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【読書メモ】少年と犬
皆さん、こんにちは。今日は私の好きな作家の一人、馳星周の『少年と犬』について紹介したいと思います。これは彼の有名な不夜城シリーズのようなノワールとは異なり、一匹の犬とその犬が出会う人々、そして彼らの周りで展開するさまざまなストーリーを描いた作品です。
物語は東日本大震災後の東北のある町から始まります。主人公の男性は、コンビニの駐車場で賢そうだが少し汚れた犬と出会います。「男と犬」という章では、こ
DANKETSU(団結集会in金沢)
フードアナリストでありインフルエンサーのあすかりんさんが主催するチャリティーイベントに参加しました。能登の復興のために集まってくれた有名シェフが腕を振るいます。ちなみにみなさん、日中は能登の被災地での炊き出しを行い、その後で金沢でイベントの開催です。
立食形式というと、動線が悪かったり料理の取り合いになったりで、空腹のまま帰ることもあったのですが、この会に関しては大満足、お腹いっぱいです。あすかり
【読書メモ】ウソはバレる
皆さんこんにちは。イタマール・サイモンソンとエマニュエル・ローゼンによる著作「ウソはバレる」は、現代向きにソーシャルメディアマーケティングの指針を示しています。インターネットの普及による情報の透明性が高まり、消費者の製品やサービスに対する見方が根本的に変わった現代社会において、企業がいかにして消費者と向き合うべきかを説いています。
従来のマーケティング理論では、ブランドの構築や顧客との絆が成功
【読書メモ】絶滅生物の折り紙
皆さんこんにちは。図書館の棚でひっそりとその存在を主張していた『絶滅生物の折り紙』は、一見するとただの趣味の手引き書のように見えます。しかしページをめくるごとに、この本がただものではないことがわかります。マンモスやドードー鳥、モアなど、この世から姿を消してしまった生物たちが、折り紙という形で蘇ります。もしかするとこの本は、絶滅した生物たちへのオマージュであり、生物多様性の喪失に対する静かながらも強
もっとみる【読書メモ】サブスクリプション
皆さんこんにちは。サブスクリプションモデルは、昨今のビジネストレンドの中で最も注目を集めている概念の一つです。このモデルがどのようにして現代の市場に浸透し、多くの企業にとって不可欠な戦略になったのかを深く掘り下げたのが、ティエン・ツォの「サブスクリプション」です。本書では、サブスクリプションビジネスモデルの基本から、その成功要因、さらにはこのモデルを採用することの利点と課題までを詳細に解説していま
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