加できないのに、入会してもご迷惑かと思いまして」

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【短編シナリオ】お姉ちゃんと私の仕事

【短編シナリオ】お姉ちゃんと私の仕事

   広くてきれいな総合病院。その院内カフェ。

妹「お姉ちゃん、今日は病院付き合ってくれてありがとね」
姉「当り前じゃない。たった一人の妹のためなんだもの。でも本当に良かった~再検査異常なしで!」
妹「うん、ほっとした。昨日まで怖くて眠れなかった。大きな病気が見つかったらどうしようって」
姉「あんた独身だから、ほんといつも心配してるのよ私」
妹「ありがとう。父さんと母さんには心配かけたくないから

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パーソナルカラー簡易診断してみたー色への挑戦のきっかけになったらいいな

パーソナルカラー簡易診断してみたー色への挑戦のきっかけになったらいいな

パーソナルカラーアドバイザーなる資格を昨年取りまして。
理由は色に興味があること、自分自身が色迷子だったこと。

かといって、その知識を自分のファッション以外に使ったことはなく。
友人相手に一対一で簡易診断はしましたが…。

ほかにも色彩検定やカラーコーディネーターも取るには取りましたが…
やっぱ、せっかく取ったし、誰かのお役に立てるなら使いたいな。

ということで、ドレープは持っておりませんが、

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【小説】神社の娘(第41話 妨害と桜)

【小説】神社の娘(第41話 妨害と桜)

●第4章 妨害と桜

 ざっ、ざっ、ざっ。

 早朝から、お伝え様の広い境内に竹ぼうきの音が響く。
 休日の早朝、桜は境内を掃除する。特に春休み、夏休みなどの長期休暇になると毎日だ。ラジオ体操のようなものである。

 掃除しながら桜はふと、「大事なもの、隠したいものってどこに隠す?」ということを考えた。
 蔵とか物置とか、金庫とか鍵付きの机とか?裏山に穴を掘ったり?
 神社なら大事なものこそ、神様

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朝の始まり、テレビ体操!

朝の始まり、テレビ体操!

#日々の大切な習慣

実は(?)毎朝、N○Kのテレビ体操をしています。
Eなテレビの6:25からの番組です。

昨年の秋ごろから始めたので、半年以上続いている習慣です。
まさか、こんなに続くとは思っていませんでした。

運動不足を感じていたのですが、毎日激しい運動はできないし、気軽にできることはないか、と探していました。

ちょこっと何とか、もありますが、家から遠くて。

その時思い出したのがラジ

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【小説】神社の娘(第40話 インスタントラーメンに憧れて)

【小説】神社の娘(第40話 インスタントラーメンに憧れて)

「あはははは、それで野宿う!?ウケる!!」

 古民家に向日葵の高い笑い声が響いていた。話題の中心の橘平はうううう、という苦い顔だ。

「いや、テント借りるからキャンプっす、キャンプ!」
「私はどっちでもいいけど、楽しそうだからぜひ参加したくって。それで、お父さんたちになんて言おうかなあって。ひま姉さんのところに泊まる、でいいかな」
「えー、一人で野宿したいんだー、とか?」

 それは流石にダメだ

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歯のメンテ―身近で簡単な健康習慣

歯のメンテ―身近で簡単な健康習慣

#日々の大切な習慣

人それぞれあるかとは思いますが、私は

「歯のメンテ」

です。

当たり前の習慣かもしれません。

けど、この当たり前が体の健康にもつながっている。

昔、知人から聞いた話が忘れられません。
「虫歯菌が内臓にダメージを与える」

知人の知っている方は、虫歯菌が心臓を…

ひい!

お口の疾患は、お口で完結すると思っていた私は、体の奥から恐怖を感じました。

その方は体が弱っ

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【小説】神社の娘(第39話 春の大駆除見学会-神秘系美人の応援で退治編)

【小説】神社の娘(第39話 春の大駆除見学会-神秘系美人の応援で退治編)

 私たちにこんな恐ろしい怪物、倒せるの?

 高校生以上の学生有術者、普段妖物に対峙することのない社会人有術者は、一人を除いて、皆が同じことを考えていた。

 今、彼らの目の前にいるのは、通常の2倍はあろう体躯、異常に大きな犬歯、いや牙を持つ土佐犬型。ハスハスの呼吸もよだれも2倍だ。

 その一人とは一宮桜である。彼女はこれより強大な鬼のようなバケモノと出会っているし、この程度で弱気になっていられ

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【小説】神社の娘(第38話 2回目のゲロも君が受け止めてくれたんだ…)

【小説】神社の娘(第38話 2回目のゲロも君が受け止めてくれたんだ…)

「本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当に…」
「いやもういいから、済んだことなんだし」
「だめよ、あお君!優しすぎるわよ!」
 二宮向日葵は酒で大失敗したことを、早朝から被害者に土下座謝罪していた。
 葵に酒を飲ませたところまではしっかり覚えている。その先がもう、はてな。

 樹は5時頃に葵の住む古民家にやってきた。そのことは昨夜の電話で聞いていたので、葵もその頃に起き、樹を

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笑顔の素敵な人になりたい!!

笑顔の素敵な人になりたい!!

#なりたい自分

小さいころ、いろいろな夢がありました。

今だってかなえたいことはありますが、
「なりたい自分」
って何かなあと考えると、

「笑顔」

これが浮かんできました。

いつも笑顔でいる人になりたい。

その理由は、笑顔が素敵な人と会っているほうが楽しいから。
私も、会って楽しい人になりたい。

その方が私も相手も嬉しい!

さて、そのために何ができるか。

●気分をよくする
●まず

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創作仲間を見つけたい!

創作仲間を見つけたい!

一人こつこつ小説を書き始めて数か月。

周囲に話していないため、一人で黙々。

「同じ創作者の人と話してみたいなあ」

という欲が出てきました。

しかし、どこに行けば会えるのか。

Xやnoteなどで同じ文字書きさんと繋がっていくしかないのだろうか…

とりあえず、サークルアプリを登録してみました。
もしかしたら、似たような人は…

うーん。
お茶会が多いですかねえ、という印象。
読書会はちょこ

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【小説】神社の娘(第37話 アニメも社会も裏を読め)

【小説】神社の娘(第37話 アニメも社会も裏を読め)

 ついに、プラモデルを、作る。
 
 桜はニコニコ顔で午前中から寛平の家にやってきた。桜は寛平のしっかりした指導の下、クラシカ・ハルモニの主人公機体を組み立てていく。

 橘平は横でずっと見ている。

 のもヒマなので、久しぶりに絵を描き始めた。組み立てに夢中の祖父と桜をモデルに、鉛筆でさらさら、すらすらと。

 少し前まで、この家で女の子の孫たちと暮らしていた祖父はきっと、桜をその子たちと重ねて

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【小説】神社の娘(第36話 身一つで立つ場所)

【小説】神社の娘(第36話 身一つで立つ場所)

 橘平は午前中、ゆるーく陸上部の練習があった。

 それを終えてスマホを見ると、向日葵からメッセージが入っていた。

〈今日の稽古、葵くるよ~!!〉

 これを見てすぐ、橘平は〈すっごくワクワクする!〉と、桜にメッセージを送った。桜も行きたくて仕方なかったが、今日までは妹の面倒を見ることになっていた。また辛さを味わう。

〈橘平さん!!動画撮ってきて!!〉
〈りょーかい!〉

「アオちゃん、ここ最

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