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需要あるかな、カラオケワークショップ?-歌が上手くなりたい人はどれだけいるのか
パーソナルカラーワークショップを開いてみて、「カラオケワークショップ」ってのはどうだ?
なんてことを考えました。
歌うことは好きでして、学校には行きませんでしたがクラシックな歌を習ったり、独学で発声だのなんだのを勉強したり。音楽系部活で朝から晩まで汗を流したり。直接関係あるかわかりませんが、表現とは、みたいな本もよく読みました。
ということは経験してきまして。
音痴ではないです。
多少は歌え
【小説】神社の娘(第48話 誕生日と正月とクリスマスと夏休みが一気にきた新学期)
新学期が始まった。
橘平は二年生に上がったが、学校環境に特に変化はない。変化があったことなんてあったかも、定かではない。小1から同級生はみな一緒。変わるのは学年と教室と担任と勉強の内容と…それはそれで大きな変化ではあるけれど。
時間のあると思っていた春休みはあっという間だった。夏休みはやっぱり短いけれど、春休みはもっとだ。この間の大きな収穫と言えば、鳥居を発見したことだろう。
桜曰
パーソナルカラー診断を使ってお悩みをちょっとでも解消してあげられたら、と思う。
某日。
数名の女性たちとワークショップ形式でパーソナルカラー診断をやってみました。
意外と、色選びのお悩み多いんだなあという印象。
私も迷ってました。今も迷いに迷ってます。
だからこそ、なんでもいいから、悩みを解決はできるかわかんないけど、ヒントになるようなことはできないだろうか…。
と感じました。
外見なんて、という意見もあるかもしれませんが、外見だって大事です。
もっと勉強して、誰か
【小説】神社の娘(第47話 大人気ロボットアニメ鑑賞会ファイナルシーズン)
八神の山で見つけた鳥居のこと。
桜は橘平、優真と解散してからすぐ、向日葵と葵にメッセージを送った。
二人にも、今すぐ見てもらいたいけれど、土曜は向日葵が出勤、日曜は葵が出勤。なかなか二人がそろわない。
加えて次の土日は桜まつりである。
来週は桜も葵も練習で忙しい、学校は新学期が始まってしまうしで、「とにかく、桜まつりが終わってから」ということになった。
そうした中やってきた、春休み最
【小説】神社の娘(第46話 朝陽と鳥居)
慣れない場所。
その上、野外。
橘平は夜と朝の間の時間に目が覚めてしまった。頭も目も冴えて、もう眠れそうにない。隣の優真はスウスヤぐっすりしているというのに。
「…どんな神経してんの…人んちの山で」
朝までテント内を見つめ続けるのも辛いものがあり、そっと外へ出た。3月末のまだ寒さを感じる夜。懐中電灯を点け、少し離れた草むらで用を足した。
戻ると、桜が折り畳みチェアに座っていた。ラン
【小説】神社の娘(第45話 課長代理の電話帳)
「いえーい!うわーまじ楽しみ!」
向日葵がさきいかを食みながら、スマホを見て嬉しそうな声を上げた。
ワインをがぶ飲みしながら葵の筆の持ち方や書き方、態度、この場で酒を飲まない事…とにかくすべてにダメ出しを入れる桔梗が反応する。
「あら何、推しのライブでも行くの?」
葵と向日葵は今、桔梗宅の和室にいる。今日は筆遣いからしてなってない葵を、書道段持ちの彼女がしごいているのだ。向日葵は桔梗
パーソナルカラー簡易診断してみたー色への挑戦のきっかけになったらいいな
パーソナルカラーアドバイザーなる資格を昨年取りまして。
理由は色に興味があること、自分自身が色迷子だったこと。
かといって、その知識を自分のファッション以外に使ったことはなく。
友人相手に一対一で簡易診断はしましたが…。
ほかにも色彩検定やカラーコーディネーターも取るには取りましたが…
やっぱ、せっかく取ったし、誰かのお役に立てるなら使いたいな。
ということで、ドレープは持っておりませんが、
【小説】神社の娘(第44話 野宿に舞い降りたアイドル)
桜が必死に勝ち取り、楽しみで眠れないほどの行事。野宿の日がやってきた。
実際は八神の親戚からテントなどを借りて行う春キャンプである。桜にとっては野宿でもキャンプでも、名前なんてどっちでもいい。友達や同年代と、楽しそうな遊びができることが嬉しいのだ。
家から八神家への道中は、用心に用心を重ねた。バイクの速度は抑えめに、誰も見てないこと、見られても問題ない村民かをよく確認しつつ、八神本家を経由し
【小説】神社の娘(第43話 Genius Idol)
先日、あさひから「桜まつりの土日は私と神社でご奉仕」と聞いていた通り、権宮司の千里から正式に、葵に依頼の電話があった。
職場のデスクで、樹と和やかに昼ご飯を食べていた時の事である。妻のよう子が作ったという漬物を、樹が分けてくれた時に。
一宮の頼みを断れるわけがない。
はい、わかりました。それしか言えない力関係である。また詳しい内容はあさひから聞いてほしい、とのことであった。
葵は通
【小説】神社の娘(第42話 喧嘩上等、I hate you)
遡る事ひと月ほど前の話。
野生動物対策課に一人、有術者が着任することになった。強力になり始めた妖物対策としての、増員である。
しかし誰が来るのか。課長ですら知らなかった。
「今日の午後から出勤なんだけどさ、誰かまで教えてもらえなかったんだよね~。使える子だと定時に帰れるなあ。伊吹君、しばらく面倒みてあげてね」
「分かりました。一体誰が来るんでしょうね。男子か女子か?強いのか?」
そし
【小説】神社の娘(第41話 妨害と桜)
●第4章 妨害と桜
ざっ、ざっ、ざっ。
早朝から、お伝え様の広い境内に竹ぼうきの音が響く。
休日の早朝、桜は境内を掃除する。特に春休み、夏休みなどの長期休暇になると毎日だ。ラジオ体操のようなものである。
掃除しながら桜はふと、「大事なもの、隠したいものってどこに隠す?」ということを考えた。
蔵とか物置とか、金庫とか鍵付きの机とか?裏山に穴を掘ったり?
神社なら大事なものこそ、神様