【小説】神社の娘(第23話 橘平と桜、美味しい唐揚げを作る)
橘平は日曜の朝から、桜、向日葵とともに、村唯一の食品スーパー「だいこく」にやってきていた。
村とはいえ、人口が減りも増えもしないおかげで、意外と人口の多いこの村には一応、小さいながらスーパーがある。今日は街の大型スーパーで、月イチの超特売日があるせいか、弱小スーパーは日曜だというのにさみしさが否めない。
本日は八神家で段ボール開封の儀、の予定であったが、古い本が出てきたことから予定変更。古民家で本の内容発表の日となった。
せっかくなら、ついでに料理教室やっちゃお!と