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【読書メモ】スラムダンク勝利学

皆さんこんにちは。辻秀一氏の「スラムダンク勝利学」は、スポーツ心理学と自己成長について学べる一冊です。スポーツドクターとしての深い見識を背景に、自己実現のための具体的な手法を示しています。本書は、マンガ「スラムダンク」の魅力的なエピソードとセリフを用いて、目標達成のための心理学的概念を解き明かします。

意識、下意識、セルフイメージの探求

「スラムダンク勝利学」は、主人公、桜木花道が序盤で学んだレイアップシュート「置いてくる」を例に、意識、下意識、そしてセルフイメージの三つの段階を探ります。この過程では、意識的な練習が自然と体に染み込み、結果として行動や考え方に反映されることを説明しています。これは、繰り返しの練習と自己肯定感の構築が、成功への道を拓く鍵であることを示唆しています。

目標達成への理解と覚悟

辻氏は、目標達成のためには理解と覚悟が不可欠であると強調します。個人だけでなく、チーム全体で目標を共有し、それに向かって断固たる決意を持つことの重要性を説いています。これは、スポーツの世界だけでなく、ビジネスや日常生活においても通じる普遍的な原則です。ここでアイキャッチとなる一コマは、安西先生の「断固たる決意が必要なんだ!!」です。

マンガからの気づき

「スラムダンク」のシーンやセリフを引用することで、辻氏は読者に具体的なイメージと感情を提供します。これらの引用は、抽象的な概念をより身近で理解しやすくする助けとなり、読者に「こういうことだったのか」という気づきを与えます。スラムダンクファンにとってはとても読みやすく、自己実現についての気づきを得られ、目標に向かう新たな一歩を踏み出す勇気を得ることができるはずです。

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